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ブロック補修
テーマ:ブログ
2009/03/16 14:20
先日ブロックの補修工事をしてきました。
古いブロック積みで、笠木が取れかけ、落下の恐れがある。
地震での転倒防止を依頼されました。
調査したところ長さ15mほどで、控えブロックは両端部のみ。
笠木はほぼひび割れており転落の恐れがありました。
ブロック自体にも一部ひび割れが生じており、補修することに。
この場合、ブロックの交換がお勧めするものですが、
将来的に家の建替えなど恒久的なものを望まれていなかった。
ブロックひび割れが部分的であり、全体の補修はないものとし、
部分補修と言うことにしました。
ブロックのひび割れ箇所が少なかったことが幸いしており、
笠木交換とひび割れ補修。控えブロックの施工にて、
ブロック撤去積み直しの費用と比較し約半額で済んでおります。
控えブロックの施工では、既存ブロックにアンカーを打設しますが、
このとき差筋アンカーの場合、打ち込んだ箇所が開いたときにブロックが割れる恐れがあるため、
ケミカルアンカーを使用しました。
カプセル状のものがケミカルアンカーです。
控えブロック頂部にも鉄筋を挿入してあります。
クラックの補修には、モルタルよりはるかに強い、
耐震補強やマンションなどの外壁剥離補修にも使用されている樹脂モルタルを使用しました。
補修後クラック部分の補修跡が目立ってしまいますが、外観は家全体を直したときにと言うことです。
打ち込み式アンカーでは、先端が開き、強度を持たせる形になり、古いブロックなどには不向きかと思われます。
ちなみに打ち込み式アンカーと樹脂系アンカーでは引き抜き強度が約3倍になります。
7段積みなど高さの高いブロックが連続する場合、ブロック両脇に鉄板を挟み込み、通しボルトで補強した上に、控えブロックを作成する。と言う方法もあります。
いずれにしても、現在の状況により、多様な補修方法がありますので、ぜひ御相談ください。
古いブロック積みで、笠木が取れかけ、落下の恐れがある。
地震での転倒防止を依頼されました。
調査したところ長さ15mほどで、控えブロックは両端部のみ。
笠木はほぼひび割れており転落の恐れがありました。
ブロック自体にも一部ひび割れが生じており、補修することに。
この場合、ブロックの交換がお勧めするものですが、
将来的に家の建替えなど恒久的なものを望まれていなかった。
ブロックひび割れが部分的であり、全体の補修はないものとし、
部分補修と言うことにしました。
ブロックのひび割れ箇所が少なかったことが幸いしており、
笠木交換とひび割れ補修。控えブロックの施工にて、
ブロック撤去積み直しの費用と比較し約半額で済んでおります。
控えブロックの施工では、既存ブロックにアンカーを打設しますが、
このとき差筋アンカーの場合、打ち込んだ箇所が開いたときにブロックが割れる恐れがあるため、
ケミカルアンカーを使用しました。
カプセル状のものがケミカルアンカーです。
控えブロック頂部にも鉄筋を挿入してあります。
クラックの補修には、モルタルよりはるかに強い、
耐震補強やマンションなどの外壁剥離補修にも使用されている樹脂モルタルを使用しました。
補修後クラック部分の補修跡が目立ってしまいますが、外観は家全体を直したときにと言うことです。
打ち込み式アンカーでは、先端が開き、強度を持たせる形になり、古いブロックなどには不向きかと思われます。
ちなみに打ち込み式アンカーと樹脂系アンカーでは引き抜き強度が約3倍になります。
7段積みなど高さの高いブロックが連続する場合、ブロック両脇に鉄板を挟み込み、通しボルトで補強した上に、控えブロックを作成する。と言う方法もあります。
いずれにしても、現在の状況により、多様な補修方法がありますので、ぜひ御相談ください。
コメント
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2009/03/19 10:37この手の相談は仙台でも多いんですよね。仙台では近い将来かなり高い確立で大地震がくると予想されているので、市民の古いブロック塀に関する関心は高いです。
本当は交換した方がいいけど、今回のケースのように一時的な補修を施主様が望まれた場合は判断が難しいところですよね。
今度鉄板で補強する現場があったら、是非ブログで紹介して下さいね。
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2009/03/20 06:40BetterDaysスズキ さん
コメントいただきありがとうございます。
ブロックの補修方法も多様な方法があり、積み替えるものが正解だと思います。
予算や、将来的な使用方法などを加味し、補強で済ませる場合もあります。
また今回のような大谷石の上部に組積されている場合の補強。ブロック裏側が埋戻しされれいるものなど条件により様々な対応が望まれており、新規の外構と違いお客様にとっても解りづらい部分も分が多いものです。
解りやすい説明と、適正な価格表現でお客様に利益をもたらすのが私たちの役目ですね。
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