楽園のカンヴァス

テーマ:みな

こんにちは。みなです。

楽園のカンヴァス 

岡山県の倉敷が良い場所だったなと思い返していたところ、中野さんから『楽園のカンヴァス』を貸してもらいました。

登場人物の一人が大原美術館勤務という設定なんです。

 

近いジャンルイメージとしては、『ダヴィンチコード』になりそう。

ルソー作とされる絵を二人の研究者が鑑定し対決をする話ですが、その絵をめぐって利益を求める人達が二人に絡みつき、絵画判定にとどまらない「世の中面倒臭くて雑音が多いな」という中身です。真贋のみ追求していけたらいいのに、絵画の金銭的価値に重きを置く人、そことは別の価値を見出している人、守りたい人、それぞれの立場で接触してきます。

ルソーについて書かれた作中作の物語もキレイなばかりの話ではありませんが、熱くて煤けたような絵に対する情熱やその時代の空気など感じられるものでした。

絵画対決の顛末やラストシーンは気味好いオチで、久々に良い物語を読んだという充足感がありました。

読後は穏やかな気持ちになって、そういうことがあってもいいなぁという気分になりました。
 
これから芸術の秋になるので、絵を見るだけでなく、その絵の描かれた背景や作者を調べていくことも楽しそうです。 

 

 

 

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