都会のオアシスから3300年前の古代へ (中之島バラ園編)
先週の木曜日、おでかけしてきました。
近いのに、なかなか行く機会のなかった中之島バラ園。ようやく行ってきました~。
ほんと今が盛り。ほとんどの品種が見頃を迎えてました。
熱情というHTのバラ。ほんと立派な大輪のバラで、その名にふさわしい。赤のバラってやっぱり、バラの中のバラっていう感じで好きです(*^_^*)
つるの赤バラもいいなぁ。
こんな都会にもチョウチョがいたよ。
橋の土台の石部分の背景に、フランソワーズゴジャール、シックで素敵~。
こういう雰囲気大好きかも~
ほんと、どのバラも素敵で、写真撮りまくり!!
つるばらに囲まれたベンチ。
こんなの庭にあったらいいなぁって。
こちらも、おなじくベンチの周りのツルバラ。アンジェラとブランピエールロンサール。
我が家にも同じのが植わっていますが、こちらのほうが、1週間ぐらい咲きすすんでいました。
バラ園ですご~く気になったのがこのパピデルバール。
パピデルバールってツルバラですよね?名札にもCLって書いてますが?
そう思って私はテラスの屋根に誘引しようとしているんですが・・・
なんでこんなに背丈を低くしているの??? こう低くしたほうが、花がよく咲くのかしら。
元気の良いシュートがビュンビュン出ていて、お世辞にもキレイな形とはいえないワイルドなお姿だけど、こうした方がいいの???
誰か教えて~って思ったけどちょうどお昼の時間帯で作業してる人も見当たらず。。。
帰ってから、ネットで検索してみました。パピデルバールはシュラブに分類される事もあるそうで、ヨーロッパとかでは、広い場所で放任樹形で育てることもあるらしい。 バラ園でもそういう風に育てているのかな~なんて自分なりに納得。 パピデルバールのような暴れん坊さん、相当な広さがないと無理よね~。 機会があれば、秋の様子や剪定の様子も見に行きたいなぁ~。
阪神高速バックにビルとお堀に囲まれた、中之島バラ園。
バラを見に来た人でもともと賑わっていましたが、
お昼を境に、サラリーマンやOLさんがお弁当食べていたり、さらに凄い賑わい!!
まさに都会のオアシス。
金環日食 不思議な色合いの日差しの中で
今日はみなさん朝は空を見ていたのでは?
出勤前の慌ただしい時間、庭の水遣りもかねて、外に出て、金環日食観察をしました。
私の住むところで、金環日食が見れるのは、何百年ぶりで、次回も何百年先。
せっかくなので、日食グラスもバッチリ用意して、観察しました(^o^)
TVで沢山取り上げられていて、久々に聴きたくなった、ドリカムの時間旅行をBGMに、時々薄雲に隠れましたが、しっかりと太陽のリングが確認できました(*´∪`) リングが見えた時、遠くから凄い歓声が聞こえて、近所の人たちも皆空を見上げていました。
太陽のリングもとてもキレイでしたが、太陽が欠けていくにつれて、周囲が、朝焼けでも、夕焼けでもない独特な色合いの日差しに包まれていって、なんだかとても不思議な気分でした。この感覚は、実際に体感しないとわからないものなんだなぁって。
その、日食の日差しに照らされている、バラはいつもの朝とは、少し違った色に見えます。
シャルルドゴール。
開花の始まったアンジェラ。
スーリールドゥモナリザ。
いつもより皆、黄色っぽく見えます。
ジュリア。いつも以上に微妙な色合いに。
アンティークレース
クレマチスも満開に近づいてきました。
水遣りしていても、なんだか不思議。 月みたいに欠けていく太陽を感じながら、 なんだか特別な一日がはじまりそうな予感がしました。(って、普通の一日でしたがね ^_^; )
心配なツルバラ。ドンファン❀シーザー
このバラの咲き始める時期は、冬の地味な作業が報われる、ウッキウキ~な時期なんですが、今年はそうでもないんです。
ジュリア、アブラハムダービーが昨日さいたと記事にアップしましたが、昨年、一番最初に咲いたのはツルバラのドンファン。 でも今年はまだ咲いていないんです。
左の写真が4/6の様子。 右が4/17。
4月に新芽が ワっと展開して、今年も沢山の花を咲かしてくれるかなぁって期待していたのですが、右の写真の状態で止まってしまったんです。 待てども待てども、他のバラの蕾が上がってきても、蕾が出てこない。
嫌な予感がして、慎重に株元を掘ってみると、以前に触れたことのある感触が。。。。。。
根頭癌腫です。 ブラックティの癌腫を発見した際、こちらもチェックしたつもりでしたが、見逃していたようです。ブラックティ同様に、このドンファンも接ぎ木のテープが剥がれずに食い込んだ状態になっていたので、樹勢を弱めていたせいかもしれません。
さすがに掘り出すことはできないので、根を傷めないよう株元を丁寧に掘り、手で癌腫を取りました。
その後、善玉菌を増やすべく、キトサンに、スペシャルとして、サンプルで頂いた「うしと花」(Flower smileさんありがとうございます!)を施し、根の成長を促すべくメネデールを与えて、2週間ほどしたら、ぐんっと赤い新芽が沢山出てきました。
蕾もたくさん付けてくれてます。
いままで、癌腫が奪っていた栄養が一気に流れたかのような成長のスピード。
これで少し遅れたけど、ドンファンのお花見れそうです。
でも、心配事はドンファンだけではないんです。
ツルバラのシーザー。この写真は昨年のもの。
花持ちも良くって、素敵な景色を作ってくれていたのですが、今年、カミキリムシの幼虫が幹に侵入しているのを発見。気づくが遅くて、シュートが一本折れてしまいました。
残ったシュートで頑張って咲いてくれるかなって思ったけどもこちらも新芽が展開した後、蕾が上がってこない。
ドンファンの事もあるので、株元を掘ってみましたが、掘れる範囲で癌腫の気配はない。
やはり、幹を食われてしまったのが、相当なダメージだったようです。
今もこんな無残な状態。
右に伸びているシュートに、かろうじて、ついている蕾は二つ。
1本シュートが折れてしまったので、昨年花を沢山咲かせたシュートはそのまま残しておいたのですが、葉が少し展開した後、動きがほとんどありません。
剪定したほうが良いのかしら。
株元から新しいシュートが顔を出しているのが唯一の救いですが、返り咲き品種とはいえは今だ返り咲いたことのないシーザー、今年はもうこれだけしかお花見れないのか。。。。
もう、ほんとがっかりです(T_T)
今付いている二つの蕾を堪能するしかないですね・・・・
今年の冬、バラの大幅な移植をしました。移植の際、ダメージを減らすべく、ツルバラの枝を短く剪定しました。なので、移植をしなかったツルバラが今年の主役のはずだったんですが、移植しなかったツルバラが、このドンファンとシーザーなんですね・・・・・・はぁ・・・・・・。
ツルバラが咲き乱れる姿を夢見て、今年こそはそろそろ、夢の景色に近づけるかなぁって妄想してたのに~~。 自然相手、なかなか思うようにいきませんなぁ。 私の夢の景色は、来年に持ち越しです。。。