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コンクリートのひび割れ補修
こんばんは。
いつもご覧戴きありがとうございます。
一昨日コンクリートのひび割れ補修をしてきました。
植栽スペースのブロック下地で作っている壁の部分がひび割れているので
直して欲しいとのご依頼です。
サンダーでひび割れ部分に切れ目を入れると・・。
バックリと亀裂が入っています。
ここまでは何処でやっても同じです。
この先は各会社によってコーキングだけで済ましたり、
モルタルを詰めるだけだったりといろいろと直し方がありますが・・・。
今回は、しっかりと直す意味も込めて、
樹脂モルタルを使用しました。
建築のコンクリート外壁補修では普通に使っていますが
外構ではあまり使わない材料です。
知らない方がほとんどでしょう。
コンクリート面に エポキシ樹脂を
プライマーとして塗ります。
先ほどの樹脂モルタル ”Kモルタル”を混ぜ合わせますと
きれいなグレー色に混ざります。
これには水を加えないので、後から水分が無くなって
”やせる”というのが無いです。
あとはこの樹脂モルタルをすり込ませ、形を整えて出来上がりです。
後日塗装の予定です。
外構でここまでやらなくても・・・と言う声が聞こえそうですが・・・。
後から割れる心配のない材料でやるのが一番ですね。
これだけの工事であればVカットから補修まで1時間ちょっとで終わりました。
材料の扱いにくせがありますが、製品としてはこのような補修には特化した材料です。
外構でも ”技術” は必要です。
もしコンクリートのひび割れを直したいという方は
「Kモルタルで直すといいというのですがどうなのですか?」
と聞いてみてください。
使用する箇所により、材料選定はいろいろとありますが
「Kモルタルってなんですか?」 という会社には頼まないほうがいいでしょう。
コンクリート補修の豆知識でした。
ちなみに、、、
”補修” という言葉を建設業界では良く使います。
見積りなどで見かけて”補修2という言葉がやたら多く使われる
ということを聞きますが、
呼んで字のごとく、 ”直す” という意味で良く使われます。
床下地補修・・・床のコンクリート面にタイルなどを張る場合に高さが不ぞろいな箇所を削ったり、埋めたりしてタイルを張る面を均一な床に直すこと。
壁下地補修・・・ブロック積みの上に塗装やジョリパットなどの模様をつける場合、ブロックの目地が出ないようにモルタルなどで薄く塗ること。
ほんの一例ですが、他にもいろいろな使い方があります。
次の作業に移るために今あるものを直すという意味合いが強いのでしょう。
いつものくせで、見積りなどについ書いてしまいますが
○○補修と記載されていたら、「どんな補修ですか?」と聞いてみてください。
わかりやすい表現で説明できればと思います。
本日も最後までご覧戴きありがとうございました。
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