救命救急の研修

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昨日、近くの消防署であった救命救急の研修に行ってきました。

実は10数年前、職場で先輩が倒れられ、数日後に亡くなるということがありました。
そのときの第一発見者が私でしたが、気が動転してしまい、119の通報さえできないという
有様でした。いつかこのような研修に行かなければと、思っていましたが、やっと実現しました。

もしも、要救助者が目の前にいたら、まずは大丈夫ですか?と声をかけ、意識があるか、
呼吸をしているかなどを確認することが大事だそうです。そして、119に電話する人、AEDを
持ってくる人を指名して、お願いすること。「誰か通報してください。誰かAEDを・・・」と
いうのはダメだそうです。そして、意識がある・ない、呼吸をしている・していないということを
119に連絡することが大事だそうです。救急車がくるまで、平均7分。この7分間に、
心臓マッサージ、人工呼吸、AEDによる電気ショックが行われば、かなり助かる可能性
が高くなるとのことでした。それと、周囲の人に助けを求めること、周囲に運良く医療関係者
の方がいるかもしれませんし、パチンコ屋に行けば、必ず非番の消防署の職員がいます!と
おっしゃってました。

 

AEDは正式には自動対外式除細動器というそうです。2つのパッドを右胸と左の
腹部に当てると、自動的に心電図を解析し、必要に応じ電気的なショックを与え、心臓の
働きを戻すことを試みる機械だそうで、ガイダンス通りにすれば、素人でも適切
な処置ができるように出来ています。ただし、電機ショックを与えれば、れで終わりでは
なく、引き続き心臓マッサージを続けることが大事とのことでした。



人口呼吸は、要救助者が口から血を流していたりしている場合には、必ずしも
する必要はなく、その時は心臓マッサージだけでもいいそうです。



この研修の間にも、「緊急司令です(だったかな)」というアナウンスが流れ、
数名の方が吹っ飛んで行かれました。そのスピードの速かったこと!
消防署の皆さん、お忙しいなかご指導いただきありがとうございました。

研修後、10数年前の件をお話し、どうすべきだったのか、お尋ねしました。
「倒れられたときには、頭なのか心臓なのか、素人では判断できません。
意識がなかったということでしたら、心臓マッサージをするべきでした。」
ということでした。もしも、今後そのような場面に遭遇したならば、この研修
が少しでもお役にたてばなと思います。 

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