山楝蛇

テーマ:社長Kのブログ
昨日、従業員のマサが草刈りをしていたら70センチほどの蛇が出てきた。
ヤマカガシ1
彼はこの蛇のことをよく知らないようで「ヤマカガシだよ。」と教えても、あまりピンとこないようだ。

一昔前まではヤマカガシが毒蛇であることはあまり認識されていなかった。
私が子供の頃はアオダイショウもヤマカガシも毒は無いと言われていて、追いかけ回したり腕に巻いたりしてよく遊んだものだが、1972年に中学生が噛まれて死亡する事故が起きてから、毒蛇として認識されるようになってきたそうだ。
毒牙は奥歯にあるので、よほど深く噛まれないと毒が注入されないため死亡事例は少ないが、その毒の強さは ハブやマムシより強力なものらしい。そんなこととは知らずオモチャにしていたのだからぞっとする。
ヤマカガシ2

ヤマカガシは毒牙だけでなく首の後ろに頚腺と呼ばれる毒腺を持っていて、ここからも別の種類の毒を噴射したりもするが、頚腺から出る毒はそれほど強力ではない。(とはいえ目に入れば失明も。)
この写真のようにコブラよろしく平たくなっているときは蛇も興奮状態で、頚腺から毒を出す準備をしているときだから要注意。
もともと大人しい蛇で、自分の方から攻撃を仕掛けてくるようなことはない。草刈りの音によほど驚いたのだろう。

少し山間の草刈りをしているとヘビだのカエルだのに出くわすことはよくある。
ハチなども草むらの中に巣があって気付かずに払ってしまうと猛然と襲ってくる。
これからの季節はこういう危険とも背中合わせだ。
毎年従業員の誰かしらがハチに刺されたりするが、今年はやられないといいなあ。(By K)
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草食系男子

置き場でとれたフキで社長の奥さんに「伽羅蕗」を作っていただきました。きゃらぶきの「伽羅」とは梵語でもともと「黒」を意味するそうです。香木の最上級品をも意味します。庭に植わっているキャラノキは香木の伽羅とは全く別の品種です。キャラの木の材が香木の伽羅に似ているという事からキャラノキという名前になったそうです。材の見た目なのか香りなのかははっきりしません。結構ややこしいです。ツワブキも伽羅蕗にして食べられるそうですが食べたことはありません。ツワブキとフキも別の種類の植物です。ややこしいです。ほろ苦い季節の味です。まいうー。
大石

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にわっし!

横浜の植木屋(有)木下庭園管理で働く従業員と社長による共同書込ブログ。
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