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かげろう と くも

テーマ:社長Kのブログ
現場への移動ついでに来月手入れ予定のお宅に寄ってみると

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シラカシの生垣に「うどんこ病」がひどいなぁ、、、

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と 写真を撮っていたら

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ハマキムシの跡もあって

hamaki1

もうサナギも割れてるから飛んで行ってしまったあとかぁ、、

と ボーッと見てたら 何やらモゾモゾと

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なんか ゴミみたいのが動いてる!
気のせいか?  いや確かに動いてるが 何者?
アブラムシの幼虫のようにも見えるが、、、

kagerou2

老眼でよく見えない。 とりあえず写真と動画に納めて
帰ってからパソコン画面で拡大したら
立派なアゴがある! ははぁんカゲロウだな。
ゴミ背負ってるからクサカゲロウかな?


そういえばこの季節、クモの巣がよく目にとまる。
しかも電線から高い木のてっぺんに巣が張られたりするから
庭木の手入れついでに取って差し上げようと思っても容易ではない。


これもクモ(蜘蛛)のしわざ。落ち葉が空に止まっている。
kumo

陽炎(かげろう) と 雲(くも)、

蜉蝣(カゲロウ) と 蜘蛛(クモ)・・・(By K)














庭ブロ+(プラス)はこちら

秋の七節

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庭木の手入れを終えて掃除していたらブロックに枯れ枝が引っかかって



と 思ったら ナナフシだった。



ナナフシと言えばもっと細~いイメージだったのだが
調べてみると色々種類があるらしい。

背中にトゲがいっぱい生えていたから、たぶんコイツはトゲナナフシに違いない。



動物界で言えばナマケモノみたいな存在で
いつもジーっとあるいはノソ~っとして、昆虫のくせに羽が無くて飛べない種も多くて地味ーな虫だけど、私は何となく好きだ。
「擬態」というある意味消極的な生き残り方も面白い。卵も植物の種を擬態しているそうだが見たことは無い。

外で遊ばない現代っ子世代の若い従業員がナナフシと聞いてもピンと来ていないようだったので載せてみた。(By K)




プチ研修:農大学園祭とタカショー首都圏ショールーム

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土曜日、従業員5名と共にちょっとした研修に出掛けた。

最初の目的地は東京農業大学の学祭。と言っても今回の目的はウチにアルバイトに来ているHさん(58歳)が受講している東京農業大学のシニア向け生涯学習校で、本学と併せた文化祭があるというので冷やかし半分で覗いてみる事にしたのだ。

daikon
東京農大学園祭恒例の”大根の無料配布”目当ての長蛇の列を尻目に本校を通り抜け、道路を隔てた「東京農業大学グリーンアカデミー」を見学した。

Hさんの案内で展示や
ringo
野菜の種が景品のクイズなどを楽しんだ後
tane

シニアの受講生方が栽培している畑に隣接したテントでびわ茶や梅ジュースをご馳走になり、
hojyou
コサージュ作りにも挑戦。
kosa

本校の学園祭も見たかったが時間が無く、いくつかの模擬店を回っただけで農大をあとにした。
(Sは来年リベンジしに来ると言っていた。)


続いて今回の研修の主目的、今年9月にオープンしたばかりのタカショーさんの「首都圏ショールーム」見学へ。

北戸田駅からほど近いこのショールームはおしゃれな売店やカフェを併設しており、土曜日ということもあって多くのお客様が来ていた。

shop

cafe

タカショー東京支店の鎌田さんに隅々まで案内していただき、まだ商品知識の無い新人達にも勉強になったようだ。

showroom
建物や外構は景観条例等の制限で思うようには作れなかったと伺ったが、植栽を多く取り入れた斬新で落ち着いたデザインは、十分にタカショーのコンセプトを表現しているように思えた。
せっかくなので夕暮れまでネバッて、照明の効果も確認して帰路についた。

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(By K)





高いところから失礼します

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今日は近所のマンションでケヤキの伐採などの作業。

大きくなりすぎて建物に掛かっている左半分だけを伐採した。

sekoumae

施工後がこちら。根元で二股になっている一方を切除。
sekougo

残した方も建物に掛かっている大枝は切除するのだが、
setudanmae

ただ切れば良いというものではない。
切り口から腐れ(木材腐朽菌による)が入らぬよう細心の注意を払って切断角度を決める。
nokome
ノコで下書きするとこんな感じ。

このラインで切断するとカルスが形成されて傷口をうまく巻いてくれるし、腐朽菌の侵入を最小限に抑えることが出来る。

kirikuti1

この切断法が弊社のホームページでも紹介しているところのCODIT論である。
参照:CODIT(コジット)論

kirikuti2
ウチの会社(というか私)はこの切り方に非常~~にうるさい。
少しでもいい加減な切り方をする者は大声でどやすし、理解するまでは木を切らせない。

この切った枝の下の幹にやや白く湾曲したラインが見えるが
ここも昔はおそらく枝が生えていた部分である。まだ細いうちに切断されたかあるいは上手に切断したのだろう。
きれいに皮が巻いていて素人にはここに枝が生えていたとは思えまい。
このように木が自力で腐朽菌から身を守れるような切り方をしてあげられなければ植木屋とは言えない。
いかん、また口うるさくなってる・・・。


sagyoutyuu

私はと言えば、高所作業車のバケットに乗って作業しているので、下で作業している従業員がこんな風に見える。

さらにブームを最大に伸ばして見下ろせばこんな景色。

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高いところが好きなわけでは無いが、気持ちは良い。

いやいや、遊んでいる訳では無い。これも立派な植栽現況調査。

少し時間が作れたのでQちゃんに他の場所でも鳥瞰画像を撮っておくよう依頼した。
バケットに乗っているのがQちゃん。(んな分かるわけ無いか)
kousyosya

で、まるでジオラマみたいなQちゃんの画像がコレ。tyoukan2


以上。 高いところから失礼いたしました。 (By K)







若気の至り

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昨日と今日の仕事はカイヅカイブキを抜き取って、人工竹垣(と言えばタカショー!)に替えるという内容でした。





もうやり慣れた作業ですからトントンとはかどって、



ついでに庭木の手入れもして 完成です。



お客様の希望で角のヤマモモも伐採したのでスッキリです。

で、レッドロビンの生垣に引っかかった枝葉を払っていて



危うくテッセンのツルを引っ掛けそうになりました。



そういえば 私がまだ駆け出しの頃、下掃除に夢中になっていて、垣根に絡みついたこの枯れたようなツルをきれいさっぱり引きちぎって差し上げて
まぁ親方にこっぴどく怒られたこと! 思い出しました。

何も知らない小僧にとっては、ただの「枯れたツル」だったんですね。
その後、この枯れたようになった旧枝からも春に新しい芽が出て きれいな花を咲かせることを知り、若気の至りとは言え”無知は怖い”と思った次第です。



こんな状態になっている物から、咲いている花の状態を想像出来るって
今となっては当たり前のことだけど なかなかねぇ。

それにしても、あの時の親方は焦っただろうな~。
お客様にどうお詫びしたんだか、、、。 
色んな方のお陰で今があります。感謝。 (By K)





モミジ難し されど楽し

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「マツが出来れば一人前」と言う人も居るが、「モミジが出来れば一人前」とも言う。

昔からモミジの剪定は親方のシゴトと決まっていた。
植木屋のグループでモミジを切っている人がいれば、そいつが大抵は”頭”である。
(現在ではモミジを刈り込んじゃう人なんかもいるくらいだから、そんなしきたりは無いでしょうが、、、。)

修業時代に、親方からモミジを任されることは大変な栄誉であったから、早くその地位を勝ち取ろうと
親方が落とした大枝をむさぼるように拾っては 休み時間を惜しんでハサミを入れて 練習したものだ。

昨日はマンションでモミジの手入れがあり、





今日は箱根の旅館の大きなモミジと向き合えた。



枝が混み合ったモミジは、常緑樹と見紛うほどにぼってりとしてモミジらしく見えない。

梅の花も紅葉もそうだが、ごってりたくさんあれば良いというものではない。
びっしり咲いているより、枝間にポツリポツリと咲いている方がウメらしいし、枝の流れに乗るように空間にちりばめられた紅葉のほうが美しい。



作業中に木の上から撮ってみた。
光合成のために確かに葉っぱはこれほど必要だったのかもしれないが、この混みようは、モミジの”らしさ”を損なう以外の何物でも無い。
活動が静まるこの時期においてはそろそろ透かしてもよかろう。



少しずつ視界が開けてくる。
普通、刈込物などの手入れを行うと、いかにも手を入れました~というような人工的な仕上がりになるが、モミジやシャラなどの落葉樹は、うまく手を入れればかえって自然ぽく見えるのが面白い。

平面的な写真では伝えにくいが施工前と施工後。





今回は時間が限られていたのでヨッちゃんの手も借りたが、
そうやって従業員の中にモミジが切れる技量が備わってくることもまた嬉しい。

モミジの剪定は奥が深い。だから飽きない。
樹上で悩むこともあるがそれもまた楽しい。(By K)













千葉県の巨木を巡る

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土・日にかけて神奈川県造園業協会戸塚支部の研修旅行に行ってきました。
今回は千葉県の名木古木を巡る研修会です。

その中のいくつかをご紹介します。


勝浦 寂光寺のスダジイ 推定樹齢7~800年 幹周9.8M


君津市 岩田寺のイヌマキ 


君津市 円明院のカヤ 推定樹齢900年 


袖ケ浦 大竹神社のスダジイ

など、どれも立派で素晴らしい木でした。
年月の重さはもちろん、宿っている生命力に圧倒されます。

鴨川市天津神明社では珍しいマルバチシャノキを見ることが出来ました。


千葉県が世界的な分布の北限とされていて個体数も少なく、
ここにあるような大きな木は大変珍しいそうです。
ちょうど実がたくさんなっていました。

あまり見る機会が無い木なのでしっかりと感触も確かめてきました。
幹はコルク質でやや弾力があります。


そして葉っぱには細かいトゲが葉柄から葉先に向かってびっしり生えていて、
逆側からなで上げると引っかかりますが、刺さるほどのトゲではありません。



ネットで写真を眺めるだけでは分からないことがたくさんありますね。
実物を見て触れることは重要だと改めて感じました。

早朝、旅館近くの路肩小屋でキノコを売っていたので覗いてみると
なにやらグロテスクなキノコが、、、。



香茸(こうたけ)と言うのだそうです。

人によっては「松茸よりうまい」と言うのだと店主の弁、半信半疑でお土産に買って帰り、
とりあえず夕食のスキヤキに入れて食べてみたら、家内も絶賛の美味!
干すとさらに香りが増すというから、明日は干してから炊き込みご飯にでもしてみよう。 (By K)









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プロフィール

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にわっし!

横浜の植木屋(有)木下庭園管理で働く従業員と社長による共同書込ブログ。
K、G、M、Q、シノベ、タカダ、ヒラノ。
仕事・プライベートを問わず日々のひとコマを書きためていきます。

(有)木下庭園管理のホームページ

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