小屋の木工事(19)「編集中」
小屋の作業については、私自身の所用と季節的なもの(ただ寒いで気合いが入らないで)関係で中断中でしたが、再開しました。
まず、昨年末(秋ごろ)に工事を中断する前の内容を編集・掲載します。
まずは、装飾用の梁が完成したら、屋外にラスモルタル壁(真壁)を作る関係、先に薪ストーブの煙突の出てくる位置を決めないと、後からモルタルに穴を空けるのが難しくなるため薪ストーブの煙突位置を決めます。
煙突の出る位置が決まると、その壁を貫通する位置に眼鏡石(煙突用の断熱材)を設置する枠を取りつけ、もちろん、外側の下地壁の構造用合板も眼鏡石の大きさで切り取ります。
眼鏡石の役割は、煙突の排煙熱で木等が低温(100度~150度)で長期間熱せられると、壁の内部で炭化し、自然発火する低温着火の危険性を回避するために必ず必要な断熱材です。
煙突の仮説設置が終了した状態です。ただし、煙突の部材が足りなく、煙突のトップ位置が低すぎです。
煙突の位置が屋根の位置より低いと、風の向きによっては、屋根にあたった風が起こすカルマン渦の影響で、煙突のトップの気圧が室内気圧より高くなると排煙不良が発生し、一酸化炭素中毒の危険性が発生するから、次回買い足す必要があります。
煙突も仮設ではありますが、設置完了したら、ラスモルタルの準備です。
ラスモルタルのラス(金網)を壁に貼り付けている写真です。ラスの必要性は、地震や強風などによる振動でモルタルが割れたり、剥がれ落ちるの防止するために必要です。また、このラスがあることでモルタルも引っかかるため、塗りやすくなります。
ラスは通常、カッターという大型のホッチキスの針で固定するそうですが、カッターの針では細く、長い年月でラスモルタル壁が浮いたり、剥離しそうなので、電線を固定するためのカスガイを使用して固定しました。
電線用のカスガイには、電線保護用のビニール被膜が付けられていますが、全てカッターナイフで離脱させました。
ラス下地が固定できたら、モルタル塗りです。サイディング代わりにモルタルを使用するため、防水モルタルにする必要があるため、マノール防水材を添加して作ったモルタルを薄く塗ります。モルタルは3層構造で厚みを付けるため、まず1回目のモルタル塗りです。1度で厚塗りすると、垂れる恐れがあるからです。
モルタルを塗ると、上の様な状態になります。
モルタルが生の状態で黒っぽく見えますが、ラスモルタル3回塗ったら、漆喰を仕上げで塗りますので、最終的には白っぽくなります。
購入商品は次回更新(現在内部工事中)までに掲載します。近日公開!