樹のある暮らし

　ユキヤナギが咲き誇る風景をよく見る季節になりました。長く花を楽しめるのも魅力です。
ユキヤナギは、落葉の低木で、バラ科です。３～５月に小さな真っ白の花を枝全体につけ、とても綺麗です。雪が降り積もったように、枝に花がいっぱいにつくことからユキヤナギと言われ、葉はギザギザで細くとてもかわいいです。お庭の一角に別世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

剪定せず放置しても綺麗ですし、こんな感じで少しカットしてあっても綺麗なボックスになります。


こんな感じで、お部屋の中でも、ユキヤナギを楽しんでいた幼稚園を発見しました。いいですね～

今日は、地元では入学式が多いです。私の娘も新一年生、入学式でした。桜がちょうど6分咲き、きれいでした。

名古屋栄の真ん中では、まだ葉桜というには早いかもしれないですが、でも葉芽がしっかり開いてきていました＠＠。こちらオアシス21の南側にある名古屋中央教会の桜です。同じ愛知県でも、温度、日当たりなどの条件で、全然違いますね。

日本の春を代表するサクラ。当店では、花を楽しむ庭木として、紹介しています。
日本人が昔からこよなく愛し、古くは「古事記」にも登場するなど、文学作品にも数多く登場する人気者です。ソメイヨシノは４月上旬に、葉の出る前に淡紅白色一重の花が木を埋め尽くして華やかに咲きます。お庭で春の訪れを感じたいという方々に、根強い人気の庭木です。

少し前までハクモクレンが綺麗でしたが、シモクレンのつぼみが膨らんできました。こちら名古屋市栄の街の真ん中で撮影した写真です。私は蕾が大好きなので、この貴重な時期を逃さずに撮れたこと、嬉しく思います。温かい日が続いてますので、満開はもうすぐですね。

シモクレンは、落葉の高木で、シンボルツリーに適した樹です。白い花をつけるモクレンに対して、紫色の花が咲くのでシモクレンとも呼ばれています。中国では高貴な花とされ、日本でもかなり古い時代から植栽されています。 かぐわしいモクレンの香りは、そこに住む人のみならず、道行く人までラグジュアリーな気持ちにしてくれそうですね。

先日、プランナーが剪定をしました。12月に植え付けをした新築のお宅で、軒下より低かったシラカシが、もう軒にぶつかる勢いでした。樹木は生長しますし、ものによってはすぐに伸びますね～。

大きくなりすぎてしまってから、小さくするのは難しいので、これ以上伸びてほしくないと言う場合には、芯を止めます。横への広がりも、植えた場所のスペースの関係や、お好みによって、まめに剪定してあげるといいですね。さっぱりカットしてあげると、無駄な枝に移行する余分な栄養も必要なくなるので、残った枝や樹全体も元気になります。

先日、納品した樹木、ヒュウガミズキ。大きなものをご希望で、こちらを選んで送りました。素敵ですよね～。

ヒュウガミズキは、落葉の低木で、低木ですが、シンボルツリーに適した樹です。シンボルツリーが高木でなければならないということはありません。低木でも2-3mにはなりますし、大きくせず、小さいまま、玄関ポーチに植えられても、お家に来ていただいた方の目線に合った形で、立派なお迎え樹になります。

早春にかわいらしい黄色く透き通った可愛い花が、鈴なりにたくさん咲きます。枝が細かく分かれて非常に繊細な木ぶりなので庭の前付けなどとして好まれます。遠目には紙吹雪を散らしたような明るい黄色で華やかで、庭がいっきに春らしくなります。和風、洋風どちらのお庭にも似合います。

今、ちょうどこのようにお花が咲いた状態で送付できました。実際には、お花が咲く前の時期にお送りすると、樹に負担なく、植え替えしていただけます。好きなお花があったら、お花の咲く前の時期に、ご相談いただけるといいですねー。お客様のところでも、綺麗に根付いてくれること、願っています。