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称名寺庭園

テーマ:従業員Mのブログ
少し前になりますが、横浜市金沢区にある「称名寺庭園」に行ってきました。
鎌倉時代、金沢北条家の菩提寺。国の史跡に指定された浄土式の庭園です。
鎌倉幕府滅亡とともに北条氏も滅び…(か〜なり中略)
紆余曲折あって、昭和50年代に鎌倉時代の姿に復元、
現在のように整備されたようです。

こちらに興味深いお話がありました→
「横浜ちょっと昔のちょっといい話」
http://www.yokokana.net/yokohama/yoko10.html


横浜生まれ、横浜育ちの私ですが訪れたのははじめて。
それもそのはずフツ〜な住宅街の中にひっそりとその庭園はありました。

何軒かの食事処があるごく短い参道を抜けると仁王門が見えてきました。


横には数人ボランティアのガイドさんが待機していました。
今回は時間がなかったのでお願いしなかったですが、
無料で案内してくれるようでした。


仁王門からのぞく反橋と平橋。
門を越えるとそこだけタイムスリップしたかのような
静かな風景が広がっていました。


極楽浄土へ歩いて渡れます。



リンク先にもありましたが、背景の山々、開発から逃れ、
残されることになってほんとによかったです。
マンションや電線が見えたら興ざめです。



そして生えている木々の大きいこと。
古木のイチョウ。人の大きさと比較してみてください。

根元にはサツキかなにかが植えてあるものだと思ったら…

正体はものすごい数のひこばえでした目
刈り込んでタマになっていました!

+++
お庭もゆったり落ちついてよいものでしたが、
個人的には裏に広がる野原のほうに心奪われてしまいました。
なにもない野原。こんな場所で子供の頃遊んだなぁ〜なんて
ちょっとノスタルジックな気分になった散策でした。
(by Mかえる

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ホンサカキの花

テーマ:社長Kのブログ
自宅裏庭にあるホンサカキ。
20年も前から在るのに花に気付いたのは今日初めて。
ホンサカキ花1

毎月1日と15日には枝先を切って神棚に供えているのに
なんで今まで気付かなかったんだろう。
きっと下の方の切りやすい所だけ見ていたからだろう。

今日はお隣側にはみ出している樹冠を強剪定して気付いたのだ。
目線から上の枝にしか花は付いていない。

ちょっとシキミやロウバイの花に似ていると思った。
花器に生けてみようと試みたが、葉の下側に花が付いているので
どうもうまく飾れないで、結局あきらめた。
ホンサカキ花2

まるで、神棚に供えられて下から見られることを
初めから想定しているかのようだ。(By K)

※ホンサカキという呼称が正しいかわからないが、一般に「サカキ」というと
ヒサカキの方を連想する人が多いので、あえて区別するために私はこう呼んでいます。
どちらもツバキ科ですがサカキ属とヒサカキ属に分かれています。

地に降りたトンビ

テーマ:社長Kのブログ
昼飯を買いに行こうと車に乗り込むと、遥か前方に大きな鳥の影。
ゴミ置き場の前だからカラスだろうと思ったがどうも様子が違う。
ズームアップしてみたら「とんび(トビ)」だった。トンビ1
(最大ズームなので画質が悪くてすみません。)

ゴミ置き場に飛び乗ったりネットに掴みかかったりしている。
ここは西鎌倉の閑静な住宅街。
ゴミを捨てに来た近所の奥様も、特別おどろく風でもなく
ゴミ袋を持って近づく。トンビ2

さすがに飛び去ったが、、、トンビ3

この界隈では日常茶飯事なんだろうか?
確かに海が近く、海岸で弁当を広げているとトビが襲ってきたりもするが、
カラスのように地上に降りてゴミ置き場をあさるとは、、、

なんか威厳が無いなあ

地に落ちた鳶 って感じ。(By K)

自分を磨く

テーマ:社長Kのブログ
今日は日曜日。会社も従業員もお休みだが、自分は他社の若い職人に混じって勉強会に参加した。

延段を含む小庭園を作成する予定だったが、昨日の雨で練習場がぬかっていたため、実技作業をやめて道具の扱いなどの研修となった。庭守1

午前中は石材加工の練習。
シートに並べたコヤスケ、ノミ、セットウなどの道具について講師の説明を聞く。

そのあと鉄平石や丹波石の割り方を実践練習する。
庭守2

御影石板の表面加工(小叩き、ビシャンなど)や
難しい水鉢の加工(みかん彫り)などにも挑戦。
庭守3

加工した石材を前に集合写真。
休日を返上しても技術を学びに来る、頼もしい熱心な若者達。
そして同業他社の垣根を越えて指導、技の伝承をしてくださる講師方。
庭守4

午後は自分たちが日頃使ってるハサミやナタなどの刃物研ぎの研修。
剪定鋏のようなR状の刃の研ぎ方のコツなど色々勉強になる。
庭守5

古くても、良い刃物は持ちが良いし、
良い道具は手に馴染み、気に入って大事にするから長持ちする。
庭守6

「道具を磨くことは、自分を磨くことだ。」
講師の方の言葉が身にしみた。

・・・にしても我々植木屋の道具って「凶器」だらけだよな~。(By K)

リアルな人工芝

テーマ:社長Kのブログ
最近は現場が忙しくて更新が滞ってしまいました。
ここ数日は庭のちょっとした改修工事をやっていました。

芝がしょぼしょぼになって雑草だらけの施工前
施工前

既存表土をすき取って防草対策の真砂土舗装をして
施工中1

テラス屋根と人工材のウッドデッキを作り施工中2

洗濯物が干しやすいスペースが出来ました。
テラスの屋根が向かいのアパート2階からの視線も遮ってくれます。
施工後

デッキの手前は人工芝を貼りました。
雑草も生えないし、芝刈りも不要。
忙しい方にはもってこいのガーデンアイテムです。

逆目
芝には目というものがあって、こちら側から見ると
人工的なテカリを感じますが

逆目側から見るとテカリが無く、自然に見えます。
今回は入口側からの見栄えを重視。順目

最近気に入って使っている「リアリーターフ」という商品。人工芝アップ

どうです?割とリアルでしょ?
葉の色が濃いのと薄いの2種類混ざっていて、
さらになんとサッチ(芝の枯れくず)まで混ざっているのです!人工芝断面

みどりの芝生は今も昔もみんなの憧れ。
でも今の人は忙しすぎて結局天然の芝をきれいに維持出来る人はほとんど居ません。

私はそんな人たちにいつも人工芝をお薦めしています。
賛否両論はもちろんあるでしょう。
「え~!人工芝はちょっとねぇ~、、、」と先入観だけで難色を示していたお客さんでも
実際に人工芝を施工すると、まず文句を言う人はいません。
皆さん喜んでくださいます。


丈夫で長持ち、メンテナンスフリーだからお薦めするのではありません。

天然の芝を貼っても理想のみどりに出来ず、がっかりするくらいなら
たまの休みなんだから雑草取りに翻弄されず、
のんびり庭を眺める時間を持って欲しいと
思うからお薦めするのです。

生の芝の方がイイに決まってますけどね。(By K)

水やり代わりの雨

テーマ:社長Kのブログ
マンションの芝の貼り替え工事が先日完了したばかりなので、
毎日の潅水が欠かせない。芝貼り

別の現場を抜け出して水やりに向かったら急に辺りが暗くなり、
おっ、これはもしやのにわか雨か?
マンションに着いたとたんにどっさり降り出した。
ラッキー!水やりしないで済んじゃった!

置き場に帰って二階の窓から雨上がりの植木場を眺める。

窓のバラ

窓の間際まで生い茂って花盛りのバラ。
プレハブのバラ

家に植物をはびこらせるのって個人的には嫌いだけど
置き場の無機質なプレハブを覆ってくれるのはちょっとありがたいし、
ガラにもなく気持ちが和らぐ気がする。
夏場の焼き付きも防いでくれるはずだ。

雨上がりの空気が 気持ちいい、、、。(by K)

三方六

テーマ:従業員Mのブログ
またお菓子のお話で恐縮ですが…
「三方六」という北海道の銘菓があります。



白樺の薪をイメージして作られているバームクーヘン。



食べかけ…汗(女の子)
いわずもがな、おいし〜んですがこの変わった名称、どういう意味なんでしょう。
あまり深く考えたことがなかったのですが、しおりにはこう書いてありました。

“北海道開拓時代、開墾のための伐採が各地で行われて、まっすぐな木は建築のために、その他は薪に割り、厳しい冬の燃料としました。木口のサイズ三方が、それぞれ六寸(約18センチ)であったため、「三方六」と呼ばれ、三方六の薪があかあかと燃える裸火の炉の灯を囲んで団らんをし、疲れをいやしたのです。今に聞かれる「三方六」とは薪の割り方の基準であったのです。”


薪のサイズから来ていたんですね。三角形の3辺の長さがそれぞれ約18cmの薪。なるほど。また、ネット上の開拓当時の様子を書いた記事の中でこんなものも見つけました。


“一本の薪は長さ二尺四寸、太さは三方六寸といって、断面の一辺が六寸の三角形を標準とし、これを100本で一敷といい、また幅六尺、高さ六尺に積んだものを一棚とし、薪の取引の単位とした。”

長さ約72cm。これを180cm×180cmに積んだものが一棚…やっと様子が浮かんできました。


“一日当りの薪の消費量は10本内外。一冬の必要量10〜15敷を山から運搬するだけでも、相当の労働量になってきたのであった。”

一日に10本あれば足りるのかと思うと少ないように感じましたが、ひと冬に1000〜1500本ともなると相当な数字になってきます!


そして薪の割り方。
薪は半分に割ったあと、さらに三等分にするものだと思っていました。そうではなく、樹の中心より手前に刃を入れ、120度づつ回転させながら三等分に割ったあと、それぞれを2つに割ったほうがラクに割れるのだそうです。「切る」のではなく「割る」のだと。目から鱗。


そういえば話は戻ってお菓子の「三方六」、いつからか食べやすくカットされるようになりました。
以前は一本の「薪」で、のこぎり型のプラスチックナイフが付いていました。薪を切り分けながら食べる気分が楽しかったのになぁ。。。でもおいしさは変わらないので問題はないです、はいスマイル(女の子)
(By M)



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プロフィール

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にわっし!

横浜の植木屋(有)木下庭園管理で働く従業員と社長による共同書込ブログ。
K、G、M、Q、シノベ、タカダ、ヒラノ。
仕事・プライベートを問わず日々のひとコマを書きためていきます。

(有)木下庭園管理のホームページ

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