減農薬栽培に興味深々。
目指すは自然にやさしいガーデナー。

二度目のお正月

テーマ:ブログ
 こちら関東では春の嵐が夜半より明け方にかけてひどく
 壁に簡単に付けていたオベリスクの支柱が折れ、
 引き剥がされていました…。

まだ強風は続く。そんな今日はお庭とは関係の無い話。
 
 明けましておめでとうございますー。
 イキナリでトチ狂ったと思った方、いっらっしゃいますね。
 
 本日21日は春分の日であり、tombo家では今年二度目のお正月。
 実は主人がペルシア人で、太陰暦なので今日が1月1日になります。
 ダーリンはちょっとヘンな外国人
 しかも時間まで決まっていて、
 今年は午前2時??分(計算がニガテ…)から。
 (日付のみならず時間まで決まっているのは、
 太陽が春分点を通過する時刻を数分数秒にいたるまで
 正確に計っていることに拠るそう。)
 ちなみに今年の日本の春分は17時32分だそうです。
 
 ノウルーズ(新年)といいカレンダー自体が違います。
 
 カンボジアでは、日の出がアンコールワットの建物の
 ど真ん中に上がる日。
 
 インドのタージマハールでもそうでしょうか?
 (分かりませんが雰囲気的に…)

 欧米ではキリストの復活祭、イースター。
 
 とにかく春分の日?と日本では軽く交わされがちな日ですが、
 世界中ではもう大騒ぎ。

 私はイスラムではありませんが…
 
 形だけのイラン流のお飾りの紹介。
 Sのつくものを7つ揃えます。

 ●スィーブ(りんご)…健康と美
  
 ●スィール(にんにく)…魔除け
 ●ソマーグ(赤い粉末状の調味料)…日の出
 
 ●セッケ(硬貨)…富
 
 ●セルケ(お酢)…(元々はワイン)忍耐
 
 ●サブゼ(麦の芽吹き)…再生
 これはオーツ麦、種まきから5日でここまで成長
 
 ●サアト(時計)…本当は別のもの(間に合わせです)
 
 さらに 鏡、ろうそくたて
  …明かりをともした時に鏡に光が映える=光と創造
 
 卵…繁栄
 
 ヒヤシンスの花(開花調節しました)…春の到来
 
 赤い金魚…生命の象徴
 
 読んだ事も無いコーラン(汗)を飾りつけ。
  
 
 大掃除もしないといけないらしいですけど、
 年末やったもーんダメ?
 食器一枚一枚洗うそう。
 オイラはイヤダ
 と私はあまり熱意が無いのですが、お飾りは楽しい。
 
 ちなみにこのお飾りは、13日後にピクニックに持って行き、
 金魚は川に、その他も置いて(捨てて?でしょ?)帰るんだそう…。
  
 現地イランではこれから2週間、超お祭りムードで、
 ご馳走が並べられ、酒ではなく紅茶を飲み、
 酔っ払ったかのように
 毎夜毎夜、家庭では親戚中が集まり、
 ナイトクラブ張りの大音量の中、ダンスが始まる。
 皆、タフガイだ。 

 主人はというと新しい衣類を見につけ、家族と長電話。
 電話中もやっぱり踊ってる…。
 実に楽しそうであり、家族が恋しそうでもあります。

 私の実家の日本の正月は親戚中が改まって集まることがなくなり、
 2時間程で終わってしまうようになりました。
 
 そうそう、みかんを付けて走る車も見なくなりましたね。
 イランのお正月は実に楽しげであり、体力勝負だ。
 
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コメント

  1. 2010/03/21 16:02
    YUMIです~!
    おもしろいお正月ですね~♪
    お正月も日本とは内容が違っていて
    興味深く、読みました~!
    元気じゃないと、お正月を迎えられないですね~!
    体力をつけて、ご主人と
    踊り続けられるようにならなければ~
    最後の写真は、楽譜のようにも見えますね~!
  2. 2010/03/21 19:05
    昔は、お正月の決まりごとをしっかりと行ってから迎えたと思いますが、今は略式です。
    ご主人、決まり事をきっちりと行う事が、家族のつながりでもあり、自分の節度なんでしょうか?
    古き良きことがいっぱいあるのに行わなくなってきている事に・・・反省^^です。
  3. 2010/03/21 20:31
    なんとぉ~~~!
    tomboさんの旦那様がぁ~ 楽しそうぉ~^^
    日本はお彼岸・・・チーン!ですものね
    春分は楽しまなくっちゃ!なぁ~んて文化はないし
    ちょっと寂しい感じですねぇ~
    感謝祭みたいで・・・
    準備も・・・見てると楽しそうぉ~^^
    ちいも踊りたいわぁ~
    その場の雰囲気を楽しみたいでぇ~す^^
  4. 2010/03/21 20:41
    YUMIさん
    暇人なので楽しんでやってます(笑)
    私も正確に調べながら記事を書いたので
    へえ~!?みたいな(ははっ)
    最後の写真はコーランの中、ペルシャ文字で、
    日本の書道の楷書に近いモノなので、
    ほとんど読めません…。
    ホント、よく見ると楽譜みたいですね♪
  5. 2010/03/21 21:00
    さとちゃんさん
    日本でもしっかりと格式を守っているご家庭も
    おありなんでしょうが、自分の正月より
    まじめにやっている私って…。
    日本にいてくれている、私からの償い(?)
    と感謝の気持ち、みたいな感じです~。
    日本のお正月が、国の発展に比例して
    失われて行く事に、残念さを感じます。
  6. 2010/03/21 21:06
    ちいさん
    手作り大好きちいさんなら、きっと、
    とぉ~っても素敵なお飾りになるかも~。
    何年か前に、ノウルーズに帰ったとき、
    パーティー三昧にゲッソリ…
    正直、イランでのお正月はもうこりごり~(笑)。
  7. 2010/03/21 22:35
    春の近付く時期にお正月とは、イメージは雪の舞う日本とは違いますが、新しい芽吹きの時期と考えればしっくりきます。
    イラン流のお飾りも、日本のおせち料理に通じる部分があって興味深いです。「黒豆」で黒くマメに。とか「数の子」で子孫繁栄。とか、そんな感じに近いものを感じます。
    あ、挨拶も「あけましておめでとう」でいいのかな?(^^
  8. 2010/03/22 06:51
    夕姫さん
    芽吹きの季節…なるほど~いい例えですね。
    日本のおせちも、色々意味がありますよね。
    日本の習慣も、主人に聞かれて慌てて調べる…
    といった感じで、日本人として反省すべき点も…。

    挨拶は「新年おめでとう!」みたいな感じです~。
  9. Rui
    2010/03/23 12:46
    何とTomboさん国際派~~。
    いろいろ勉強になりましたぁ。
    とても真面目に宗教的な儀式をやっていらっしゃるんですね。
    ご主人に合わせて尊重してそれらを楽しんでいるTomboさんもいいですね~。
  10. 2010/03/24 09:43
    Ruiさん
    全然まじめじゃないですよ~。お正月だけです♪
    いかんせん私の正月があまり盛り上がらないので…。
    私にとっては遊びのひとつです(笑)

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tombo

小さな庭付きの中古戸建に住み憑き4年目。‘ばら好きおとぼけイラン人‘の主人との微妙に成り立たない会話…。趣味ではバラとハーブを組み合わせたアレンジメント奮闘中!ありのままの自然が大好きです。

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