センリョウ、マンリョウ

テーマ:従業員シノベのブログ
センリョウ、マンリョウ

こんにちはシノベです。

先日家族で中区本牧にある三渓園に行ってきました。
横浜の実業家・原三渓が作り上げた日本庭園です。
京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物と四季折々の自然の風景が見どころとなっています。



室町時代に建てられた旧燈明寺三重塔や、江戸時代後期に建てられた合掌造り旧の矢箆原家住宅は圧巻でした。

庭園内を散策していると、旧箆原家住宅前に一株ずつ植えてある寄せ植えがありました。
名前札を順番に追っていくと、まんりょう(万両)、せんりょう(千両)・・・、
(鳥除けのネットが掛かっていてちょっと残念な写真ですが、、。)





からたちばな(百両)、





やぶこうじ(十両)、



ありどうし(一両)、と。

恥ずかしながら百両、十両、一両まであると知りませんでした。

自宅に帰り由来を調べると

マンリョウはセンリョウよりも実を多くつけるから、
カラタチバナは江戸時代非常に高価で百両以下では買えない「百両金」と呼ばれたから。
ヤブコウジ、百両よりも実の数で劣るから。
アリドウシ、江戸っ子が洒落で「千両、万両、有り通し(一年中ある)」と語り、千両、万両とともに正月の縁起物として飾ったから。

面白い、日本人は本当に洒落好きなんだなぁと思いました。



他にも春の七草なども植えてあったり、
盆栽の展示があったり
四季折々のイベントが催されているようです。

歴史好きの妻も、昔の道具の勉強中の息子も、みんな満足の一日でした。
また季節ごとにみんなで行きたいと思います。

(By シノベ)

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寒中の人工芝貼り

テーマ:社長Kのブログ
昨日完了した工事です。3日前に現場到着した瞬間にあ然、、、。

人工芝現場

北国の方々には笑われてしまいそうですが、こちらでは雪には不慣れでして(現場:東京都)、、、。

人工芝現場

まずは雪かきからです。

人工芝現場

整地して砂を投入するのですが、霜柱で地面が浮き上がっているので不陸なのか霜柱のせいなのか
見分けが難しくてなかなかレベルがビシッと決まらず苦労しました。

人工芝現場

防草シートを下貼りします。

これは人工芝の水抜き穴から雑草が出てくるのを防ぐためです。

石の際からも雑草が生えやすいのですが、防草シートをきちんと端まで貼るのは不可能なので
石の際などの細部は真砂土舗装をしておきます。

人工芝現場

いよいよ人工芝を貼っていきます。

直線、真四角なら簡単なのですが、自然石の縁などは合わせて切るのが大変です。

人工芝現場

やっと完成です。広々として除草作業から解放されてお客様も大満足です。

人工芝貼り

人工芝貼り

今回使用した人工芝は「(株)花とみどり社」の「ネオ・グリーン」という製品で、芝高さ20ミリのものです。
いつもは30ミリを使っているのですが、技術的には20ミリの方が難しいと感じました。

毎日寒くて大変でしたが天然の芝貼りだったら絶対こんな時期には施工出来ませんから、仕事が成り立つことに感謝すべきですね。 (By K)

フキとコロポックル

テーマ:従業員タカダのブログ
タカダです。

この間現場でフキを見つけました。


フキを見ていたらじいちゃんばあちゃんが昔話してくれた話を思い出しました。

じいちゃんばあちゃんは、北海道出身で、アイヌの話などをよくしてくれました。
その話でよくコロポックルがでてきました。


コロポックルとは、アイヌの伝承に登場する小人で、アイヌ語で「蕗の下の人」という意味みたいです。

コロポックルは蕗畑の下に住み、名前はヒイラギノヒコ、ツバキノヒメのように最初に木の名前がつき男はヒコ、女はヒメを名乗るようです。
木の名前の部分が苗字になるというくらい自然の神様としてアイヌでは大事にされていたようです。

子供のときに自分の背よりも大きなフキの下に入って喜んでいたとおばあちゃんが話していました。

僕が北海道で見たフキはアキタブキというフキで、この写真のフキとは違うものでした。

そして先輩からこんなものを見せてもらいました。

はじめて見たのでもらって写真をとってみました。

またいつか北海道に行って大きなフキを見たいと思いました。

byタカダ

ふきのとう

テーマ:社長Kのブログ
2年前に山林のような空き地を開墾しました。

山林

伐採・開墾

ほとんどの山木を伐採し広い草原が生まれ、

1年後(去年)の春に様子を見に行ったら広範囲にフキが生えていました。

キャラブキ

この2日間ここの草刈を依頼され作業していましたが

草刈

期待通り、枯れ草の下には

フキ

「ふきのとう」がたくさん隠れていましたよ。

ふきのとう

2つだけ持って帰って天ぷらにしてもらいました。

天ぷら

日当たりが良すぎる場所のせいか、種類のせいか、ここのは硬くて食感は悪かったけど春の香りは充分に味わえました。(By K)






大磯の左義長

テーマ:社長Kのブログ
昨日庭ブロへのサーバートラブルか何かでアクセスが出来なかったので1日遅れの記事になりますが、、、。

成人式の今日、会社は休みでしたが現場の下見があって小田原へ向かう途中、大磯で海岸にインディアンの家のような形の物(サイトというそうです。)が散在しているのを見かけ、気になったので用事を済ませた帰りに立ち寄ってみました。

大磯

近所の方と思しきご老人にコレは何ですかと尋ねると、丁寧に説明してくださいました。今日の夕方6時半から火付けが行われるそうですが、ここに至るまでに一連の「おつとめ」があるそうで、いわゆる「どんど焼き」には違いないらしいのですが、ただ団子を焼いて食べるというだけでは無くかなり奥の深い「火祭り」のようなので帰ってからさらに調べてみました。

サイト

大磯の火祭り

大磯町で行われるこの行事は「左義長」と呼ばれ、400年以上前から伝わっている火祭りだということです。
まず12月8日に一番息子という行事があり 子供たちが賽銭を受け取りながら家々を巡り、風邪をひかないようにという意味で豆腐を食べる習慣があるそうです。またこの日には、「目一つ小僧」という厄神(妖怪?)が来て、村人の行いを帳面につけて回るのだそうです。戸締りや行儀の悪さなど家の落ち度を調べて回り、疫病神に報告して災難をもたらすそうですが、12月8日に道祖神にこの記帳を預けて、2月8日に受け取りに来る為、1月15日前後のどんど焼きで焼き払えば報告できなくなるということで、災難を逃れられるという意味も含まれているのだとか。えんま帳も一緒に燃やしてしまうという事なんですね、面白い。

大磯どんど焼き

「一番息子」のあとも説明は省略しますが「オカリコ(御仮籠)」「七所参り(ななとこまいり)」などを経て今日に至るそうです。
今日6時半に「サイト」を燃やすセエトバレエが始まり、クライマックスではソリに乗せた神様を海と陸とで綱引きを行う「ヤンナゴッコ」という行事もあるそうです。この一連の行事全てが大磯の左義長のお祭りなのだそうです。

左義長

長いこと「湘南」というひとくくりの中で過ごしていますが、地域にこういうお祭りがあったのを知りませんでした。今日は他にも用事があったので後ろ髪引かれる思いで帰りましたが来年は「火祭り」見てみたいな。(By K)

プロフィール

KTK.jpg

にわっし!

横浜の植木屋(有)木下庭園管理で働く従業員と社長による共同書込ブログ。
K、G、M、Q、シノベ、タカダ、ヒラノ。
仕事・プライベートを問わず日々のひとコマを書きためていきます。

(有)木下庭園管理のホームページ

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