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ネコジャラシ

テーマ:従業員タカダのブログ
こんにちは、タカダです。
今日はネコジャラシついて書きます。


ネコジャラシが現場にたくさん生えているので、これが本当の名前なのかなと思い気になり調べてみました。

ネコジャラシの本当の呼び名は「エノコログサ」と言います。

イネ科、エノコログサ属の1年草で、夏~秋にかけてつける花穂が、犬の尻尾に似ている事から「いぬっころくさ」が転じて「エノコログサ」と呼ばれるようになったようです。

日本全土の日当りのよい道端や荒地などにごく普通に生え、高さ30~80cmになります。
また、アワ(粟)の原種なので食べることもできるようです。


ネコジャラシと呼ばれるのは、猫をじゃらしたりするのに使うからと言うそのままの理由から来ていますが、
英名では「Foxtail grass」、これはキツネの尻尾に似ている事から来ているようです。

中国だと「狗尾草」でこれは、犬の尻尾に似ている事から来ています。

どこの国も名前が動物に関係していて発想が似ているのが面白いと思いました!

小さい頃から馴染みのあるネコジャラシから色々なことを知ることが出来ました。 (Byタカダ)






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若気の至り

テーマ:社長Kのブログ
昨日と今日の仕事はカイヅカイブキを抜き取って、人工竹垣(と言えばタカショー!)に替えるという内容でした。





もうやり慣れた作業ですからトントンとはかどって、



ついでに庭木の手入れもして 完成です。



お客様の希望で角のヤマモモも伐採したのでスッキリです。

で、レッドロビンの生垣に引っかかった枝葉を払っていて



危うくテッセンのツルを引っ掛けそうになりました。



そういえば 私がまだ駆け出しの頃、下掃除に夢中になっていて、垣根に絡みついたこの枯れたようなツルをきれいさっぱり引きちぎって差し上げて
まぁ親方にこっぴどく怒られたこと! 思い出しました。

何も知らない小僧にとっては、ただの「枯れたツル」だったんですね。
その後、この枯れたようになった旧枝からも春に新しい芽が出て きれいな花を咲かせることを知り、若気の至りとは言え”無知は怖い”と思った次第です。



こんな状態になっている物から、咲いている花の状態を想像出来るって
今となっては当たり前のことだけど なかなかねぇ。

それにしても、あの時の親方は焦っただろうな~。
お客様にどうお詫びしたんだか、、、。 
色んな方のお陰で今があります。感謝。 (By K)





木の下の風景

テーマ:従業員シノベのブログ
こんにちはシノベです。

今日は木の下の風景についてお話ししたいと思います。

現在修行中の私の主な仕事は、掃除です。
熊手を手に先輩の切った枝を集めパッカー車に積み込みます。
時に地面に這いつくばって除草したり、剪定された枝や落葉を掃除したりします。

掃除をしていて、木の下の風景がイメージしていたものと違うことに気が付きました。

私は、木の下はもっとずっと“おどろおどろしい”と思っていました。
ムカデやゲジゲジ、クモにトカゲにナメクジに、得体の知れない生物がうようよしているような・・・。
暗くて、ジメジメしていて、雑草や毒キノコが胞子を振りまいていて、嫌な匂いがして・・・。
なんとなく、そんな風に思っていました。

皆さんは木の下、ご存知ですか。
ご存知ない方は、どんな風になっていると思いますか。

実際のところ木の下は・・・



案外明るくて、風も通るし、からっとしています。



落葉が敷き詰められていて柔らかく、森の香りが清々しい。
ダンゴムシ、アリ、ミミズくらいはいますが、ムカデやゲジゲジなんてちっとも。
雑草もあまり生えていませんし、キノコなんて滅多にお目にかかれません。



陽の光の入らない木の下はコケが生えていて瑞々しくてふかふかです。
風情があるというか、それだけで日本的だからでしょうか、私はコケの生えた木の下が大好きです。
その上に寝そべって一日中ごろごろしていたいくらい。

木の下の風景は、私が想像していたものよりもずっとドライで素敵な風景なのでした。

植木屋にしか見えない風景、これは私にとって仕事の醍醐味の一つになっています。


by シノベ

チャツボミゴケ公園に行って来ました。

テーマ:従業員ヒラノのブログ
初めまして、木下庭園管理で修業をさせて頂いている平野です。

先日、群馬県にある全国でも珍しいチャツボミゴケ公園に行って来ました。



チャツボミゴケは、ウロコゴケ目ツボミゴケ科に属し、
強酸性(PH2.8)の水中で生育するという珍しい特性を持っています。

各地の鉱山跡や温泉場等で生息が確認されてますが、
今回訪れた群馬県草津温泉の先にあるチャツボミゴケ公園は全国的にも希少な最大級の群生があり、
その鮮やかな緑一面の川面は、四季折々に神秘的な光景を織り成しているそうです。
今回は、紅葉には少し早すぎましたが、幻想的な風景は感動ものでした。






横浜から片道約250kmとかなり遠方になりますが、一度は行ってみる価値があると思います。
朝早く出発すれば、公園散策した後に直ぐ近くにある草津温泉で日帰り温泉も楽しめます。(私はそうしました‼️)
群馬県の天然記念物にも指定されているそうです。



興味のある方は是非一度足を運んでみてください‼️

モミジ難し されど楽し

テーマ:社長Kのブログ
「マツが出来れば一人前」と言う人も居るが、「モミジが出来れば一人前」とも言う。

昔からモミジの剪定は親方のシゴトと決まっていた。
植木屋のグループでモミジを切っている人がいれば、そいつが大抵は”頭”である。
(現在ではモミジを刈り込んじゃう人なんかもいるくらいだから、そんなしきたりは無いでしょうが、、、。)

修業時代に、親方からモミジを任されることは大変な栄誉であったから、早くその地位を勝ち取ろうと
親方が落とした大枝をむさぼるように拾っては 休み時間を惜しんでハサミを入れて 練習したものだ。

昨日はマンションでモミジの手入れがあり、





今日は箱根の旅館の大きなモミジと向き合えた。



枝が混み合ったモミジは、常緑樹と見紛うほどにぼってりとしてモミジらしく見えない。

梅の花も紅葉もそうだが、ごってりたくさんあれば良いというものではない。
びっしり咲いているより、枝間にポツリポツリと咲いている方がウメらしいし、枝の流れに乗るように空間にちりばめられた紅葉のほうが美しい。



作業中に木の上から撮ってみた。
光合成のために確かに葉っぱはこれほど必要だったのかもしれないが、この混みようは、モミジの”らしさ”を損なう以外の何物でも無い。
活動が静まるこの時期においてはそろそろ透かしてもよかろう。



少しずつ視界が開けてくる。
普通、刈込物などの手入れを行うと、いかにも手を入れました~というような人工的な仕上がりになるが、モミジやシャラなどの落葉樹は、うまく手を入れればかえって自然ぽく見えるのが面白い。

平面的な写真では伝えにくいが施工前と施工後。





今回は時間が限られていたのでヨッちゃんの手も借りたが、
そうやって従業員の中にモミジが切れる技量が備わってくることもまた嬉しい。

モミジの剪定は奥が深い。だから飽きない。
樹上で悩むこともあるがそれもまた楽しい。(By K)













千葉県の巨木を巡る

テーマ:社長Kのブログ
土・日にかけて神奈川県造園業協会戸塚支部の研修旅行に行ってきました。
今回は千葉県の名木古木を巡る研修会です。

その中のいくつかをご紹介します。


勝浦 寂光寺のスダジイ 推定樹齢7~800年 幹周9.8M


君津市 岩田寺のイヌマキ 


君津市 円明院のカヤ 推定樹齢900年 


袖ケ浦 大竹神社のスダジイ

など、どれも立派で素晴らしい木でした。
年月の重さはもちろん、宿っている生命力に圧倒されます。

鴨川市天津神明社では珍しいマルバチシャノキを見ることが出来ました。


千葉県が世界的な分布の北限とされていて個体数も少なく、
ここにあるような大きな木は大変珍しいそうです。
ちょうど実がたくさんなっていました。

あまり見る機会が無い木なのでしっかりと感触も確かめてきました。
幹はコルク質でやや弾力があります。


そして葉っぱには細かいトゲが葉柄から葉先に向かってびっしり生えていて、
逆側からなで上げると引っかかりますが、刺さるほどのトゲではありません。



ネットで写真を眺めるだけでは分からないことがたくさんありますね。
実物を見て触れることは重要だと改めて感じました。

早朝、旅館近くの路肩小屋でキノコを売っていたので覗いてみると
なにやらグロテスクなキノコが、、、。



香茸(こうたけ)と言うのだそうです。

人によっては「松茸よりうまい」と言うのだと店主の弁、半信半疑でお土産に買って帰り、
とりあえず夕食のスキヤキに入れて食べてみたら、家内も絶賛の美味!
干すとさらに香りが増すというから、明日は干してから炊き込みご飯にでもしてみよう。 (By K)









タマスダレ

テーマ:従業員シノベのブログ
こんにちは。
新人社員のシノベです。

ブログを通じて日々仕事をしている中での気づいたことや感じたこと、草花など、身近な自然に関することなどお話ししていきたいと思います。

さて、最近仕事場の片隅に小さな白い花がたくさん咲いているのを見つけました。
可憐に寄り添いあって群生し咲いている花。
優しく、清楚な感じに一目ぼれした私はスマホを取り出し写真をパシャリ。
タマスダレ

恥ずかしながら名前を知らない私は続いて「白い花 秋」検索。
様々な写真の中から見つけました。

そこには「タマスダレ」と書かれていました。

その清廉な容貌から私はもっとこう“白鳥麗子的な名前”を勝手に想像していたわけで・・・

そして頭の中で例の口上が鳴り響きます。
「ア さて ア さて アさては南京玉簾(^^♪」

何故に“タマスダレ”?。
興味深々“タマスダレ”でさらに検索、検索!

ヒガンバナ科タマスダレ属に属しているそうです。
だからこの時期に咲くのですね。
原産地は アルゼンチン、ペルー、西インド諸島 とあります。
随分はるばるお越しくださいました。
語源は、「白い花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」に例えたことによる。」とあります。
確かに棒状の葉が群生してはえているところは「簾」にみえます。
どうやら例の口上は関係ないようですね。

レインリリーとの別名も持っていて、雨後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来するそうです。

言い得て妙、昔の人は本当に素敵な名前を付けるもんだなぁと感心しきりな私。
ますます”タマスダレ”を好きになりました。

人でも花でも相手のことを知り理解すると興味が湧き好きになりますね。
これからも、身近にある草花のことを知り、楽しんでいきたいと思っています。

by シノベ
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プロフィール

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にわっし!

横浜の植木屋(有)木下庭園管理で働く従業員と社長による共同書込ブログ。
K、G、M、Q、シノベ、タカダ、ヒラノ。
仕事・プライベートを問わず日々のひとコマを書きためていきます。

(有)木下庭園管理のホームページ

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