素材の良さって ?

テーマ:・わしのブログ
昨日は、岩崎家ゆかりの庭「殿ヶ谷戸庭園」の
立地条件を生かした作庭に感心した、というお話だったのですが、

( 詳しくは「武蔵野にて落差に感嘆」をご覧ください・・・ ) 。

今日は、盛りこむことのできなかった、
「使っている素材そのものの良さ」のお話です。


まずは、「高級」な「素材」から・・・、

あずまや天井
 「殿ヶ谷戸庭園」の「紅葉亭」の天井部ですが、網代です。
  縁側は、節のない一本物の檜をたくさん使っている、
  というガイドさんのお話もありました。
  となると、天井も高級木材、北山杉丸太ではないかなぁ、
  と推察してしまうのです・・・。


撞球室
 「旧岩崎邸庭園」の「撞球室」 ( ビリヤード室 ) は、
  山小屋風になっています。
  この建物は、天然の栗材を使ってできています。


ミントンのタイル
 おなじく「旧岩崎邸庭園」の
  「洋館」の一階テラスに貼られたタイルは、
  ミントン製とのこと。建物全体で使用されている
  タイル全てがミントンということなのです・・・。


撮影のできない「洋館・和館」内部も,
金唐革紙の壁紙や、桜・樫・欅・紫檀・黒檀を使った
寄木の床 ( じゅうたんに隠れていない部分を見るだけでも「ほほぉ〜」となってしまいます ) など、高級感に満ちた作りでした。



「高級」というくくりにはおさまらない
「素材の魅力」もあります・・・。



やはり和の部分に目がいくのですが・・・、
旧岩崎邸庭園和庭
 「和館」の庭です。石の大きさが全てを
  物語ってくれます・・・。


裏の割れ石
 「和館」の裏をふとのぞいた時に見つけた石です。
  二又の石、とでも言いますか、印象的でした。


ししおどし穴開き石
 「殿ヶ谷戸庭園」のししおどしです。
  輪になった石は、「人の和、人の輪だなぁ」と、
  超個人的感想を抱いてしまいます・・・。


ラストは、「高級」でも「好み」でも計りきれない
純粋な「天然素材」です。


縄文からの湧水

国分寺崖線に古来から湧く「天然水」・・・。

人は、水のあるところでしか、生きられないもんなぁ・・・。
  


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己斐の猿飛えっちゃん

☆えっちゃん (わし)
昭和50年11月生まれの35歳

植木と「ズッコケ3人組」のふるさと広島市己斐の町に生まれ育ち、この道ようやく11年目の植木職人です。
三度のメシよりも、春の芽吹きとポンプ操法が大好き(それからかみさんも、ね)。
ハードボイルドにあこがれ、人生は芸術だと粋がっていたものの、いつの間にやらリラックマに囲まれたわが家で暮らしてます。
と言いながらも、スピード&丁寧さという一見相矛盾するテーマと日々格闘しながら、グリーンワークに励んでいます。

☆miwa (かみさん)
昭和53年3月生まれの32歳

ガーデニングは初心者ながら、主人(えっちゃん)の影響でブログデビュー。日常生活のあれこれを、気の向くままに、書いていきます♪最近の目標は、デジカメを上手に撮ることと、子供を授かることです☆

広島市の造園エクステリアはグリーンマン

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