まずは草むしりから

いよいよ今日は熊本城マラソンの開催日でした。

6:42の電車でいざ出陣。熊本駅に着いたら、ランナーでゴッタ返していると
思いきや、ほとんどランナーがいません。こんな時はちょっと焦ります。
ちょっと出発の時間が遅かったみたいでした。出発地点の通町筋に行ったら、
凄い人の数です。10000人ですから、多いはずです。スタートは自己申告の
タイムで割り振られ、私は最後から2番目のＥゾーン。しかし、行った時間が
遅かったため、Fゾーンの一番欠でした。



まあいいか。完走が目的だからと、諦めていると、



こんな人が。聞いてみると、「5時間ペースで走ります。キロ7分ペースだから、
きっちり練習している人なら、そんなに難しくないですよ。」というので、
この人に着いていくことにしました。



左となりには、熊日新聞のカメラマンさんが。カメラ持って走るんですか？
と聞けば、コンパクトカメラだと、シャッター切ったときに、写真が撮れないから
ランナーが通り過ぎてしまうので、一眼レフを持って走りますとのこと。



フルマラソンの前に30ｋｍロードレースがスタート。もの凄いスピードで走り
抜けていきました。こちらはオリンピック出場が有望視されている宇賀地選手
が優勝しました。途中でも、すれ違いましたが、ホントビックリするスピード
でした。

いよいよスタート。前に進まないことは、予想していましたが、まったく進み
ません。



今回のスタートは直線に並ぶのではなくて、Ｕ字に並んでのスタートでした。



真ん中あたりにこちらを向いて、お話しされているのが、メキシコ五輪で
銀メダルをとった君原健二さんです。今回は4kmを走られました。

さてさて、スタートして、先程の5時間のペースメーカーさんに着いて行き
ました。10km程走ったところで、なんか右足の親指がズンズンと痛みが
ありました。なんかうっ血しているような感じです。10km過ぎても、全然
調子が上がらず、右足の親指がズンズンしています。多分、5本指の靴下
が慣れていなくて、それが原因のようです。結構、14kmくらいがきつかった
です。20km走ったところで、トイレ休憩することにしました。すると、血が
通い始めたようで、痛みがとれました。

それ以外は、膝も腰も痛くなく、なんとなくいけそうな感じがしてきました。

そして、やっとで30kmの難関を迎えました。あと10kmくらいで、知り合いに
立て続けに会い、元気をもらった感じがしました。それがよかったのか、30km
〜ゴールまで、かえってペースが上がったような気がしました。



そして、あと1kmのところまで来ました。ここまでくれば、もう安心。ここ
あたりも結構な坂でしたが、なんとか走り切れました。

ゴール。
4時間58分50秒でした。なんとか5時間を切ることができました。
記録賞にはネットタイムというのも記載されていて、こちらは4時間51分31秒。
なんじゃと思ったら、スタート地点からゴールまでの時間だそうです。
スタート地点まで7分くらいかかったわけですね。



25kmくらいから、ずっと一緒に走ってきたスッパマンとＡＫＢの仮装ランナー
です。ずっと人気者で「あっ！スッパマンだ。」と激励され続けていました。
話を聞くと、昔は普通のランナーで記録を目指していたそうですが、沿道の
お客さんから応援されるのがとても嬉しくて、少しでも沿道のお客さんに
喜んでもらおうと始めたということでした。その仮装にもこだわりがあり、
既製品ではなく、手づくりでしかも走りやすい格好を心かけていると言って
ました。来年から私もこの路線で行こうかなと思いました。とにかく、
普通の人も、もの凄い声援を受けるのですが、その３倍は声援があり、
とても羨ましかったです。



FUNISHERにだけ渡されるメダルを頂きました。第１回というのがとても貴重
だと思います。

マラソンのいいところは、こんなにきつくて辛いのに、ゴールするともの凄い
清々しい気持ちになるのです。走っている時は、もう来年はやめようなんて思う
のですが、ゴールした瞬間にそんなことは忘れ、来年はもっと早く走ってやるぞ
とか、次は何のマラソン大会にでようかななんて思うのです。それは完走した
という達成感だけではなくて、沿道の皆さんから声援を受けて、感謝の気持ち
があるからではないかなと思います。今日ももの凄い声援をしてもらいました。
ホント嬉しかったです。なかには沿道のお客さんで「頑張れ！」と言いながら、
涙を流している人もいました。おそらく頑張るランナーの姿に感動したんでしょうね。

ホントに熱い声援ありがとうございました。ボランティアの皆様もありがとう
ございました。

これからも今の体重を維持して、あちこちのマラソン大会に出たいと思います。

ホント完走できてよかったです。

最後に、今回マラソンにでることを後押ししてくれた、奥様の友人と奥様に感謝いたします。

なお、2/25 18:00までこちらで、なんと私のゴールシーンが見ることが出来ます。
（4:58:30〜4:59:20　ﾅﾝﾊﾞｰｶｰﾄﾞ9798です。スッパマンとAKBと握手しています。）