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天然の良さと耐久性をとり入れて

テーマ:・にわづくり
腰掛待合(待屋)が完成しました。

ようやく、です・・・。

「なるべく修理しなくてすむように・・・」というお客さんの要望を取り入れて、

屋根は焦げ茶色の鋼板、

内壁は、厚さの関係 ( 施工の都合でといいますか・・・ ) で、ジョリパット仕上げです。

内露地からの待屋
待屋完成,横から

心配だった内壁も

チリも確保待屋

骨材として、寒水石をジョリパットに混ぜてもよかったなぁ、
というくらいゆとりのある厚みでおさまりました。

樋もついて・・・、

待屋の樋

こうして見ると、

天然の味わいを保ちつつ、メンテナンスを最小限 ( どこまで ? ) にするというのは、
大変だなぁ・・・
と、つくづく思います。
江戸時代の風情を出すか、大正ロマネスクで行くか・・・。
( わしの個人的なイメージの例えですが・・・ ) 。

庭師・Aさんのブログ「修復〜」
のように屋根材も天然でいくことで、
待屋本来の良さが味わえるように思えるのですが、
理想と現実のギャップを埋めながら、妥協しながら ( 妥協とは言いたくないんですが・・・ ) 、
お客さんの使い勝手のいいように、お客さんの負担にならないように、仕事を成し遂げたい・・・。

そんないろんな気持ちが混ざり合った待屋の完成です。

明日がいよいよ茶庭ファイナルです ( もう一日あるんです ) 。

工事中、移植して預かっていた庭木を戻して、

最終完成写真、おさめ、となります・・・。








庭ブロ+(プラス)はこちら

山場を越えたかな ?

テーマ:・にわづくり
第三者の意見で、

すんなり解決っていうこと、ありますね。

腰掛待合 ( 待屋 ) の内壁は、資材屋さんに相談したところ、

シーラーとジョリパットで厚さの問題もクリアできる、ということが判明しました。

あんなに悩んでいたのがうそのように晴れ晴れとして、作業も進み、

待屋以外の部分がほぼ完了です。

門扉より茶庭
アオキも植えて

植栽は最小限、という要望なので、既存のアオキ、タマリュウ、オタフクナンテン
石の歯形隠しや、土留め、垣の境目消しなどの意味合いをこめて
植えました。

待屋側からは、

待屋からの眺め、完成近し

つくばいの海には、やや大きめの玉砂利です。

つくばい完了近し

明日は待屋の屋根と壁が仕上げられそうです。

待屋正面より

ゴールが、見えてきました・・・。

ひとまずの区切り

テーマ:・にわづくり
実用の茶庭づくりは、

開始から丸々一週間、今日でひと区切りです。

既存のタイルアプローチの撤去に始まって、

庭木の移植・つくばいの据え付け・石畳・焼き杉板塀、

そして腰掛待合 ( 待屋 ) の下地と、骨組みまで。


本日は、昨日の袖垣のやり直しと、枝折り戸、待屋の外壁下地作業でした。

枝折り戸と袖垣ほぼできあがり

枝折り戸 ( こちらは既製品を使用しました ) と創作四つ目垣、右側が創作袖垣です。

塵穴と袖垣裏から

袖垣の裏手の軒下に作った塵穴も、
昨日よりは良くなったかなぁ。

昨日の状態 (「待屋は順調ですが・・」) と比較していただくと変化が一目瞭然です。

塵穴は完成

袖垣の足下の石積が気になっていました。

袖垣ほぼできあがり
袖垣ほぼ完成上から

朝、しっかりと選んできた石を使えたので、
やっぱり昨日よりは良くなったかなぁ。


待屋は、外壁の下地はできたのですが、

待屋外壁下地塗り

新たな問題が浮上してきました。
内側の壁なのですが、

問題の内側の壁

防水紙とラス網を貼って、左官するには、十分な厚みがとれないのです・・・( ご存じの方も多いでしょうが、合板に直接左官はできないので、防水紙とラス網の厚さを考えないといけなかったのです ) 。
柱の面まで左官すればいいかな、と思って余分の厚みをとっていませんでした。
早く気付けばよかった・・・。

解決策として、
内装で使う、聚楽のようなクロスを貼るか ( その場合のためにパテで下地の処理はしてみました ) 、
ラス網なしで左官できる防水シートをボンドづけして、左官をかけるか・・・。

ひとまず、待屋工事は、
板金屋さんにお願いする部分の ( 板金はわしらの専門外なのです ) 、
屋根のカラー鋼板を仕上げてから、
にかかることになりました。

内壁、どうしようかなぁ・・・。
いい案があったら、だれか教えてください・・・。

待屋は順調ですが・・

テーマ:・にわづくり
腰掛待合 ( 待屋 ) の骨組み二日目です。

屋根から見ると・・・、
待屋の屋根
屋根や外壁には防水紙を貼ります。

待屋は順調
待屋正面より
黒の防水紙の上には、ラス網をはって
左官にとりかかる下準備までたどりつきました。

一枚板の腰掛けの座り心地もまずまずです。


と、待屋は順調だったのですが・・・、


大工助手仕事の合間に、わしの担当となった
創作袖垣の骨組みとベース、そして塵穴を進めたのですが、

納得いかないから、やり直したほうがいいなあ、
という結果になってしまいました。

恥ずかしいできばえが、こちらです。
袖垣と中
塵穴と中

せっかちMAXの親方は
このままでもいい、というのですが、

やっぱり悔いが残りそうなので、

親方にお願いして、
明日半日、
やり直しの時間をもらうことにしました。

素材 ( 石 ) 選びをおろそかにすると、最終的に納得ゆくものができない・・・。
当たり前ですが、
身をもって学んでいます・・・。

大工仕事の奥深さ。

テーマ:・にわづくり
数字とにらめっこです。

数字といっても、そろばん・帳面ではなく、

図面と寸法の方ですが・・・。

待屋施工途中
待屋施工途中、下から

本日終了時点の腰掛待合 ( 待屋 ) の様子です。

本職の大工さんにも来てもらい、総勢四人がかりでようやくここまで。
手前窓には、黒竹の格子がきて
その下のコンパネ部分は、土壁風に漆喰を塗ることにしています。

今日は、大工さんを先頭に、わしは、アンカー ( 据え付けのため ) を打ってから、切り込みを担当しました。

それにしても、大工仕事って精密さが要求されるなぁ、とつくづく思います。

わしの感覚でいくと・・・ ( 人それぞれですが ) 、

一、植木屋さんの普段の庭仕事は、
1センチの誤差は、その他の部分で吸収できるから、
どんまいどんまい・・・。

二、エクステリア ( カーポートやフェンスなど ) は、
1センチの誤差が、
あとあとひびく・・・。

三、これが、大工さんだと、
1ミリの誤差大きく影響する・・・・・、

そんな世界なのです。

下げ振り子
いつもは、右に見えている青い水平器をもっぱら使うのですが、
大工さん愛用の、下げ降りも多用しました。

切り込みの合間に、

焼き杉板に胴縁
焼き杉板に男結び

得意分野にもどって、
昨日の焼き杉板塀に胴縁をとりつけます。
男結びを飾りにしてみました。

玉縁などの飾結び、雪吊り、根巻き、もやい結び ( これは消防団関係かな ) ・・・、
植木屋さんは、ロープワークの方が慣れてるなぁ。
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プロフィール

カープモンチッチ

己斐の猿飛えっちゃん

☆えっちゃん (わし)
昭和50年11月生まれの35歳

植木と「ズッコケ3人組」のふるさと広島市己斐の町に生まれ育ち、この道ようやく11年目の植木職人です。
三度のメシよりも、春の芽吹きとポンプ操法が大好き(それからかみさんも、ね)。
ハードボイルドにあこがれ、人生は芸術だと粋がっていたものの、いつの間にやらリラックマに囲まれたわが家で暮らしてます。
と言いながらも、スピード&丁寧さという一見相矛盾するテーマと日々格闘しながら、グリーンワークに励んでいます。

☆miwa (かみさん)
昭和53年3月生まれの32歳

ガーデニングは初心者ながら、主人(えっちゃん)の影響でブログデビュー。日常生活のあれこれを、気の向くままに、書いていきます♪最近の目標は、デジカメを上手に撮ることと、子供を授かることです☆

広島市の造園エクステリアはグリーンマン

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