小屋の木工事(18)
前回の材料費からまず記載します。
9/12に購入した商品は、
3m×90mm角材(檜)・・・・1300円×4本
カクシ釘45mm(120本)・・・・892円×1箱
アンティック蝶番ミニ・・・・・・・・298円×3組
1×2×2mパイン材・・・・・・・・180円×2本
9/12購入分は7,346円で、合計264,261円となりました。
本日は、前回の工事で写し忘れていたペア・アクリル窓です。
この窓の作り方は、1×2木材を丸鋸で5mmの深さで切り込みを二本いれて、窓のサイズにカットします。 切り込みに2mm厚のアクリル板を差し込み、ブロンズの木ネジで固定しました。
その次に、防水処置の為、アクリル板と木枠に養生テープを貼り、シリコンコーキングを注入してヘラで余分なコーキングを除去したら、養生テープを除去します。また、木枠の隙間・アクリル板を差し込むために作った溝(横の部分)に充填したら窓の完成です。
下の写真は、前回撮影忘れのアイアン製の装飾品です。ドアに取り付けているダミーですので、蝶番はステンレス製になっています。ただし、周りの木枠が黒く、写真を見ても分るように覆い隠した配置をしていますので、意外と目立ちません。ドアの開閉可能角度は木枠があるため120度位までです。
本日は、向かって右側の装飾を取りつける作業をしました。
焼きパイン材を作り、煤を洗い流し、乾燥後に防腐塗料のクレオソートを塗りました。塗料が乾燥するまでの間に、窓枠を設置作業をいます。窓枠は、1×6のパイン材で作ります。まず、窓枠の下地枠に防水のためのシリコンコーキングを屋外側にタップリ流し込み、室内側には、根太用ボンドを流し込み、その上から窓枠の1×6木材を貼り付け、カクシ釘で固定しました。カクシ釘はボンドとシリコンが完全硬化した後に釘の頭だけ取り除きます。
その後、下の写真の様に装飾の梁を固定させました。
目標とするデザインは、下の様な状態です。どうですかね。
本日は、窓の作製はできませんでした。近く台風が接近しそうなので、本日開けた窓枠はビニールなどで塞ぐ必要がでそうです。
本日の購入商品は次回に記載します。
小屋の木工事(17)
9/12日に工事した内容です。
前日に作った焼き杉ならぬ焼きパイン材に、クレオソート塗りから作業開始です。
クレオソートは防腐・防虫効果が高く、価格も安いのですが、匂いがキツイのが難点です。そのクレオソートの説明文には、発ガン性や中毒の危険性があると言う事ですから、使い捨てゴム手袋(ニトリル)を装着して作業します。
ニトリル製は、ラスティック製に比べ耐薬品性が格段に強いのが特徴ですが、そのニトリル製のゴムを溶かいているのか、破けなどは発生しないものの、ノビノビになってしまいました。
クレオソートの塗り方は、木材への浸み込みがよく、綿のウエスに浸み込ませた塗料を「雑巾がけ」の要領で塗ると、短時間にムラなく塗れます。
塗料塗りが終わったら、小屋への配置です。
設置予定場所に配置して、基本的に小屋の室内側から短い木ネジで固定しました。今回の材木は、小屋の強度や耐久性をアップさせるための構造材でなく、デザインの為の装飾材ですので、固定されていればOKであるためです。
その次、小屋のコーナーの装飾材製作です。当初は2×4と2×6の木で作る予定でしたが、繋ぎ目が出来るため完成度が落ちると判断して、90cmの檜の角材(柱用)に変更しました。
檜にした理由は、価格がWウッドで同じサイズの半分以下でしたので檜の角材になりました。
檜の角材を2×4木材と同じ厚みに丸鋸を使用して、断面が「く」の字状にカットします。
この檜の角材もバーナー焼きをして、「焼き檜」にいます。
乾燥後、同じように塗料を塗り、コーナーに配置しました。コーナーの木材だけは、裏から固定が難しい(隅柱があるため。)ため、表から木ネジ固定いました。表から通常の木ネジで固定すると、目立つため、ブロンズのウットデッキ用ビス(ウットデッキ製作時の残り物)を使用しました。
作っていた焼き材が全てを貼り付け、窓(左側)を残ったアクリル板でペアアクリル窓を作って本日の作業(9/12)が終了しまいた。
購入材料などは次回記載します。
小屋の木工事(16)
9/11日に工事した内容です。
前日の作業で取り付けたドアに鍵を取りつけた状態です。
鍵の説明書に従って穴をホール・ソーでドアに穴を空け取り付けました。また、ドア枠にも鍵のデットボルトが入る穴も一緒に空けました。
次の作業は、前日に取り付けていた水切り金物の続きです。
水切り金物が必要な理由は、雨水は、重力に従って、下に落ちます。その際に、水切り金物があることで土台や基礎に雨水が当らない様になるため、構造物の耐久性が増すのです。
水切り金物を加工(コーナー部分)するため、金切り鋏や金切り鋸を使用して立体的に折り曲げるため切り込みを入れます。水切りの断面は、写真の右に置いてある形をしています。これを綺麗に折り曲げるためには、事前にボール紙で同じように折った物に鋏でカットして、位置を確認してから、作業にあたりました。
カットした水切り金物を配置して、ステンレス釘で固定させています。金物と金物の継ぎ手部分や、折り込み加工した所の隙間はシリコンコーキングを流して埋めています。
この作業の後は、翌日の作業の下準備として焼き杉ならぬ焼きパイン材を作りました。
焼きパイン材の作り方は、ガスバーナーで表面を黒く干割れみたいなのが出る位焼いて、タワシで擦りながら水で洗い流したら綺麗な木目が出たパイン材の完成です。この材木を翌日まで乾燥させます。
9/11に購入した商品は、
シリコンコーキング(防カビ剤入り・透明)・・・・298円×1本
カセットコンロ用ガスボンベ・・・・・298円×1束(3本入り)
1×2×6フィートパイン材・・・・・・150円×2本
ステンレス釘(2cm100本入り)・・・200円×1袋
防腐塗料(クレオソート)・・・・・・・・・2980円×1缶
9/11購入分は3,926円で、今回までの合計256,915円となりました。
小屋の木工事(15)
数回工事をしていましたが、ブログアップをしていませんでした。
まず、前回の「小屋の木工事(14)」で使用したプラスチックトタン(ポリカーボネート製)による屋根下地工事で使用した材料費を先ず記載します。
購入した商品は、
前回購入した商品は、
プラスチック製トタン8尺・・・・1800円×12枚
プラスチック製トタン棟用・・・・950円×6枚
トタン固定用専用スクリュー釘・・・・99円×2束
前回購入分は27,498円で、合計241,201円となりました。
一昨日の工事は、入口(小屋の玄関にあたるドア)の作成です。
ドアは、2×4木材をメインして作ります。まず2×4木材を選ぶ所から始まります。木材自体が反っていると、扉自体が反ってしまいます。小屋の構造なら多少は隣り合う木材や合板で修正可能ですが扉はそうはいきません。
可能な限り真直ぐな木材をホームセンターで選び、7本の2×4木材を付き合わせて扉にします。
木材はそのまま加工することなく付き合わせるため、防水・防風のために張り合わせる部分にシリコンを塗り、木材を付き合わせたらロングビス(長い木ネジ)で固定します。この作業を繰り返し、7本固定させます。はみ出したシリコンはその都度取り除きます。また、7本目は、木ネジの頭が見えたままになるため、10ミリ木材用ドリルで穴を開け、木ネジを締めたら、穴に木工用接着剤を充填させ、10ミリの丸棒挿入させて、はみ出た部分をノミで綺麗に削り取ったら、ネジ穴も見えなくなります。
その後、裏側(室内側)に1×4木材を横方向に上下二枚で全ての木材を固定させたら、基本形のドアは完成です。
次は、基本形のドアに飾り窓を付けます。7枚の木材が連結された一枚板に、飾り窓の位置を切り抜きます。この時、飾り窓の予定位置には、ロングビスが無いように施工していなければなりません。
この写真は飾り窓を入れた状態です。
飾り窓製作作業は、
①屋外側にL型のモール(飾り加工してある木材)を使用し、ドアの切口を隠します。固定は根太用ボンドを使用し貼り付け、カクシ釘(固定後横から叩くと釘の頭が折れて外れる釘)で固定します。
②モールの内側にシリコンを流し込む。
③モール固定している反対側からアクリル板をはめ込む。
④アクリル板を押さえるため内側に1cmの角材を細い釘で固定し、アクリル板を押さえます。
⑤飾りのステンドグラスを入れる。(これをアクリル板に変えればペアガラス風にでき、断熱効果得られると思う)
⑥ステンドグラスを固定させるため1cmの角材で更に固定させる。
⑦室内側にL型のモールで固定させる。
⑧最後に、屋外側のアクリル板とモールに養生テープをして、シリコンで防水処置をします。
以上で飾り窓が出来ます。
内側から最期のモール固定最中の写真です。モールで隠すため、多少の傷(鋸の失敗)も隠せます。
次はドアの取っ手と、飾りアイアン、鍵を取りつけます。鍵は鍵についている説明書に従って施工するだけですので、皆さんも説明書に従って付ければ無事取り付けれます。
下の写真は鍵以外が完成し取り付けた写真です。
アイアン製の取っ手と飾り、鍵は、
イージー・コレクティブルズ(http://www.easy-easy.com/index.html)で購入しました。
この後、水切り金物を1枚取り付けたら日が暮れました。
一昨日(9/10)購入した商品は、
水切り金物・・・・1080円×4枚
2×4×6フィート・・・・・298円×7本
蝶番ステンレス製・・・・850円×3本
アクリル板・・・・・・・・・4680円×1枚
飾りアイアン(ダミー)・・・7300円×1セット
アイアン製取っ手・・・・・・5600円×1セット
鍵(デッドボルト)・・・・・・12800円×1セット
一昨日購入分は39,336円で、今回までの合計253,039円となりました。
11日、12日の工事内容分は時間が遅くなりましたので次回アップします。
ちなみに、本日12日夕方の外観写真です。