東南角地、木にとってもいい環境。
テーマ:・にわしごと
2010/10/14 20:29
今夏の猛暑の影響が全くなかったようなお庭の手入れに入りました。
今日、明日の二日間できれいになる予定です。
ここのお宅は、玄関アプローチをはさんで東西に庭が展開します。
西側には、三メートルほどの高さのカシに囲まれた、和風の庭。縁側からつくばいまでを飛び石で結んでいるのですが、地面をびっしりと山盛り状態のスギゴケが覆っています。
東側は高さ2.5メートルくらいの赤のハナミズキをメインにハッサクやグミ、カキ、モクレン、ウメなど、果樹を多めに配した庭園になっています。
水やりを欠かさずしてくれること以外にも、この庭の木々が元気な理由があります。
一、やはり日当たり、風当たりなど、庭そのものの立地条件です。西側のカシが強い陽射しをやわらげてくれます。
二、暑さ、乾燥に耐える、大きな柑橘類が日陰を作って、自然と地面の乾燥を防いでいます。
三、地面を覆うスギゴケの保水力、保温力が強い。
この庭では以前ウグイスが巣をつくり、子育てしていたこともあるのです。
自然に近い雰囲気の庭には、鳥たちも集まってくるようです。
今日、明日の二日間できれいになる予定です。
ここのお宅は、玄関アプローチをはさんで東西に庭が展開します。
西側には、三メートルほどの高さのカシに囲まれた、和風の庭。縁側からつくばいまでを飛び石で結んでいるのですが、地面をびっしりと山盛り状態のスギゴケが覆っています。
東側は高さ2.5メートルくらいの赤のハナミズキをメインにハッサクやグミ、カキ、モクレン、ウメなど、果樹を多めに配した庭園になっています。
水やりを欠かさずしてくれること以外にも、この庭の木々が元気な理由があります。
一、やはり日当たり、風当たりなど、庭そのものの立地条件です。西側のカシが強い陽射しをやわらげてくれます。
二、暑さ、乾燥に耐える、大きな柑橘類が日陰を作って、自然と地面の乾燥を防いでいます。
三、地面を覆うスギゴケの保水力、保温力が強い。
この庭では以前ウグイスが巣をつくり、子育てしていたこともあるのです。
自然に近い雰囲気の庭には、鳥たちも集まってくるようです。
三日分のご報告。伐採的な剪定現場にて。
テーマ:・にわしごと
2010/10/11 19:19
年一回のお客さんの庭に入っています。広大です。敷地ぐるり一周の庭です。
この夏の猛暑にも関わらず、勢いが良すぎるほどの伸び方をしている樹種がいくつかあります。
たとえば、アラカシ、ウバメガシ、トチノキ、キンモクセイ、ツツジなど。
その反面、痛みの激しい花木もあります。
それは、サツキ、センリョウ、日当たりのいい場所のツバキ、モッコクなど。
庭の場所によって条件は違いますが、総じて根の浅いものにとっては厳しい夏でした。
さて、伐採的な剪定、ですが、
このたび施主の要望で、庭を囲む生け垣(アラカシ、ホンヒイラギ、キンモクセイなどの混植)の高さを
思いきって下げることになったのです。
もともと12尺の脚立の天場に乗ってハサミを振り回すような高さだったのですが、
それを10尺でも手入れできるくらいの高さに押さえることになりました。
のこぎり、チェーンソーを駆使して切り進み、
切り落とした枝葉が足下を埋め尽くすくらいになったら、それらをさばいて搬出。
その繰り返しで、あっという間に時間が過ぎていきます。
明日も引き続き。
この夏の猛暑にも関わらず、勢いが良すぎるほどの伸び方をしている樹種がいくつかあります。
たとえば、アラカシ、ウバメガシ、トチノキ、キンモクセイ、ツツジなど。
その反面、痛みの激しい花木もあります。
それは、サツキ、センリョウ、日当たりのいい場所のツバキ、モッコクなど。
庭の場所によって条件は違いますが、総じて根の浅いものにとっては厳しい夏でした。
さて、伐採的な剪定、ですが、
このたび施主の要望で、庭を囲む生け垣(アラカシ、ホンヒイラギ、キンモクセイなどの混植)の高さを
思いきって下げることになったのです。
もともと12尺の脚立の天場に乗ってハサミを振り回すような高さだったのですが、
それを10尺でも手入れできるくらいの高さに押さえることになりました。
のこぎり、チェーンソーを駆使して切り進み、
切り落とした枝葉が足下を埋め尽くすくらいになったら、それらをさばいて搬出。
その繰り返しで、あっという間に時間が過ぎていきます。
明日も引き続き。
高圧洗浄vsグラインダー、カギはタンク水量。
テーマ:・にわしごと
2010/10/04 19:55
庭石と石畳を磨く仕事初日、
午前中はマツ、ウバメガシ、サクランボ,カキ、などの手入れ。
昼前からいよいよ「磨き」にかかりました。
で、仕事の流れとしては
一、高圧洗浄で、ひととおり汚れや苔を落とす。
二、それでも石自体の黒ずみが目立つなら、グラインダーで石の表面を削る。
三、細部をワイヤブラシ、刷毛で仕上げる。
といったことを作業員(今日は三人でした)で手分けして進めるわけです。
が、ここで、大きな壁にぶち当たりました。
そもそも「庭石を磨く」というのは、池の掃除やタイル・塀を洗う、といった作業とは異なり、
あまり一般的ではありません(少なくともわしらにとっては)。
そのため、作業する三人(せっかちMAXの親方、勝新太郎似のベテランさん、わし)の役割分担と
はかどり具合がうまいこといきません。
水道の水をタンクにとりつつ、せっかちMAXの親方が高圧洗浄のホース先を担当し、残り二人でグラインダー、ワイヤブラシを駆使して追っかけるようにしてみたものの、20分もすると、タンクの水が尽きてしまうのです。350か500リットルのタンクにしとけばよかったと後悔するばかり。
しまいにはグラインダーとワイヤブラシが先行する箇所も出てきました。
高圧洗浄は仕事がきれいで早いけど、広い範囲にわたると、莫大に水を必要とするんです。
グラインダーとワイヤブラシは手間がかかるけど、滞りなく止まることなく仕事がすすみます。
うさぎと亀みたいなもんですね。
明日はもっとコンビネーションうまく、やっていきたいもんです。
午前中はマツ、ウバメガシ、サクランボ,カキ、などの手入れ。
昼前からいよいよ「磨き」にかかりました。
で、仕事の流れとしては
一、高圧洗浄で、ひととおり汚れや苔を落とす。
二、それでも石自体の黒ずみが目立つなら、グラインダーで石の表面を削る。
三、細部をワイヤブラシ、刷毛で仕上げる。
といったことを作業員(今日は三人でした)で手分けして進めるわけです。
が、ここで、大きな壁にぶち当たりました。
そもそも「庭石を磨く」というのは、池の掃除やタイル・塀を洗う、といった作業とは異なり、
あまり一般的ではありません(少なくともわしらにとっては)。
そのため、作業する三人(せっかちMAXの親方、勝新太郎似のベテランさん、わし)の役割分担と
はかどり具合がうまいこといきません。
水道の水をタンクにとりつつ、せっかちMAXの親方が高圧洗浄のホース先を担当し、残り二人でグラインダー、ワイヤブラシを駆使して追っかけるようにしてみたものの、20分もすると、タンクの水が尽きてしまうのです。350か500リットルのタンクにしとけばよかったと後悔するばかり。
しまいにはグラインダーとワイヤブラシが先行する箇所も出てきました。
高圧洗浄は仕事がきれいで早いけど、広い範囲にわたると、莫大に水を必要とするんです。
グラインダーとワイヤブラシは手間がかかるけど、滞りなく止まることなく仕事がすすみます。
うさぎと亀みたいなもんですね。
明日はもっとコンビネーションうまく、やっていきたいもんです。
庭石、石畳を磨くために。
テーマ:・にわしごと
2010/10/03 20:03
こんなことはめずらしいのですが、
明日の現場では庭石についた苔や汚れを
高圧洗浄機とワイヤブラシを装着したサンダーで
洗い落とす予定です。
お庭の風情という観点からすれば、苔や汚れも、
長い年月を重ねてきた庭の歴史を物語ってくれるようで
人間に例えると、目尻のしわや、赤銅色の日焼け肌みたいに
個性にもなるとは思うんですが。
でも庭も若返りがあってもいいんですよね。
明日、その結果がでます。
その前に、カメラ、なんとかしなくちゃ。
明日の現場では庭石についた苔や汚れを
高圧洗浄機とワイヤブラシを装着したサンダーで
洗い落とす予定です。
お庭の風情という観点からすれば、苔や汚れも、
長い年月を重ねてきた庭の歴史を物語ってくれるようで
人間に例えると、目尻のしわや、赤銅色の日焼け肌みたいに
個性にもなるとは思うんですが。
でも庭も若返りがあってもいいんですよね。
明日、その結果がでます。
その前に、カメラ、なんとかしなくちゃ。