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琵琶湖疎水追いかけて

テーマ:・わしのブログ
3月1日が、植木大市、ということで
今日は、京都旅行の余韻に浸りつつ
続々と品の揃っていく市場で、品定めの一日となりました。

あらかじめ言っておいた方がいいかと思いますので・・・、
本日は、写真15枚のブログとなります 、
( ピントもセレクトも、絞りが甘いかなぁ・・・ ) 。

市にて。
市の松琴亭灯籠
松琴亭の灯籠 ( 毎度の感想ですが、桂離宮行きたかったなぁ ) 。
市の鞍馬ゴロタ石
鞍馬のゴロタ石 ( 京都の高級石ですね〜 ) 。
市の伽藍石
値段次第で、買おうと決心した伽藍石、
( 本日のブログの伏線となる写真です・・・ ) 。

さて、
週末一泊二日で楽しんできました、総勢10名の京都旅行、
行程はというと、
( 当日の朝、初めて教えてもらいました・・・人任せにしすぎ・・・ですね ) 、
一日目
南禅寺・北野天満宮・高雄観光ホテル泊
二日目
天龍寺・亀山公園・渡月橋・太秦映画村

となっていました。

竹林
亀山公園

暖かで、散歩日和です。

ここからが、本題なのですが、
最も印象に残ったのは
( 予定にはありませんでしたが・・・ ) 、

高雄の神護寺 ( こちらはまたいずれブログにできたら ) と

南禅寺そばにある「無鄰庵」なのです。
無鄰庵滝口より
( 前からの憧れだったので、南禅寺とセットで、
とみんなにお願いしました・・・ ) 。

やっぱり庭は、水、と思い知らされます。
まずは、南禅寺にて、琵琶湖疎水を見ます・・・。
琵琶湖疎水下
琵琶湖疎水上
この流れが,「無鄰庵」に引き込まれているのです。
以下、「無鄰庵」での写真です。
無鄰庵滝裏
池泉廻遊式庭園の流れはここからスタートです。

三段の滝口から・・・、
無鄰庵滝口
流れて
無鄰庵池
せせらぎを作り出しています。
敷地内の流れの終点がここ。
無鄰庵水終点
塀をくぐってで、道路の下へ消えていきました・・・。
無鄰庵水外

庭を見ず、水を見た、ような気もしますが、

無鄰庵飛び石
飛び石の打ち方が、勉強になるのです・・・。
ホームベース型も、あり、なのかぁ、などなど。

飛び石の分かれ道に、
無鄰庵伽藍石
冒頭の伽藍石が、あったんですねぇ・・・。

否が応でも、
創作意欲をかきたてられる旅になりました・・・。

また行きたいなぁ・・・。

15枚、お付き合いいただけたこと
感謝いたします。
庭ブロ+(プラス)はこちら

かまど生活を思いつつ

テーマ:・わしのブログ
断続的な雨模様の一日です。

こんな日に ( 現場仕事向きではない天候の日に ) 、
やっておこう、と決めていたのが、

父方の郷里の大掃除、なのでした。

お正月以来となる里帰り ( 1月4日ブログ「安芸灘とびしま海道」 ) でしたが、

島に咲くヤブツバキ

ヤブツバキも咲いて、

島のレモン

レモンはっさくなどの晩柑類も、そろそろ収穫の時期を迎えています・・・。


さてさて、「大掃除」といいますのも、
日頃、空き家の状態の故郷の家 ( 築百年くらいになるのかなぁ ) は、痛みも目立ち、
「そろそろどうにかせんといけんのう」
と父親が考え始めたからなのです・・・。

つまり、

ぼちぼち立て直す時期なのかなぁ、ということなのです。

昔ながらの

島のボイラー

薪で焚くお風呂や ( 現役です ) 、

島のかまど

井戸のある調理場には、かまど・・・。
( さすがに今は使っていません ) 。

「水回り」
いまどきの生活に慣れているわし達には、不便に思えます。

ということで、
時間をつくって、ちょこちょこ家の整理をしていこうとなったわけで、
本日は、軽トラ三車分の処分品を
片付けてきました。

古民具処分品

民芸品にも見えるのですが、
壊れかけなので、目をつむって、ゴミにしました・・・。

「スローライフ」のすばらしさと、

「快適な生活」の便利さを、

重ね合わせることが、できないもんかなぁ、

と考えさせられる一日、でした。

素材の良さって ?

テーマ:・わしのブログ
昨日は、岩崎家ゆかりの庭「殿ヶ谷戸庭園」の
立地条件を生かした作庭に感心した、というお話だったのですが、

( 詳しくは「武蔵野にて落差に感嘆」をご覧ください・・・ ) 。

今日は、盛りこむことのできなかった、
「使っている素材そのものの良さ」のお話です。


まずは、「高級」な「素材」から・・・、

あずまや天井
 「殿ヶ谷戸庭園」の「紅葉亭」の天井部ですが、網代です。
  縁側は、節のない一本物の檜をたくさん使っている、
  というガイドさんのお話もありました。
  となると、天井も高級木材、北山杉丸太ではないかなぁ、
  と推察してしまうのです・・・。


撞球室
 「旧岩崎邸庭園」の「撞球室」 ( ビリヤード室 ) は、
  山小屋風になっています。
  この建物は、天然の栗材を使ってできています。


ミントンのタイル
 おなじく「旧岩崎邸庭園」の
  「洋館」の一階テラスに貼られたタイルは、
  ミントン製とのこと。建物全体で使用されている
  タイル全てがミントンということなのです・・・。


撮影のできない「洋館・和館」内部も,
金唐革紙の壁紙や、桜・樫・欅・紫檀・黒檀を使った
寄木の床 ( じゅうたんに隠れていない部分を見るだけでも「ほほぉ〜」となってしまいます ) など、高級感に満ちた作りでした。



「高級」というくくりにはおさまらない
「素材の魅力」もあります・・・。



やはり和の部分に目がいくのですが・・・、
旧岩崎邸庭園和庭
 「和館」の庭です。石の大きさが全てを
  物語ってくれます・・・。


裏の割れ石
 「和館」の裏をふとのぞいた時に見つけた石です。
  二又の石、とでも言いますか、印象的でした。


ししおどし穴開き石
 「殿ヶ谷戸庭園」のししおどしです。
  輪になった石は、「人の和、人の輪だなぁ」と、
  超個人的感想を抱いてしまいます・・・。


ラストは、「高級」でも「好み」でも計りきれない
純粋な「天然素材」です。


縄文からの湧水

国分寺崖線に古来から湧く「天然水」・・・。

人は、水のあるところでしか、生きられないもんなぁ・・・。
  


武蔵野にて落差に感嘆

テーマ:・わしのブログ
いきなり・・・、
不忍池
不忍池の冬景色、になってしまいますが・・・。

東京に行く機会があれば
ぜひ行ってみたいと思っていたのが、岩崎家ゆかりの庭です。
岩崎家ゆかりの庭看板

そのうちの二カ所、不忍池近くの「旧岩崎邸庭園」 ( 下の写真二枚 )
旧岩崎邸庭園外観
旧岩崎邸庭園庭より

武蔵国分寺にある「殿ヶ谷戸庭園」( 下は芝庭の写真 )
殿ヶ谷戸庭園芝庭
この週末、行ってきました。


本命は( バレンタインデーのことではありません ) 武蔵の方ではなく
かといって厳流島つながり (2月7日ブログ「厳流島に咲くワビスケ」) でもなかったのですが、

庭に関して、
ときめきと感動をたくさんくれた
「殿ヶ谷戸庭園」のご報告が本日のわしのブログの主題であります・・・。

なにに感嘆したかと言いますと、

「殿ヶ谷戸庭園」の「落差」なのです・・・。

庭園に足を踏み入れて、
木曽石の園路
木曽石の石畳に導かれながら芝庭を一周していくと

最終的に、
殿ヶ谷戸庭園池
湧水の溜まる「次郎弁天池」・・・、
殿ヶ谷戸庭園滝組
ポンプで湧水をくみ上げて流している滝・・・、

こんな景色に、出会えるのです。

滝のてっぺんに見えるあずまや「紅葉亭」
殿ヶ谷戸庭園あずまや
芝庭とほぼおなじ高さに位置しています。
そこから眺めると、
あずまやの内より
あずまやより見下ろす
「う〜ん、イロハモミジの紅葉シーズンは、絶品だろうなぁ」
と思わずにいられません・・・。

この高低差 ( 約13メートルだそうです )
がなぜ生まれるのかというと・・・、
国分寺崖線
武蔵野台地野川の境にあたる、
「国分寺崖線」( 崖っぷち、ということですね ) に立地している、からなんだそうです。

フッキソウ、シュンラン、シャガ、クマザザ、エビネ、フクジュソウ、キチジョウソウ、カタクリ・・・、
山野草もそのまま、

縄文時代からの湧水もそのまま、
湧水源

自然の姿を最大限に生かした「庭園」が
「殿ヶ谷戸庭園」なのです・・・。


京都の詩仙堂を思い起こさせてくれる、「ししおどし」に使われている石たちも、
殿ヶ谷戸庭園ししおどし
個人的に、大好きです・・・。

散歩好きな東京の友人に、
「『殿ヶ谷戸庭園』って、そんなに見どころないと思うよ」
と聞いていただけに、

入園料150円、地元のボランティアガイドさんの解説付き
( 現在は日曜11時・14時、四月からは土日祝だそうです・・・ ) の庭園は、

いい意味で、
落差にびっくり、なのでした・・・。



これも新緑かな?

テーマ:・わしのブログ
冬に逆戻りしたような冷たい一日でしたが、

ウメの花ようやく
ハクバイが咲き始め、
ボケの花ようやく
赤のボケも開花して、
そろそろ春の足音が聞こえてきました。

コノテヒバの生け垣
コノテヒバこれから・・・

夏には剪定できなかったコノテヒバもハサミを入れると、
暗緑色から、
あざやかなエメラルドグリーン ( 見方によっては・・・ ) に。

この時期剪定する意義としては、
新緑が生え揃う頃に生き生きとした庭になる、という良さがあります。

新緑、というには、まだ早いのですが、
花から葉へ、という落葉樹とは対照的に、

マキ新緑
ヒマラヤスギ新緑
コノテヒバと同じ針葉樹の仲間たち ( 上がマキ、下がヒマラヤスギです ) は新芽の色で春の気配を感じます。

常緑広葉樹のウバメガシツツジ
ウバメガシ新緑
ツツジ新緑
柔らかそうな秋芽がウグイス色です・・・。

新緑、と呼ぶには、赤いのですが・・・、
キョウチクトウ新緑
アカメ新緑
キョウチクトウ ( 上 ) とカナメの新芽 ( 下 ) も春の色合いです。


せっかちMAXの親方と作業スケジュールを確認したところ、

この時期しておきたい「根回し」の前に、
普段回れない地域 ( 島しょ部です・・・ ) の剪定を来週くらいからすることになりました。

新緑 ( もどき? ) を見つけながら、

根回しや寒肥が、遅れなければ、いいんだけど、

と、

ちょっぴりあせるのでした・・・。
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プロフィール

カープモンチッチ

己斐の猿飛えっちゃん

☆えっちゃん (わし)
昭和50年11月生まれの35歳

植木と「ズッコケ3人組」のふるさと広島市己斐の町に生まれ育ち、この道ようやく11年目の植木職人です。
三度のメシよりも、春の芽吹きとポンプ操法が大好き(それからかみさんも、ね)。
ハードボイルドにあこがれ、人生は芸術だと粋がっていたものの、いつの間にやらリラックマに囲まれたわが家で暮らしてます。
と言いながらも、スピード&丁寧さという一見相矛盾するテーマと日々格闘しながら、グリーンワークに励んでいます。

☆miwa (かみさん)
昭和53年3月生まれの32歳

ガーデニングは初心者ながら、主人(えっちゃん)の影響でブログデビュー。日常生活のあれこれを、気の向くままに、書いていきます♪最近の目標は、デジカメを上手に撮ることと、子供を授かることです☆

広島市の造園エクステリアはグリーンマン

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