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植木のダウンサイジング。

テーマ:・にわしごと
門冠マツのある玄関まわりと、道標型の灯籠が据えられた主庭、二手に別れての剪定作業でした。

わしは主庭のほうにまわり、クロガネモチのダウンサイジングです。

ダウンサイジング前のクロガネモチ
左手のサルスベリの脇に見えているのは、12尺の脚立です。
クロガネモチのボリュームは、遠くから見るとよくわかります。

これを約二メートルほど、高さを下げ、

全体的にしぼって、スリムにしていくわけです。

まずは、切ろうとする部分の枝をそぎ、続いて、クレーンでクロガネモチの頭を吊ってから、

チェーンソーの出番です。

ところが、今朝はちょっと冷えていたせいか、エンジンのかかりがよくありません。

せっかちMAXの親方が、クレーンの横で、まだかまだかという顔をしています。

冷や汗をかきかき、どうにかこうにかチェーンソーを叩き起こして、なんとかかんとか、無事に下ろすことができました。

コンパクトになったクロガネモチ
庭の奥にあるザクロも日当たりが良くなって、来年はたくさん実をつけてくれるといいのですが。
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セリの結果は、二勝二敗。

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秋の大市の日。

ですが、わしはマツ、カシ、ウバメガシ、モミジ、モッコクのある池の庭の手入れの一日でした。

今年の夏の暑さは、どうやら、マツにとっては、とても良かったみたいで、

例年以上にフサフサと繁っていました。

池の庭といっても、数年前、お客さんの要望で、水を抜いて、真砂土で埋められています。

池にかぶさるように植えられた木の手入れは、足場を組んで養生したり手間のかかるものですが、

水面だったところが土になると、一気に仕事し易くなります。

が、やっぱり水があるほうが、庭が呼吸している感じはします。

紅葉するモミジが水面に映るところを、縁側に座って見たいなあ。


で、話は競りへ。
色石のつくばい、写真より実物の方が暗黒色が強いです。
色石のつくばい。寸法は小さくても、口が大きめで、容量もかなりあります。
つくばい二点、予算内で競り落とせました。

市では、ことごとく同じおじさんと競り合いになったらしく、

目を付けていた、もう二点のつくばいは、わしの予定価格を大きく超えて、

そのおじさんに持っていかれたそうです。

残念でしたが、手に入ったつくばい達の嫁入り先を考えると、楽しみになります。

茶室と待屋をつくるために。

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剪定まっさかり、の時期ですが、

その合間をぬって、来年の年明け以降の庭工事に向けての打合せを

進めています。

そのひとつ、茶庭づくりでにぶち当たっています。

まず一つ目、

庭のリフォームなので、今植わっている、庭木のうち、不動のものがあること。

そのため、待屋を建てる場所にやや大きめのシャラがあり、寸法の調整が難しいのです。

ゆったり三人腰掛けるには一間分(約180センチ)欲しいのですが、待屋の屋根の長さを考えると、シャラの幹が障害にになりそうなのです。

150センチ級の待屋を設計していくことになりそうです。

二つ目、

和室が六畳間、なおかつ、本勝手用の炉と逆勝手用の大炉(一尺八寸)、二つ切らなければいけません。

畳が、パズルのように見えてきます。

ご近所トラブルを避ける庭仕事って?

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剪定した葉っぱなどが、隣接するお宅に落ちるような時は、

あらかじめ、お隣さんの了解を得て、掃除に入らせてもらうことになります。

「お隣に落ち葉が入っちゃいけんけん、しっかり切っとってや」というお客さんのリクエストはよくあります。

植栽工事の段階で、特に家の密集する住宅地では、

伸びて大きくなることを想定し、手入れも考慮に入れて植え込むことにしています。

が、場所によっては、周囲の環境ががらりと変わり、

かつて畑だったところに大きなマンションが建ったり、隣のおうちが建てかえられて、以前はよく日が差し込んでいた庭に、隣家の壁が迫っていたり、いろんな変化があるものです。

今日の現場は、一メートルほど段差のある(こちら側が高くなっている)隣家との境界に、イチョウ、ゲッケイジュ、マサキ、ツバキなどが植えられ、足下には、ササやツルニチニチソウがはびこるお庭でした。

しかも、フェンスやブロック塀もない敷地すれすれに植栽が展開し、「生け垣」そのまんま、なわけです。

で、ここのお隣さんに挨拶にいくわけですが、何年か前、

「植木なんか、敷地の中にあるもんでしょ。こんな境目には塀だけにするのが普通でしょ。うちのまわりは塀だけにしてるわよ」
とチクリチクリ言われたことがあるのです。

案の定、今朝も「ゴミが落ちるので、掃除に入らせて下さい」と声をかけましたが、

こちらをチラッと見たきり、あとは黙ったまま、自転車でどこかに出かけていかれました。

午後、自転車で戻られたので、「どうもありがとうございました」とお礼を言ったのですが、

またしてもチラ見の無言でした。

普段から、うちの会社では、隣近所に迷惑をかけそうな現場において、

一、先手をうっておくこと(一言了解を得ておく)。
二、葉っぱが落ちなくなったら、真っ先に掃除しておく。
三、もちろん、きれいにする。

といった、きわめて一般的(だと思う)なルールで作業しているのですが、

今日のようなご近所さんに出くわすこともたまにはあります。

というわけで、「きれいになるねえ」とか「気をつけてやりんさいよ」と声をかけてくれるご近所さんは、ほんと、励みになるありがたいご近所さんなのです。

トリマーかハサミか。カイヅカイブキの場合。

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午前の部、午後の部、二か所の現場を回りました。

カイヅカイブキの段づくりとコノテヒバの生け垣の手入れ、がそれぞれの作業内容となります。

ここで、使う道具の選択となります。

せっかちMAXの親方は、迷わずトリマー(いわゆるバリカンとも言います)を持ち出しましたが、

わしは、木に登って剪定するときはハサミを好んで使っています。

というのも、カイヅカイブキの段づくりで一つずつの玉のシャープな輪郭を際立たせるのは、

ハサミの方がうまくいくように感じるからです(バリカンの腕が足りない言い訳かも)。

ただ、ハサミの切れ味がバリバリに良いことが前提ですが。

そのためにわしは、カイヅカイブキ専用のハサミを用意しています(ステンレス刃です)。

そのかわり、バリカン並のスピードでハサミを動かさないと、作業時間がかかって、親方から「はよせーよ」の声がかかるので、この涼しい気候でも、汗だくです。

午後のコノテヒバは、バリカンでいくつもりだったのですが、40センチ(お客さんの要望です)ほど高さを下げることになり、ハサミとノコギリ使用でした(ちょっと手間を食います)。

結局「おーい、だんだん上がっていきよるど」、「まっすぐせえよー」と親方からやーやー言われつつ、どうにかこうにか、無事完了しました。

手間をかければ、間違いなくきれいになるはずですが、時間をかけると親方ににらまれることになるし・・・。

究極のジレンマです。



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プロフィール

カープモンチッチ

己斐の猿飛えっちゃん

☆えっちゃん (わし)
昭和50年11月生まれの35歳

植木と「ズッコケ3人組」のふるさと広島市己斐の町に生まれ育ち、この道ようやく11年目の植木職人です。
三度のメシよりも、春の芽吹きとポンプ操法が大好き(それからかみさんも、ね)。
ハードボイルドにあこがれ、人生は芸術だと粋がっていたものの、いつの間にやらリラックマに囲まれたわが家で暮らしてます。
と言いながらも、スピード&丁寧さという一見相矛盾するテーマと日々格闘しながら、グリーンワークに励んでいます。

☆miwa (かみさん)
昭和53年3月生まれの32歳

ガーデニングは初心者ながら、主人(えっちゃん)の影響でブログデビュー。日常生活のあれこれを、気の向くままに、書いていきます♪最近の目標は、デジカメを上手に撮ることと、子供を授かることです☆

広島市の造園エクステリアはグリーンマン

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