カンツバキ(寒椿)【常緑・低木】
フェイジョア【常緑・高木】:雪対策
雪づりをするほどの地域でなく、年に数回しか雪が降らない地域のお客様には、このように枝を縛って、雪対策をすることをお勧めします。明日の朝雪が降りそうだなと思ったら、隣のしっかりした木に縛り付けてもいいですし、、、
このように、ぐるっとまわりを囲むように一本紐を回すだけでも違います。 分かり易いように、青い紐で縛りましたが、ご自身のお庭では、麻紐などを使えば目立ちませんね。
フェイジョアは、今月ご注文いただいている方には、3月以降の配送をお勧めしています。たくさんの方にご理解いただいて、そのまま配送日だけを待っていただいている方がたくさんいらっしゃいます。このように予約取り置きのような形での注文も承りますので、迷っている方はそのようにご連絡いただければ、冬の間こちらできちんと管理して温かくなってから配送いたしますので、ご安心くださいませ。
ナツツバキ(シャラ)【落葉・高木】:冬芽
冬芽がきれいな季節になりました。樹木は花や実が終わった後から、翌年の葉や花の準備をするので、秋の終わりには芽がもうすでにできているものが多く、芽を出したまま冬を越して春を迎えます。落葉樹の葉のない樹木の冬芽は、よく見ると本当に可愛いものが多いです。
例えば、ナツツバキ(別名:シャラ)の冬芽は、白っぽくて産毛が生えているようにふわっとしていて、少し近寄るとキラキラとガラスがちりばめられたように光って、本当にきれいです。シンボルツリーに選ばれる所以、お花や葉の美しさのみならず、冬のこうした神秘的な姿にもあると思います。
ジュンベリー【落葉・高木】:成長後の大きさ
「成長後ってどのくらいなりますか?」これは、当店に寄せられる、よくある質問です。
樹のことを調べると、大体どのくらいの大きさになる木かというのが、書籍でもネットでも、当店のサイトでも書いてありますが、正直、植える環境によって大きく変わります。
例えば、こちらのジュンベリー、植えてもう何年にもありますが、大体4mくらいで止まっています。書籍で見ると、7mとも10mとも書いてありますが、一般のご家庭のお庭の土で、さほど敷地がない土地であれば、芯を止めず自然に育ててもこのくらいかと思います。これより小さく収めたいという場合でも、芯を切ってしまえば上方向への成長は止まります。
また、株立ちが多い木を好まれる方が多いですが、ジュンベリーは、どんどん株数が増えてくる木ですので、年数がたつと横へのボリュームも望めます。落葉樹で冬の間は寂しい木がしますが、これくらい株立ち本数があると、冬の間も存在感のある堂々としたシンボルツリーですね。もちろん、不要なひこばえは切ってしまっても問題ありません。
サンゴカクモミジ【落葉・高木】
サンゴカクモミジの幹や枝が、更にきれいな赤色の季節になってきたので、ご紹介します。寒さがピークになる今くらいの時期から2月頃が一番鮮やかな赤色になります。葉がない冬に、その幹枝だけで、とてもきれいな彩りをお庭に加える、存在感のある樹木です。
サンゴカクモミジは、落葉樹の高木で、ヤマモミジ系のモミジの園芸品種です。幹枝の赤色がサンゴ礁のようという意味で、この名前がついていますが、最近はサンゴモミジの愛称でも親しまれています。この色は春夏には薄くなりますが、その頃のきれいな緑葉との対照はとても美しいです。和洋どちらのお庭にも合うので、若い方にも年配の方にも人気がある樹木です。四季折々楽しませてくれます。