いよいよ落葉樹の植え込み季節!
農園に行ってきました。今年は暖冬で、今でも紅葉がきれいな木がありますが、段々落葉が進んできて、自然に葉がない気が増えてきました。こうなると、落葉樹の本格的な植え込み適期となります。
こんな大きな樹は、ご自宅には植えられませんが、落葉樹の大きな樹がどんどん農園にも入ってきます。こちら、公園や街路樹に使用する木々です。13トンクラスの大きなトラックで運ばれてきて、クレーンで吊って降ろします。
樹高の大きな樹は、もちろん根っこも大きいので、相当重いです。以下は、桜の木とホルトの木。5mくらいある木々です。
植込み【下草】
新築のお宅で植樹のお仕事を数日間にわたってやらせていただきました。その中で、門扉回りの下草のご相談があり、コーディネートさせていただきました。門扉回りの下草は、シンボルツリーと同じくらい、お家の顔になるので、みなさん迷われるところですね。
基本的に、まずお好きな木々を決めていただくのですが、高低を出すとおしゃれな感じになるので、1つ少し背の高いものを決めます。今回は、低木でも繁ってしまうと表札やポストの邪魔になるといけないので、ニューサイランの80cmを真ん中に据え置くことにしました。
後は、好きな低木や下草を並べていきますが、色にも変化があるとよいですね。あまり斑入りのものはお好きではないということでしたので、斑が入っていない矮性の低木でご提案しました。一番左のアベリアのエドワードゴーチャで若干の赤、マホニアコンヒューサでグリーン、一番手前右にアサギリソウで白、そして一番右の玄関から出てすぐ見える場所に、お客様の大好きなギボウシとトキワナルコユリという形で。まずは、ポットを並べてバランスを見ます。
そのあと、土の状態を確認し、腐葉土などを混ぜて、上記のように仕上げました。お花の咲く時期がずれていますので、それぞれの季節で楽しんでいただけると思います。