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ヒメシャラの純林

テーマ:従業員Mのブログ
先日、箱根の現場があり、休憩時間にヒメシャラの純林を見てきました。箱根神社の裏山にあって県指定の天然記念物だそうです。


めずらしいのはヒメシャラ単一種の「純林」だということで、百本以上あるとか。絶滅するような病害虫が今まで発生しなかったのが不思議です。


庭木のイメージからはほど遠い立派な幹。ひとかかえでは届きませんでした。


鱗片状の木肌。肌触りはひんやり冷たくて密。なめらかな起伏がサラブレッドの身体みたいでした。


すぐ後ろには杉林。単一種とはいえ、こちらは植林ですね。

ヒメシャラの花は終わってしまっていたのか、高木すぎてわからなかったのか見ることはできませんでしたが道ばたにハギが咲いていて夏を感じました花


(By Mかえる
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蹲踞仕上げ

テーマ:社長Kのブログ
例のお宅の蹲踞周りを仕上げてきました。


延段作成中。


朝着いたら腰掛けが用意されていて(先日は無かったのに)、
正客石と相客石を追加で頼まれてしまい、作業途中で抜け出して
置き場に追加材料を取りに戻ったりで
結構ハードな一日になりました。






今日は先日のような問題もなく、お施主様も大変満足してくださいました。
月末のお茶会に間に合ったと喜んでいらっしゃいました。


今日はビールがうまそうです!(By K)




蹲踞

テーマ:社長Kのブログ
今日はちょっとお恥ずかしいお話。

幅が1300あまりしかない場所に蹲踞を据えて欲しいという依頼。
砂利敷きの通路部分は70センチ足らず。蹲踞施工前

プランターを撤去してそこに水鉢を据える。
役石も据えてなおかつ通り道も確保しなくてはならない。
なんとか収めてみた。水鉢の中心から前石の中心まで60センチ。施工後1寸法

この距離は昔から2尺~2尺5寸が標準とされているのでなんとかぎりぎりの数字である。
前石をこれ以上後ろにずらすと、かがんだときにおしりが家の壁に当たる。
通り道の確保を考慮すると致し方無いと判断。
湯桶石、手燭石も体裁が整えばよいくらいの考えで少し小ぶりだが場所を取らない石を選択した。
茶道を嗜んでいらっしゃるお客様にも一応見て頂いてその日現場をあとにしたのだが、、、
施工後1

その夜、お客様から「蹲踞を使ってみたがこの距離では着物にハネが上がる。」と電話をいただいた。
また、「手燭石が小さくて手燭が乗らない」とも。
私は(少し腹を立てて)、この幅では要求が難しいこと、最小限の距離は確保したことを説明し、
いずれにしてもやり替えるならコンクリートの海が完全に固まってしまわぬうちに ということで
翌日(日曜日だったが)うかがうことにした。


翌朝仕事支度をしながら昨夜の事を私は反省しだしていた。
替えとなる湯桶石と手燭石を置き場で探しながら、湯桶と手燭の寸法を思い起こす。
湯桶は直径が1尺近くあるし、手燭も長手の部分は9寸はある。
これらがちゃんと乗るだろうかと考えながら役石を探すのは造園屋として当たり前のことだ。

当たり前のことなのに自分はそれをないがしろにして
景色的に蹲踞らしければいいのだろうと 適当になっていた。
「お茶をやっていますの」と言いながら、蹲踞を据えても全く使わず水鉢が汚れきっている方を何人も見てきた。
創作蹲踞と称して役石を省略したり、景色の飾りでしかない”つくばいもどき”がどこにでも見られるようになり
自分もそれに抵抗を感じなくなり、蹲踞で遊んだりしてきた。
「ちゃんとわかってくれる客が居ない」からこの程度でいいんだという気持ちがどこかにあった。

そんな気を抜いた仕事をしていると「本物」を要求されたときにハッとするのだ。
このお客様は手燭を使ってちゃんと「夜咄」もされるくらい本格的にやっていらっしゃるのに
私はなんと失礼な仕事をしたのだろう。
(※夜咄(よばなし)とは冬の夜間に行われる茶事)
当たり前のことをいい加減にして、何とも恥ずかしい限りだ。


役石となりそうな石を二組積み込んで現場に向かった。
実際に手燭を乗せてお客様に選んでいただいたのがこれ。
湯桶、手燭

水鉢と前石の距離をかせぐために、勝手を少し振っても良いと言われたので
斜め使いに適した前石に取り替え、距離を72センチ確保した。施工後2寸法

最初の配置と比較してみる。これが1。
施工後1比較
そして組み直した蹲踞。施工後2比較

多少無理はあるがお客様には納得して頂いた。
初めからこうしなきゃなぁ! 悔しさを残して帰る。
施工後2遠景


二日空けて、明日はこの現場の仕上げだ。
狭くとも小さくとも気を抜かずちゃんとした仕事しよう。(By K)








昼休み

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今日の横浜は最高気温33℃。暑かった。。。。
家に帰ってからも身体が火照るので鏡を見ると下着の白い跡が。え?日焼けしてるの!?晴れ
作業着を着ているにもかかわらず日焼けするとは思いもしませんでした。
夏の日差し、想像以上に侮れないですね。

そんなあっついお昼休み、こっそり現場の芝生に横になっちゃいました。


セントオーガスチングラス。
幅広で肉厚、ニラのような葉はコシがあるのにほどよくやわらかくて、寝転ぶのに最適です。
高麗芝ではチクチクしてこうはいかないな〜。
こどもたちが元気に飛び回ってもしゃっきっとしています。

見上げた空はこんな感じ。

暑いながらもケヤキの木陰は涼しくて、思わず深呼吸してしまった昼下がりでした。

(By Mかえる

夏到来

テーマ:社長Kのブログ
てっぺんまで花が咲いたら「梅雨明け」と言われているタチアオイ(別名:ツユアオイ、ホリホック)。

タチアオイ1
1週間前はココまでだったのが

タチアオイ2
今日はここまで咲いている。
タチアオイ4
もうてっぺんだよね。

気象庁では今年の梅雨明け宣言の線引きに悩んでるようだけど
もうこりゃ「梅雨明け」でしょ!タチアオイ3


それに、ぼちぼちセミも、、、セミ1
昨日「初ゼミ」に遭遇した。
こいつかどうか分からないけど、
散歩中に低空飛行してきたアブラゼミが
B作のえじきになっていた。

せっかく出てきたばっかりなのにかわいそうに、、、、。セミ2

!てめぇ、食うなよ!!
(By K)

Dog Year

テーマ:社長Kのブログ
朝から風が強く、時折横殴りの雨が降る悪天候。
水田の稲の葉は、ネコバスが通りすぎたあとのような疾風に揺れていた。水田の風


話はガラッと変わるが
先日プライベートでiPadを購入した。
スマホも使えない我々夫婦にとっては無茶な買い物かも知れないが
時代に乗り遅れないための悪あがきをしようとしている。iPad

もっぱら奥さんの「Cook Pad」と家族のおもちゃになっていて
仕事のツールとして私が使うまでにはまだ時間が掛かりそうだ。

ところが、何気なくこのipadで自社のサイトを見て愕然とした。
「Safari」では正しく表示されていないのだ。
IE9で表示が化けるのも承知はしていたのだが、
いよいよ放っておけない状況になってきた。

表題の「Dog Year」とは
IT業界が犬の年齢のように通常の7倍の早さで進んでいることのたとえだが、
2000年にサイトを立ち上げて以来最大のピンチが訪れた!
これまでも何度かリニューアルしてきたが、今回はそんな小手先の修正では追いつかない。

HTMLもCSSもバージョンはどんどん進んでいる。
もはや10年前の言語は通じないのだ。
ブラウザもどんどんバージョンが変わって
見られないサイトを置き去りにしていく、、、。
焦るが 新しいことがまーあ頭に入らない!

業者任せという手もあるにはあるが
一度そちらへ行ってしまうと、もう自力では修正も追加も出来なくなるだろう。
お金が惜しいわけではないが、先を考えるとココが頑張りどころのような気がする。
長く仕事をしていると、時々こういう「正念場」があるものだ。
今回はちょっと長期戦になりそうだが。

現場が忙しいこの時期に、なんということだ!
唯一の救いは
こんな私がパソコンの前でもがいている最中も
従業員達が現場をちゃんとこなしてくれることだ。ありがたい。(By K)

うちの子かわいい

テーマ:従業員Mのブログ
我が子の写メを自慢げに見せられることほど
付き合いきれないものはないな…やれやれ。。。
なんて思ってしまう余裕のない人間なんですけども、
あえてそれをやってしまう自分。キライじゃない。


1.5坪ほどの我が家の畑。
初めての畑なので欲張っていろいろ植えています。

ズッキーニ、ピーマン、なす。
ツヤッツヤでいい形。なんてかわいいんでしょ。


ミニトマトは無理に誘引したら先端を折ってしまった…けど
脇芽がぐんぐん成長中。


とうもろこしはこの翌日、花が咲きました。

根っこがおもしろーい!


ひょうたんかぼちゃ、つるぼけかな~花がちっとも咲きません。どこまで行くの~~汗(女の子)


枝豆が豊作でビールが進みましたねー、ノンアルコールだけど。



毎日、なにかしら収穫してはおいしくいただいています。
有機で栽培するのは手間がかかるのでやめてしまいましたが
やっぱり自分で育てたものは新鮮だし、おいしいです。

最初はこのくらいにしておこうと思いますが
また、うちの子自慢しちゃいます。他にもいっぱいいるので。
え?もういい?大丈夫、独り言ですから気にしないで。。。アッカンベー(女の子)

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プロフィール

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にわっし!

横浜の植木屋(有)木下庭園管理で働く従業員と社長による共同書込ブログ。
K、G、M、Q、シノベ、タカダ、ヒラノ。
仕事・プライベートを問わず日々のひとコマを書きためていきます。

(有)木下庭園管理のホームページ

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