フランス凱旋 vol.4
「光の祭典」開幕を翌日に控える
夜になると、若衆らが旧病院敷地内の保管場所で、行燈に灯りを付け夜高節を歌って意気込みを示した。
団員、ボランティアスタッフたちは、滞在期間、旧病院のホールを特別にお借りして、練り回しのミーティングや夕食を合同で行う。
かるく夕食を済ませ、今日は、これで解散なので、帰り道ぶらぶらと、町のレストランへ行って見た。
せっかくだから、「美味しい物と洒落たワイン」と思い、メニューを見た所、当然、何が書いてあるかさっぱりわからないこれは、大ピンチせめて、写真でも貼ってあれば~
なんとその時、店の奥から、「日本~の~かた~ですか~」と、なにやら、おかしな日本語の声がすると若き女性オーナーが歩みよって来た。まさに奇跡oh、神様、仏様、その女性は、まるで聖母マリア様に見えました。(リヨン市では、日本語は、99%通じない)その後は、もうこっちのペース。注文は、「とりあえずと、おまかせ」だけ、さすがに、マリア様でも分からない(笑) しかし、さすがは、マリア様、我々の言葉を理解し、美味しい料理とお酒を頂き、とてもフレンドリーになりました。
最後には、店からサービスと言われ、かなりアルコール度数が高いお酒を、ショットグラスで一気飲み 当然、終了~腰から砕け落ちました。
こうして、二日目も長い一日であった。明日の夜からは、いよいよ四日間、祭りの始まりだ