仕事に追われる毎日ですが、やっぱり初心は忘れたくないですね。

あれ、そもそもなんで造園業界に飛びこんだんだ?

なりゆきだった。

でも楽しいことも
しんどいことも

ぜんぶ含めてだんだん好きになっていけたらええのぉ、と思っています。

そんなわしの日々の新たな発見を紹介していきましょう。
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イチゴの冬越し準備、カシの木のマルチング。

テーマ:・にわしごと
今日は二か所の現場で作業。

まず、午前中は昨日から入っている東西の庭。クロマツおよびゴヨウマツの手入れと掃除の仕上げです。

ニシキギやカイドウの枝から枝へメジロの家族が飛び回っているのを時折眺めながら、

のんびりとした気持ちで、でも手は休めずにゴヨウマツの古葉をむしっていました。

午後はせっかちMAXの親方とは別行動で、年一回のお客さんちでカシの生け垣剪定。

昼までとはうってかわって、スピード勝負の作業になりましたが、親方の監視の目がないほうが、手際よくできるような気がします・・・。

ところでここのカシは軒に近く、足下はインターロッキングとブロック塀に挟まれているせいか、一昨年、去年いまひとつ勢いが弱っているように見えていました。

肥料をやるにも土の部分が少なく、それでも何かしらの手を打たなければ、と
ダメもとで昨秋「バラ専用マルチングチップ」を足下に敷き詰めていました。 

その効果でしょうか。今年は勢いよく伸びていました。嬉しいことに下枝も芽数が増えて、葉の色も健康そのもののになっていました。恐るべし「バラ専用マルチングチップ」。

(昨シーズンの手入れも良かったんでしょう)。


夕方、思い立って、わが家の庭のイチゴの鉢あげをしてみました。

この春、もらってきたイチゴ(実もついていた)を庭に地植えしていたものです。

梅雨の間に、その株から次々と子株が広がり、孫までできました。

あまり伸ばし続けると、一株ずつの力が弱りそうなので10株くらいになったところで、
お互いにつながっていた茎を切ってほったらかしにしていたのです。

その10株をプランターや鉢に上げて、いつ雪が降っても動かせるようにしておきます(気が早いようですが、仕事に追われるうちにすぐお正月がやって来てしまいそうで)。

来年、おいしいイチゴがどれくらいできるか、楽しみです。
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東南角地、木にとってもいい環境。

テーマ:・にわしごと
今夏の猛暑の影響が全くなかったようなお庭の手入れに入りました。

今日、明日の二日間できれいになる予定です。

ここのお宅は、玄関アプローチをはさんで東西に庭が展開します。

西側には、三メートルほどの高さのカシに囲まれた、和風の庭。縁側からつくばいまでを飛び石で結んでいるのですが、地面をびっしりと山盛り状態のスギゴケが覆っています。

東側は高さ2.5メートルくらいの赤のハナミズキをメインにハッサクやグミ、カキ、モクレン、ウメなど、果樹を多めに配した庭園になっています。

水やりを欠かさずしてくれること以外にも、この庭の木々が元気な理由があります。

一、やはり日当たり、風当たりなど、庭そのものの立地条件です。西側のカシが強い陽射しをやわらげてくれます。

二、暑さ、乾燥に耐える、大きな柑橘類が日陰を作って、自然と地面の乾燥を防いでいます。

三、地面を覆うスギゴケの保水力、保温力が強い。

この庭では以前ウグイスが巣をつくり、子育てしていたこともあるのです。
自然に近い雰囲気の庭には、鳥たちも集まってくるようです。

タヌキが暮らす竹林の伐採現場、の下見。

テーマ:・わしのブログ
午後に打合せの予定があったので、

団地サイズの和風庭の手入れ(一人役くらいの仕事量)を、せっかちMAXの親方と二人で昼までに

完了させました。

通路と玄関アプローチの生け垣(カイヅカイブキ・キンモクセイ・ヒイラギモクセイ)やウメなどに親方が手を入れ、

つくばい周りと坪庭の植栽(モミジ・ウバメガシ・サルスベリ・クロガネモチなど)をわしが担当しました。

モミジは、乾燥や虫の被害で痛んでいる葉っぱが目につくので、きれいな紅葉が見られるように、手こずりながらも残す葉を選び抜きました。

親方は早々に自分の仕事を終え、冷ややかにこちらを見ていましたが・・・。


で、打合せですが、

山の出っぱりに建つお宅のリフォームです。

現在、裏庭から下の道路までの法面を、タケやカシ、ヒノキが占領し、せっかくの眺めを

台無しにしている状態でした。さらに落ちた栗を求めてタヌキがうろちょろしているありさまでした(ツキノワグマじゃなくてよかったね)。

一、ここを伐採して、明るい光を取り込むようにする、

二、風情ある竹林に整備する、

こんな提案をしながら見積もりしていきます。

夏の花は強し。いまだに咲き続けるアサガオ。

テーマ:・わしのブログ
日没を気にしつつ、ようやく一区切り。

年一度の手入れで気になるのは、やっばり、花芽。

「今ハサミを入れないと、次は一年後だ」となると、

いくらか花を犠牲にしても、伸びを抑制しないといけません。

この時期、フヨウやムクゲはまだ花が残っているところがあるし、

サザンカ、ツバキは花芽がたくさん。

アジサイ、サツキ、ツツジなんかはほぼ、翌シーズンの花を減らすことになってしまいます。

できることなら、花木ごとに手入れしたいもんです。


ところで、今年は夏の花の寿命が長いように思えます。

サルスベリなんかは八月に切り戻しても、またきれいに花を咲かせてくれたし、

ムクゲも、涼しくなって勢いを増した庭もあるし、

わが家ではブルーのアサガオがいまだに咲いています。

とはいっても、これは、遅ればせながらの種まき(梅雨明けころ)だったせいかな。

でもかれこれ40日間連続花を楽しんでいます(平均5輪くらい)。

花の命は、意外と、長い。

三日分のご報告。伐採的な剪定現場にて。

テーマ:・にわしごと
年一回のお客さんの庭に入っています。広大です。敷地ぐるり一周の庭です。

この夏の猛暑にも関わらず、勢いが良すぎるほどの伸び方をしている樹種がいくつかあります。

たとえば、アラカシ、ウバメガシ、トチノキ、キンモクセイ、ツツジなど。

その反面、痛みの激しい花木もあります。

それは、サツキ、センリョウ、日当たりのいい場所のツバキ、モッコクなど。

庭の場所によって条件は違いますが、総じて根の浅いものにとっては厳しい夏でした。


さて、伐採的な剪定、ですが、

このたび施主の要望で、庭を囲む生け垣(アラカシ、ホンヒイラギ、キンモクセイなどの混植)の高さを

思いきって下げることになったのです。

もともと12尺の脚立の天場に乗ってハサミを振り回すような高さだったのですが、

それを10尺でも手入れできるくらいの高さに押さえることになりました。


のこぎり、チェーンソーを駆使して切り進み、

切り落とした枝葉が足下を埋め尽くすくらいになったら、それらをさばいて搬出。

その繰り返しで、あっという間に時間が過ぎていきます。

明日も引き続き。
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プロフィール

カープモンチッチ

己斐の猿飛えっちゃん

☆えっちゃん (わし)
昭和50年11月生まれの35歳

植木と「ズッコケ3人組」のふるさと広島市己斐の町に生まれ育ち、この道ようやく11年目の植木職人です。
三度のメシよりも、春の芽吹きとポンプ操法が大好き(それからかみさんも、ね)。
ハードボイルドにあこがれ、人生は芸術だと粋がっていたものの、いつの間にやらリラックマに囲まれたわが家で暮らしてます。
と言いながらも、スピード&丁寧さという一見相矛盾するテーマと日々格闘しながら、グリーンワークに励んでいます。

☆miwa (かみさん)
昭和53年3月生まれの32歳

ガーデニングは初心者ながら、主人(えっちゃん)の影響でブログデビュー。日常生活のあれこれを、気の向くままに、書いていきます♪最近の目標は、デジカメを上手に撮ることと、子供を授かることです☆

広島市の造園エクステリアはグリーンマン

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