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やっときた冬の夕暮れ

テーマ:・わしのブログ
東日本に比べると、やや日の長い西日本ですが、

この時期は広島でも夕方五時を回ると、暗くなります。

冬至まで約二週間、一日の仕事終わりもだんだん早くなってきました。

キクの黄色は輝きます

まだまだ冬というには暖かい昼間 ( 最高気温16℃くらいです ) は、キクの黄色が輝くくらいの日差しでしたが・・・、

宮島方面を臨む

帰宅途中、午後六時ごろには闇に包まれます。

安芸の宮島が遠くに臨める近所の公園にて撮影してみました。


さて、今日は家屋横の通路に、クロガネモチウバメガシモミジ、それにクロマツなどが並ぶお庭の手入れでした。

家の横の通路を庭として

軒近くの立ち木の剪定は、足下の狭さひさしに注意しながらの作業になります。

普段のお庭では、10尺の脚立を使う頻度が一番高いような気がしますが、

こういったお庭では、軒に当たらない8尺の脚立のほうが使い勝手がいい場合が多いかもしれません。

葉を全て落としたモミジ

モミジもほとんど葉っぱを落として冬支度をしています。

葉のない落葉樹を見ると、「冬がやっときたのかなぁ」と感じます。

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知識いまだ足らざるを知る

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滝口にヤマモモのある枯山水、玄関前につくばい、というL字形のお庭の手入れでした。

平日は往来の激しい道路に面しているのですが、

日曜日ということで人通りも少なく、

気兼ねすることなく道路側に12尺の脚立を立てて作業できました。日曜日の仕事の利点だなぁと感じます。

ヤマモモから、枯山水の流れとは逆方向に、玄関前までの植栽の手入れを担当しました。

ハナミズキのある庭、門冠のウバメガシ

電線に枝がかかりそうだったヤマモモ
花芽をたくさんつけたハナミズキ
こんもり繁った斜幹ウバメガシ
みんな状態が良く、安心して手入れできます。


ところで、

玄関脇のつくばいに彫られた「吾唯足知」の意味を
ずっと勘違いしていました。

吾唯足知のつくばい

正しくは「足ることを知る」ですが、「知ることを足る」だと思っていたのです・・・。

「わたしは十分知ってますから、もうこれ以上知らなくていいです」といった内容かな、とひとりで思い込んでいましたが、
せっかちMAXの親方に
「シルヲタルじゃのうてタルヲシルじゃろう」
と指摘されて気付いたのです。

そうか、「われ、ただ、たるを、しる」なのかぁ・・・。

欲張っても切りがない、現状で充たされていると思えば、豊かな気持ちになる、といった解釈なんですね。
なるほど、と思いました。贅沢への戒め、なのでしょう。

ただ、

知識はたくさんあってもいいなぁ、荷物にならないし、

なにより、今日みたいに、間違って覚えたことも、常に新しく
正していきたいですし。

つくばいにしたたる水

つくばいの中が、腐ることなくいつもキレイなのは、
篔から絶え間なくしたたり落ちる水のおかげです。

知識もそうありたいもんです。



これ象の足 ?

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午前の部は昨日から引き続き、前庭の剪定作業、

午後の部は、小ぶりなクロマツと華奢なシダレザクラの小庭の手入れ、および 薬剤散布( マシン油 ) でした。

昨日の風もおさまって、本日は快晴

本日快晴の太田川放水路

太田川放水路の右岸より、市内電車の走る新己斐橋を今朝撮ったものです。

雨霧の太田川河川敷

視界の悪かった昨日の朝とはうってかわって、まぶしいくらいでした。


仕事日和だなぁ、と天気に感謝しつつ、前庭の剪定作業も順調に進みました。

クロガネモチの座る前庭

ヒイラギモクセイの生け垣が、玄関アプローチを仕切るつい立て代わり、になっています。

この前庭にあるのが・・・・・、

象の足のようなクロガネモチの根元

クロガネモチ根元です。

白い幹肌赤い実がかわいいクロガネモチは、成長力も旺盛で、
幹周りが一抱えほどあるクロガネモチの植わった庭も珍しくはありません。

ここのお庭のクロガネモチは太さや、根の張り具合が

ちょうどゾウさんの足のようでした。


日の明るいうちに本日の仕事を終えることができたので、

久しぶりに、うちの会社の看板犬「ゲンキくん」(雑種オス・11歳)の散歩に行きました。

ゲンキくん1

もうすぐ12歳とは思えないくらいの走りっぷりで、今日もゲンキです。

ゲンキくん2

散歩のあと、晩ご飯をもらって、がつがつ食べていました。わしも腹へってきました。


最近は動物写真に、たびたび癒されているので

ゲンキくんもだれかにゲンキをあげてくれるといいなぁ・・・。



横ならびのお付き合い

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今日と明日の予定で、年一回手入れのお庭です。

クロガネモチの座る表庭と、二本の直幹マツが仲良く並ぶ裏庭
初日は裏庭でした。

剪定中の二本松

石類のほとんどないフラットな裏庭にマツが二本あります。

昔から、植木屋さんの世界では、1、3、5などの奇数を使うことが多いので、もしかしたら、以前はこの庭のどこかにもう1本、あるいはもう3本マツがあったのでしょうか。
それとも夫婦マツなのでしょうか。

それはさておき、せっかちMAXの親方のやや高い方を、
わしのマツを担当しました。

が、なにせ二本のマツが接近して立っているので、脚立の立て方、足場の組み方はお互いに邪魔にならないように遠慮しながらの作業です。
(もっとも、気を遣っているのは、わしだけかもなんて思ったりしますが・・・)

剪定を終えた二本松
結果、スムーズに作業は進み、親方もご機嫌でした。
やれやれ、とホッとするわしです。


「並ぶ」、「となり」からの連想になるのですが、
昔ながらの縁台
このお庭の縁側にある、昔ながらの腰掛けです。
束石の上に縁台の足
束石の上に縁台の足。最近の建物では少なくなったような気がしますが、好きなんです、こういうのが。

緑に囲まれた庭で、テーブルに「向き合って」おしゃべりする、のも楽しいひとときですが、

縁側に「隣どうしで」腰掛けて、同じ風景 ( 庭 ) を眺めながら茶飲み話をする、というのも和む時間だなあ、と感じます。

二本並んだマツも庭と家を見守りながら、四季をすごしているのかなぁ・・・。

一人二役のモミジ

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「天気予報、最近よう当たるのぅ」
と昨夜、植木屋友達と話したばかりなのですが、
予報どおり、夕方から本降りです。

今日の手入れ現場は、滝口そばにモミジ、流れの終点にマツ、の
枯山水のお庭でした ( 本日の写真は携帯で撮影したせいか、なんだかボンヤリしていますが・・・ ) 。

枯山水の庭sai

紅葉も終盤、落葉気味の葉をほとんどそぎとってしまいます。

実はこのモミジ、ヤマモミジノムラモミジの枝を接いで、二種類の葉を楽しめるのです。そのため、枝によって枝の伸びが微妙に違って、手入れも枝ごとに少しずつ変えることになります。

イロハモミジとノムラモミジの接ぎ木

紅葉も、赤が濃い枝が、ノムラモミジです。

接ぎ木は、植木を「作る」場合には、頻繁に行われます。

例えば、ヤブツバキ ( 赤 ) に絞りやピンク、白などの枝を接いで、多色のツバキにしたり。ウメやアンズなどでもそうです。
柑橘類などの果樹では、欠かせない手法ですね。

そんな二種モミジに、こんなものが・・・。

モミジにかけられていた鳥の巣

を見て何の鳥か分かるほど詳しくないのですが・・・。
残念なことに、うまく生まれてこれなかったみたいで、
卵は小さな穴が開いて、乾き切っていました。

人の住む家の庭で、命を育む鳥たち。
庭木は生き物みんなにやさしい存在です。
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プロフィール

カープモンチッチ

己斐の猿飛えっちゃん

☆えっちゃん (わし)
昭和50年11月生まれの35歳

植木と「ズッコケ3人組」のふるさと広島市己斐の町に生まれ育ち、この道ようやく11年目の植木職人です。
三度のメシよりも、春の芽吹きとポンプ操法が大好き(それからかみさんも、ね)。
ハードボイルドにあこがれ、人生は芸術だと粋がっていたものの、いつの間にやらリラックマに囲まれたわが家で暮らしてます。
と言いながらも、スピード&丁寧さという一見相矛盾するテーマと日々格闘しながら、グリーンワークに励んでいます。

☆miwa (かみさん)
昭和53年3月生まれの32歳

ガーデニングは初心者ながら、主人(えっちゃん)の影響でブログデビュー。日常生活のあれこれを、気の向くままに、書いていきます♪最近の目標は、デジカメを上手に撮ることと、子供を授かることです☆

広島市の造園エクステリアはグリーンマン

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