里の秋

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静かな静かな 里の秋
背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた

明るい明るい 星の空
泣き泣き夜鴨の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す

さよならさよなら 椰子の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ 父さんよご無事でと
今夜も 母さんと 祈ります

私は「里の秋」という童謡が好きです。このしんみりとした感じ
がなんとも秋って感じがしていいですね。
ところで、背戸って何のことでしょう。いつも行くうどん屋さんの
「さかなか」でばあちゃんに聞いてみました。背戸とは「背中の
戸」と書くくらいですから、裏口、裏の方ということらしいです。

職場で何人かの人に聞きました。60歳代の大先輩の3人の方に
聞いたら、大正解でした。50歳代の方に聞きました。「何それ?」
と答えますが、答えを教えると、「あー、そぎゃん言よったな!」
と思い出してくれました。40歳代に聞きました。「?」答えを教えても
「聞いたことない」という結果でした。



この「里の秋」は1945年終戦の年の12月24日、NHKのラジオ番組「復員だより」
という番組ではじめて歌われた曲だそうです。
1番ではふるさとの秋を母親と過ごす様子、2番では夜空の下で遠くにいる
父親を思う様子、3番では父親の無事の帰りを願う母子の思いを表現して
いるそうです。戦争で南方に出征していった父親のことを、お母さんと二人
で思い出し、無事を祈ったそういう歌だったのですね。職場の60歳代の先輩
は、この「里の秋」を聴くと父親のことを思い出し、こみ上げてくるものがあると
おっしゃってました。

そんな秋の夜長、久しぶりに本を読みました。



おもしろかったです。

 

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