地下室作りは まず、掘削から!
まずは、掘削工事?いや、作業です!
地下室の製作は、H19年の年明けか製作開始して、あまりにも長い期間かかって製作したため、下の写真の撮影時期が正確に分りませんが、H20年の年末だと思います。
この掘削工事スタート当初は、スコップとバケツ(左官用)だけで掘り進めていましたが、大きな石や岩が出てきたため、ツルハシと小型の電動削岩機を購入しました。
なぜ、3年も掛って掘削工事したかの理由ですが、夏場の掘削工事は気持ちと体力的、そして蚊の攻撃の怖じ気ついて作業がほとんどできないで、冬場のみの作業になったのです。
また、その冬場の作業は、低い気温が、筋肉にボディーブローの様に痛めつけられ、1カ月前後(作業時間では1日5時間で20日前後)で「ぎっくり腰」になってしまい、そのシーズン養生のため、それで作業終了になってしまうからです。
そんな、こんなで実質作業では1日5時間位の作業時間で4カ月分くらいで掘り上げました。
もちろん、搬出はバケツで運び出しますので、穴掘り最初は運び出しやすいですが、最後の頃は梯子を使用しての搬出ですから、作業効率が一気に落ちます。
搬出する土砂は約20立米となります。それをバケツで搬出する訳ですから、1回の運び出せる量は、10リットル分です。計算上は2000回運び出せば完了ですが、掘削すると、空気を含むため結果3000回から4000回の搬出作業が必要になります。
下の写真は、その拷問的な掘削作業がほぼ完了した状態です。(撮影日:H21.12.11)
掘削計画の大きさは、2.7mの正方形の面積で、深さ3mです。その大きさを調べるために、穴の上に2.73mの正方形になりように組みました。3cm大きく木材を設置した理由は、型枠(コンパネ)の厚み分内側に小さくなるためです。
穴の上部(グランドライン)は、上の写真右側に土嚢がありますが、そこが本来の地盤面です。
この状態で木材の真上から覗けば掘削不足の崖がはみ出て見えるため、そこをまた掘削し、確認を繰り返し出っ張りをなくします。それが完了した状態で、穴の内部から写した写真が下のです。
この後、底部を水平にならして、地固めをして掘削作業が本当の意味で完了です。
続きの様子は、近日公開します。
池の中・周辺に投入した植物達
・ガガブタ(浮葉性) 分布:日本(本州、四国、九州) 朝鮮、シベリア、中国大陸、台湾、東南アジア、オーストラリア、アフリカ
・コウホネ(浮葉性) 分布:日本(本州、四国、九州、沖縄)朝鮮半島、台湾
・ミズキンバイ(抽水性) 分布:日本(本州南部)、中国南部
・デンジソウ(抽水性) 分布:日本、朝鮮半島、中国大陸、台湾、南アジア、ヨーロッパ、北米
・ヌマイ(抽水性) 分布:日本を含むユーラシア大陸の温帯域
・コガマ(抽水性) 分布:日本を含む東アジア
・ヤナギトラノオ(抽水性) 分布:北海道・本州 北半球寒冷地に広く分布
・ミズバショウ(湿生) 分布:北海道・本州の高冷地 東アジア北部に分布
・野生イグサ(抽水生) 分布:日本、中国大陸、台湾、北アメリカ
・フイリワスレナグサ(湿生) 分布:園芸品種
・カキツバタ(抽水性) 分布:園芸品種
・花菖蒲(抽水性) 分布:園芸品種
・ノハナショウブ(抽水性) 分布:日本、朝鮮半島、シベリア東部
・クロモ(水草) 分布:日本
・マツモ(水草) 分布:日本
・ミズサンザシ(浮葉生) 分布:南アフリカ
・温帯スイレン(浮葉性) 分布:園芸品種
・ナガバオモダカ(抽水性) 分布:北アメリカ
・ホテイアオイ(浮遊性) 分布:南アフリカ
・浮草(浮遊性) 分布:不明(自然採取)
・ミズホウレンソウ(水生野菜) 分布:園芸品種
・クワイ(水生野菜) 分布:中国、園芸品種
・クレソン(水生野菜) 分布:ヨーロッパ、日本帰化
・ワサビ(水生野菜) 分布:日本、園芸品種
・食用ハス(水生野菜) 分布:日本、園芸品種
・セリ(水生野菜) 分布:日本、園芸品種
要注意植物 ・・・・・外来植物であるため、下流の池に入れている。種などが出来ないように常に注意!
注意植物 ・・・・・園芸生物であるため、自然界に流失しないように注意が必要。
弱注意植物 ・・・・・日本固有種であるが、他地域植物であるため、遺伝子汚染に注意が必要。
安全植物 ・・・・・近所の数百メートル以内に既に自生してる植物を採取。一応、安全?
池の基本形完成後約1カ月後の様子
昨夜撮影した夜の写真です。
池の周辺にソーラータイプのLEDガーデンライトを配置しました。ホームセンターで1本398円で、暗い灯りでしたが、数で勝負し、計13本です。ここまで配置すると、明るくて、商品の価格の割に結構華やかでした。
また、車の予備駐車スペースに、車両のタイヤ幅に合わせて煉瓦道を配置し、それ以外の部分には、シロツメグサと、レンゲソウの種を混ぜてばら撒きました。 嫁さんの強い希望で、シロツメクサとレンゲの野原が欲しいという希望であったため、普通の住宅地では雑草として嫌われ者の存在を敢えて植えました。
写真が暗く確認しにくいですが、煉瓦の部分周辺が緑になっているのは、発芽して大繁殖の兆しが出ています。
池作り30日目以降の作業(完成?)
池周辺の植栽エリアの整備と、上流部分のコンクリート壁(水色の壁)上に自然石をコンクリート用のボンドで貼り付け、ボンドが硬化後に、洗った砂を自然石の、周辺に入れました。
そのスペースに、グランドカバー用のセダムを植栽したら、上流、中流は完成です。下流の部分と、その周辺は、地下室の上に小屋を建てた後に整備しないと都合が悪いため、当分(冬くらいに小屋を作るため、その頃まで)このままでいこうと思います。
池作り28日目~30日目
池と自宅の間にウッドデッキを作り、池の河原の上張り出して、池ギリギリから眺めやすいように、作りました。
デッキ製作に使用した木材は、地下室や池を作る際に使用した型枠の補強木材等で、コンクリート付着の木材を再利用して作りました。
全てガスバーナーで焼き板・焼き根太にして、組み上げました。基礎は、鉄筋入りコンクリートブロック二段の塀に、アンカーボルトを入れて固め、硬化後に住宅用の基礎パッキン(樹脂製)を挟み、根太をボルト固定し、床板を張りつけました。池上の部分を後日ジグソーで綺麗にカットしたら完成です。
また、池の水を出るところを調整しました。
今までは、下の写真の赤丸印部分からポンプアップした水を出していましたが、もう一つ砂の中に埋めている塩ビの水道配管に、小さなドリルで穴をあけて、青丸印の所から湧水風に見せて、砂を噴き上げて噴出して噴出しています。配管はあえてエルボで「く」の字型に曲げて、直線的な人工物に見えないようにしています。黄色の線が配管の走行です。吹き出し水流の調整は、2個の蛇口で調整しています。湧水風の場所から出るのが出来なかった余分な圧力は、赤丸から出てきます。
また、丸太橋の下にできた日陰の部分に、ワサビを植えました。
ワサビ栽培には2つの問題点があります。
1つ目は、ワサビからはアリルイソチアネートという植物の生育を阻害する物質が出てるらしく、それが、他の植物にどの様な影響を与えるか未知数ですが、一応植えてみました。
2つ目は、水温が既に15度から25度になっていることです。ワサビの適温が15度から18度で、18度を超えると軟腐病が発生しやすいそうで、真夏の水温が心配です。
池作り26・27日目
26日目~27日目(実際の作業日H22.5.4~H22.5.6)
上流部分の丸太橋を製作しました。
既に池底部に固定していた、焼き杉の杭の柱に、同じ焼き杉の杭をカットして、池の上に固定しました。
その上に、1×4のパイン材をガスバーナーで焼き、タワシで炭を擦り落した焼きパイン材をネジ止めしました。
手すり(デザイン用)は、柱に13.5ミリの穴を開け、12ミリのクレモナのロープを通して両端末を結んで外れないようにしました。
ロープは切り売り1mで160円でした。これで、丸太橋は完成です。
正しいかどうか分かりませんが、焼く目安は、ガスバーナーで火を当て、木材表面に干割れみたいなのが出るまでしました。
近所の川などで水草を集めたかったのですが、ヘドロやゴミやら付着していて相当汚くかったため、ペットショップで在来種であるクロモとマツモを購入し、植えました。
ただ、水草を探していた際に、水路の一角に野生繁殖したイグサを見つけたため、数本だけ根から掘って採取させてもらいました。
メダカ・ドジョウ等の生体の投入もしました。
本来は1カ月放置予定でしたが、ホームセンターに光合成細菌(紅色非硫黄細菌)なる物があり、アンモニア・亜硝酸の分解と、魚の餌にもなるのそうで、1リットルパック1本で1t分の水に対応できるらしく、我が家の場合は推定2tだから、2本投入しました。
で、池内部にバクテリアが湧くのを待つ必要が無くなったため、生体の投入となりました。
(写真奥の杭は、中州部分の杭です)