エクステリアプランナー試験対策
こんばんは。
今週土曜日は、2級エクステリアプランナーの試験ですね。
わが社でも3人受験ということで、仕事が終わった後に勉強しているようです。(たぶん)
試験にプランニングの問題があり、ちょっとアドバイスということでノート2枚分のメモを見せたところ好評でしたので、もし参考になればと思い、掲載してみました。
これはあくまでも、私個人の見解ですので、こんな意見もあるのだというぐらいで聞いてください。
ゾーニングでは前面に道路。道路境界線より家までが8.0mとなることが多いようです。
これは車の駐車スペースとして6.0mの奥行きを確保するため、残り2m部分で植栽スペース等を設けるのに良い距離かと思います。
ここで、駐車スペース幅3m奥行き6mは覚えておいた方がよいです。
また、自転車駐輪スペース1台幅600mm奥行き1800mm。
この場合は自転車の出し入れするスペースとしてうしろに1mは余裕を持たせた方がよいです。
次に門扉ですが、付けるつけないは別として、門扉幅800mmの両開きで1600mmで記載してしまうと柱が入らない(柱を見せない場合は別)ので開口幅は+200mmの1800mmを確保しましょう。
門壁を設ける場合も通常の横ポストを入れる場合として幅800mm必要でしょう。
また、門の配置は玄関の真正面は避け、迂回して入るようにしましょう。
扉を開けた時に外から玄関の靴が見えたら何となく恥ずかしいですよね・・・。
植 栽
自分の得意な樹木があるかと思います。
シンボルツリー に ヒメシャラやハナミズキ
常緑樹に オリーブやシマトネリコ
落葉樹に サルスベリ
などいろいろと思い浮かぶかと思います。木の特徴が書きやすい樹木を選ぶのもいい手です。
和室と洋室の前に植える樹木を変える。
試験問題で玄関の両脇に洋室やリビングと和室の2種類ある場合はそれぞれ違う木を配置しましょう。
和室前・・常緑:ツゲ・キンモクセイ 落葉:梅・モクレン・アジサイ・モミジ
洋室前・・常緑:コニファー(ゴールドクレスト・ヨーロッパゴールド) 落葉:ヤマボウシ、エゴノキ など
配置は常緑3に対して落葉1の割合が緑の多い庭と言われています。
設計コンセプトの記載について
先に記載した、和室前に日本の代表的な樹木。洋室前にはコニファー系を配置し、部屋の雰囲気と庭のイメージを合わせた。というような表現。
春先より順に梅・モクレン・桜・ツツジ・あじさい・サルスベリ・モミジ・サザンカなど季節の移り変わりを感じられる花を植えて、設計コンセプトに季節の移り変わりを感じられるように配置した。など記載するとよいですね。
常緑も、オリーブやシマトネリコなどを選んで、 葉の生い茂らないシマトネリコを植え、陽の光を感じられるようにした。 などと記載するのもいいですね。
家の側面は防犯砂利などの砂利敷きとして。但し防犯砂利と踏み石は一緒に書いては防犯の意味がなくなるのでやめましょう。
家の裏面または正面にスペースがある場合は、ウッドデッキスペースと芝生のスペースを設け、くつろぎの庭と遊べる庭のスペースを配置した。なども記載するとよいでしょう。
また、道路わきに植栽スペースを設けて、街を歩く人に緑や季節感を感じてもらう。というのもよいです。
一度絵を描いてみるとよいです。
定規を使わなくても、フリーハンドでも大丈夫です。
実際私は建築士の試験の半分以上フリーハンドで書いてました。
以上ごく基本的な事柄ですが記載してみました。
あくまでも初心者向けということで見てください。
ヤマが外れた場合は、ごめんなさいです。
2級エクステリアプランナーは外構・エクステリア・ガーデンについて基本的なことを知っていますよ。
という試験であると思います。
あなたに2級エクステリアプランアーという称号を与えるにはこれぐらいは知っていてください。
という試験です。
試験には
”デザイン性は全く関係ありません”
基本事項や根拠に基づかないデザインはやめた方がよいです。
それはお客様に出すものであって(良いかどうかは別として)試験採点者には通用しません。
あと2日。受験される方。頑張ってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。