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東京の空

テーマ:社長Kのブログ
盆休みの1日、カミさんのお供で東京の美術館に出掛けた。
うちは神奈川なので今さら東京見物でもないのだが
なんとなく時間を持て余して、いっちょ「はとバス」にでも乗ってみるか ということに。

最近は屋根無しの2階建てバスがお目見えして、手頃な1時間コースもあり
炎天下の暑さ覚悟で乗り込んだ。はとバス

停車中はさすがに暑いが、走り出すと意外に風がさわやかで涼しい。
街路樹や標識が間近で、普段見ることのない景色が気分を爽快にしているのかも知れない。

皇居前から国会議事堂へと走る。
一昨年洗浄を終え建築以来73年の垢を落とした議事堂は美しく蘇っていて驚いた。


3.11で曲がった先端を直している東京タワー。
スカイツリーに押されてはいるが、まだまだ頑張っている。


どうです、この堂々とした姿。

バスはどこにも立ち寄ることなくひたすら走っているので
観光も撮影も結構忙しい。



このバスの醍醐味は何と言ってもその高さだ。
手を伸ばせば信号機にも手が届きそうだ。

高速道路のETCゲート、高さ制限は3.8M。
ここを車高3.75Mのバスで通過するのだから迫力がある。


レインボーブリッジを渡って、、

東京駅に戻ってきた。

東京駅の改修工事も竣工間近。
日本でも欧米のように古い建物を大事に使おうという動きが出てきたのは喜ばしい。
近代的なビルと赤煉瓦の駅舎の対比が美しい。

視点が変わるだけで結構わくわくして
思いがけず拾いものをしたような時間だった。(By K)







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行列のできる…

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暑中お見舞い申し上げます晴れ

真夏日が続く我が家の畑、ピーマンに大行列が発生していました。
虫がダメな方ごめんなさい。。。
↓こんな状態。








き、きもちわる。。。汗(女の子)
ホウズキカメムシというらしいです。臭くないのが救いです。
ナス科(ナス、トマト、トウガラシ、シシトウ、ピーマン、ホオズキなど)、ヒルガオ科(アサガオ、サツマイモなど)に寄生して汁を吸うそうで。まさに今、畑に植わっているのはナス、トマト、シシトウ、ピーマン。カメムシくんたちの楽園じゃないですか。
ひるんでもいられないので、洗剤液を作って数日捕殺してみました。でも次の日にはまったく同じ行列ができている始末。とほほ。特にピーマンが弱っているようにも見えないので、もう放っておこうかなとあきらめモードです。

数は少ないもののカメムシより実害が大きいのはこっち、ニジュウヤホシテントウ。


アブラムシを食べてくれるテントウムシと違い、こちらは草食系。ナスの葉をほとんど食べられてしまいました。食欲旺盛で参りました。



そして、こちらが大行列だったらよかったのになぁ。。。。


トウモロコシを収穫しましたが歯抜け。


茎のてっぺんに咲くのが雄花。ヒゲの部分が雌花で、その一本いっぽんが実になるんですね。




知らなかったので受粉が十分でなかったようです。それでもしっかり甘くて美味でした。来年はしっかり受粉させて大行列トウモロコシ作りたいです。

(By Mかえる



チビドロくん

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お暑うございます。

事務所の下に縁台が置いてあって、ここが我が社で一番風通しが良く涼しい場所なのですが
最近黒っぽい小さなハチが飛び交っていて、なんとなく落ち着いて座れない、、。チビドロバチ1

大きさは1センチ程度。黄色い模様がある。
チビドロバチ2
ネットで探してみたがなかなか同定できない。
チビドロバチ3
カタグロチビドロバチのようでもありキオビチビドロバチのようでもあり、、、。
まあ、その辺りの仲間らしい。
仮名で「チビドロくん」としておこう。

ここ数日ずっとここらにいるのだから、もしかしたら巣でもあるのかもしれない。
ということで、恐る恐る縁台をひっくり返してみる。
チビドロバチ4

想像していたような蜂の巣は見当たらない、、、が!チビドロバチ5
「あ~!」っとMが指さした先に、穴を塞いだ泥のフタ!チビドロバチ6

なるほどね~。
ボルト隠しの穴を利用して巣にしていたんですねー。

きっとこの中にはハモグリガやハマキムシの幼虫なんかが捕らえられていて、
一緒に産み付けた卵からかえったチビドロくんの幼虫がそれを食べて、
フタに穴を空けて出てくるんだろうなぁ、、、。
ずっと見てたいけど、大人は忙しくってなー。

「夏休みの自由研究」なら、高得点間違いなしだぜぃ!(By K)










ヒメシャラの純林

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先日、箱根の現場があり、休憩時間にヒメシャラの純林を見てきました。箱根神社の裏山にあって県指定の天然記念物だそうです。


めずらしいのはヒメシャラ単一種の「純林」だということで、百本以上あるとか。絶滅するような病害虫が今まで発生しなかったのが不思議です。


庭木のイメージからはほど遠い立派な幹。ひとかかえでは届きませんでした。


鱗片状の木肌。肌触りはひんやり冷たくて密。なめらかな起伏がサラブレッドの身体みたいでした。


すぐ後ろには杉林。単一種とはいえ、こちらは植林ですね。

ヒメシャラの花は終わってしまっていたのか、高木すぎてわからなかったのか見ることはできませんでしたが道ばたにハギが咲いていて夏を感じました花


(By Mかえる

蹲踞仕上げ

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例のお宅の蹲踞周りを仕上げてきました。


延段作成中。


朝着いたら腰掛けが用意されていて(先日は無かったのに)、
正客石と相客石を追加で頼まれてしまい、作業途中で抜け出して
置き場に追加材料を取りに戻ったりで
結構ハードな一日になりました。






今日は先日のような問題もなく、お施主様も大変満足してくださいました。
月末のお茶会に間に合ったと喜んでいらっしゃいました。


今日はビールがうまそうです!(By K)




蹲踞

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今日はちょっとお恥ずかしいお話。

幅が1300あまりしかない場所に蹲踞を据えて欲しいという依頼。
砂利敷きの通路部分は70センチ足らず。蹲踞施工前

プランターを撤去してそこに水鉢を据える。
役石も据えてなおかつ通り道も確保しなくてはならない。
なんとか収めてみた。水鉢の中心から前石の中心まで60センチ。施工後1寸法

この距離は昔から2尺~2尺5寸が標準とされているのでなんとかぎりぎりの数字である。
前石をこれ以上後ろにずらすと、かがんだときにおしりが家の壁に当たる。
通り道の確保を考慮すると致し方無いと判断。
湯桶石、手燭石も体裁が整えばよいくらいの考えで少し小ぶりだが場所を取らない石を選択した。
茶道を嗜んでいらっしゃるお客様にも一応見て頂いてその日現場をあとにしたのだが、、、
施工後1

その夜、お客様から「蹲踞を使ってみたがこの距離では着物にハネが上がる。」と電話をいただいた。
また、「手燭石が小さくて手燭が乗らない」とも。
私は(少し腹を立てて)、この幅では要求が難しいこと、最小限の距離は確保したことを説明し、
いずれにしてもやり替えるならコンクリートの海が完全に固まってしまわぬうちに ということで
翌日(日曜日だったが)うかがうことにした。


翌朝仕事支度をしながら昨夜の事を私は反省しだしていた。
替えとなる湯桶石と手燭石を置き場で探しながら、湯桶と手燭の寸法を思い起こす。
湯桶は直径が1尺近くあるし、手燭も長手の部分は9寸はある。
これらがちゃんと乗るだろうかと考えながら役石を探すのは造園屋として当たり前のことだ。

当たり前のことなのに自分はそれをないがしろにして
景色的に蹲踞らしければいいのだろうと 適当になっていた。
「お茶をやっていますの」と言いながら、蹲踞を据えても全く使わず水鉢が汚れきっている方を何人も見てきた。
創作蹲踞と称して役石を省略したり、景色の飾りでしかない”つくばいもどき”がどこにでも見られるようになり
自分もそれに抵抗を感じなくなり、蹲踞で遊んだりしてきた。
「ちゃんとわかってくれる客が居ない」からこの程度でいいんだという気持ちがどこかにあった。

そんな気を抜いた仕事をしていると「本物」を要求されたときにハッとするのだ。
このお客様は手燭を使ってちゃんと「夜咄」もされるくらい本格的にやっていらっしゃるのに
私はなんと失礼な仕事をしたのだろう。
(※夜咄(よばなし)とは冬の夜間に行われる茶事)
当たり前のことをいい加減にして、何とも恥ずかしい限りだ。


役石となりそうな石を二組積み込んで現場に向かった。
実際に手燭を乗せてお客様に選んでいただいたのがこれ。
湯桶、手燭

水鉢と前石の距離をかせぐために、勝手を少し振っても良いと言われたので
斜め使いに適した前石に取り替え、距離を72センチ確保した。施工後2寸法

最初の配置と比較してみる。これが1。
施工後1比較
そして組み直した蹲踞。施工後2比較

多少無理はあるがお客様には納得して頂いた。
初めからこうしなきゃなぁ! 悔しさを残して帰る。
施工後2遠景


二日空けて、明日はこの現場の仕上げだ。
狭くとも小さくとも気を抜かずちゃんとした仕事しよう。(By K)








昼休み

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今日の横浜は最高気温33℃。暑かった。。。。
家に帰ってからも身体が火照るので鏡を見ると下着の白い跡が。え?日焼けしてるの!?晴れ
作業着を着ているにもかかわらず日焼けするとは思いもしませんでした。
夏の日差し、想像以上に侮れないですね。

そんなあっついお昼休み、こっそり現場の芝生に横になっちゃいました。


セントオーガスチングラス。
幅広で肉厚、ニラのような葉はコシがあるのにほどよくやわらかくて、寝転ぶのに最適です。
高麗芝ではチクチクしてこうはいかないな〜。
こどもたちが元気に飛び回ってもしゃっきっとしています。

見上げた空はこんな感じ。

暑いながらもケヤキの木陰は涼しくて、思わず深呼吸してしまった昼下がりでした。

(By Mかえる
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プロフィール

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にわっし!

横浜の植木屋(有)木下庭園管理で働く従業員と社長による共同書込ブログ。
K、G、M、Q、シノベ、タカダ、ヒラノ。
仕事・プライベートを問わず日々のひとコマを書きためていきます。

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