<<最初    <前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

苦難転じて

テーマ:社長Kのブログ
我が家の玄関先に飾り物が増えた。

苦難転ずる

従業員のQちゃんから先日貰った「南天九猿」(または「苦難猿」「九難猿」)。
お母様の手作りだそうだ。

九難サル

舟となっている枝はナンテン。そういえば以前Qちゃんが現場で出たナンテンの枝を持ち帰っていたっけ。
箸でも作るのかと思って見ていたのだが、あれがコレになった訳ね。

(注:南天の木は、古来から難を転じる力を持つ鬼門封じの吉木とされていて、夫婦箸の素材としてよく用いられている。また南天の茎や枝には抗菌力のある「ベルべリン」(アルカノイドの一種)が含まれていることが医学的に証明されているそうで、赤飯の上に添えられているのもうなづける。)

コレを貰った瞬間に連想したのが伊豆の稲取で見た「つるし雛」。
ナンテンの枝に並んで居るのが猿だというのはそれですぐ分かった。
さる(去る)にかけて、「病が去る」・「災いが去る」という縁起物である。

9匹の猿が”難を転ずる”南天の舟に乗って苦難を持ち去る」という引っ掛けが絡み合った代物だ。
こういう物の存在を知らなかった私はQちゃんのお母様のオリジナルかと思って感心したのだが、ちょっと調べてみたらまあ色んなブログに登場していた。ヤフオクにも商品としてたくさん出ているのには驚いた。

苦難サル

いつから出回ったのか定かでは無いが、東日本大震災のあと急激に広まったものらしく、
流し雛で有名な鳥取県の用瀬町(もちがせちょう)のお婆さんが発案したという説や、飛騨高山が発祥だという説も。
南天の舟に乗っていることから用瀬町説が有力な気もするが、いずれにしてもどこぞの優しいお婆さんが願いを込めて作り出してくれたのだろう。

意匠登録も元祖主張も無く「カワイイ!」と皆に愛されていることが素敵ではないか。

サル

「カワイイ!」の一翼を担っているのがこの猿の顔に使われている天然のハート柄を生かしたフウセンカヅラの種だろう。
この種の大きさに合わせて猿が作られているから自ずとこういうミニチュアサイズになるのだろうが、それにしても器用に作るものだ。


来年は申年ということもあって、しばらくは我が家の玄関で縁起の良いオーラを発してくれることだろう。(By K)
庭ブロ+(プラス)はこちら

イルミネーション点灯

テーマ:社長Kのブログ
イルミネーション

こんな季節になりました。

弊社で植栽管理をさせていただいている東戸塚のマンション。
今日は子供会主催のクリスマス会と点灯式。

3週間前から準備していました。
まずは特注の土台(私が設計)を据えて

イルミ土台

高さ10Mのヤマモモのてっぺんに天台を取り付けて

イルミ天台

上下を透明な塩ビ管(タカショー製!)でつないで球体を作ります。
塩ビ管の中にLEDを通してあります。 

イルミ設置

全部で30本。
この方法だと枝に電飾を直接絡ませるより木への負担が少ないのです。
イルミ昼
その他のイルミネーションは子供会のお母様方が思い思いに設置。

そして今夜を迎え、

イルミ夜

いよいよ点灯!

イルミネーション点灯

本番でうまく点灯するのか、この瞬間まで心配でしたが無事に点いてホッとしました。

道行く人々もいっせいにスマホを向けています。
さあて 帰って呑もうっと。(By K)





レイランディーの生垣

テーマ:社長Kのブログ
レイランディー2015

今年9月に手入れしたお宅の近くを通ったので
生垣の写真を撮ってきた。

このお宅は以前はヒバの生垣だったが
歩道にはみ出してきたので10年前に弊社でレイランディー(レイランドヒノキ)に植え替えたのだ。
ヒバやカイヅカイブキは葉っぱの無い所までは切り戻せない為、葉張りを縮めることが出来ず大きくなりすぎたら植え替えるほか無い。

10年前の生垣(ニッコウヒバ)植え替え前。
ニッコウヒバ

植え替え直後(2006年)
レイランディー2006

私の記憶では15年くらい前にコニファー・ブームが来て、
ゴールドクレストやらエレガンテシマやらがあちこちで多く植えられた。

しかし、日本の風土に合う樹種は少なく、台風で倒れたり、大きくなりすぎて伐採されたりと彼らの定着は難しかった。
そんな中でこのレイランディーやグリーンコーンは生き残った部類ではあるまいか。

レイランディー

刈込にも耐え、「蒸れ」も比較的少ないのでレイランディーで生垣を作ったお宅はどこも成績が良い。
カイヅカイブキやツゲの生垣に代わって代表的な生垣材の地位を獲得したように思う。 (By K)





成人の儀式

テーマ:社長Kのブログ
今日の現場は庭木の手入れ+ガケの草取り。

このガケの草取りが結構ハード。

施工前。
がけ施工前

上から覗くとカベのような斜面!
ウチのパッカー車がはるか下に見える。
がけ上から

さあ、今日のチャレンジャーは・・・

Mr.しのべー!(新人)

初トライ

先輩のヨッちゃんから手ほどきを受けていざ出陣。

手放し

うん、両手離せるようになればもう大丈夫だね。

これでキミも立派な大人だね!(十分歳はいってるけど)


ガケ施工後

ハイ、きれいになりました。ご苦労さん。 (By K)

木守り柿

テーマ:社長Kのブログ
先日の勤労感謝の日、家内と連れだって友人のライブに足を運んだ。
江ノ島近くの住宅地の中に古い家をそのまま生かした喫茶店。

ラムピリカ

場所によってはどこにでもあるような建物だが、この辺ではあまり見かけなくなった。

ギター

ギターとボーカルの編成が3組。

真ん中にストーブが置かれているが、およそ一酸化炭素中毒にはなりそうも無い適度な隙間だらけの店。
昔の家はみんなこんな感じだったなぁ。

デュオ

心地よい音楽に癒やされながら、幼少期の生家を思い出し懐かしい気分になった。

ライブが終わってこんな空間から外に出ると、見える景色がさっきと違うから不思議だ。

門の脇の柿の木に「木守り」が何とも言えぬ風情。

木守の柿

今年の実りへの感謝と来年の豊作を願って、あえて最後の1、2個を収穫せずに木に残す風習、、、。
厳しい冬を迎える鳥たちへの思いやりとも。いかにも日本らしき気遣い。


まだ夕方だったのでついでに江ノ島水族館に寄ってみた。
20年ぶりぐらいだろうか、すっかりリニューアルして若いカップルや家族連れで賑わっていた。

プロジェクションマッピング

ただ水槽の魚を見せるだけで無く、プロジェクションマッピングで演出などもしている。

この時とばかりにエイが寄ってきて腹に映像を映している。
まぁ、善し悪しは別として大したもんだ。

コレクションの多さで知られるクラゲに癒やされ

クラゲ

買い物以外で家内と遊ぶのも久しぶりな気がした。

エイ

(By K)












冬色の蛙

テーマ:社長Kのブログ
日曜日の午前中は近くの公園で愛護会の奉仕活動に参加。

愛護会

この時期にしては暖かいので除草作業も楽だ。

ふと枯れ葉の中に違和感を感じて 手を止めた。

落ち葉と蛙


枯れ葉色に同化しているニホンアマガエルだ。
まるでヒキガエルみたいな色だな。

冬の雨蛙

この陽気のせいで冬眠のタイミングがわからないのだろうか。
気温が10℃以下になると冬眠するらしいが、そんな日はいまだ訪れない。

エサになる蚊はもういないが、ブヨはウヨウヨ飛んでいるから
せっせと食って欲しい。

除草作業や下掃除をしていると、このブヨ(ブト)は厄介だ。
これに食われた(実際皮膚をかじって吸血するらしい)瞬間はあまり気付かないが、1,2日してからイラっとする痛痒さがやってくる。
蚊より少し低い気温で活動する彼らにはもってこいの秋が長くて、なかなか寒い冬がやってこない。

変な天候で、私も蛙も困る。 (By K)




思い立ったら紅葉狩り

テーマ:社長Kのブログ
日曜日の朝は雨が降っていたが午後には晴れそうだったので
ふいに思い立って神奈川県伊勢原市の「阿夫利神社」(あふり神社、いわゆる大山)に行くことにしました。
こんな日に出掛ける人は少ないだろうと高をくくっていたが、いやどうして駐車場も満杯、結構な人出でした。


ちょうど晴れ間に当たって、ケーブルカー終点山の上の景色は最高。

紅葉の見頃としては少し早かったかもしれないが、一部では目の覚めるような紅葉が見られました。



阿夫利神社への階段下はこんな感じ。



場所によってはこんなに鮮やか。



参道のお店も盛況。・・・ルーメソって何ですの?




・・・あぁ、ラーメンね。

菊花展もやっていました。見事です。



いくら御利益があるったって、山道を歩くなんてとんでもない、

もちろん行きも帰りもケーブルカーを迷わず選択。



ヘリコプターで山の上まで持ってきたんだって。

16億円も掛けて新しくなったばかりのケーブルカーに乗りましたよ。



もちろん美味しい湯豆腐、食べて帰りました。(By K)













<<最初    <前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

プロフィール

KTK.jpg

にわっし!

横浜の植木屋(有)木下庭園管理で働く従業員と社長による共同書込ブログ。
K、G、M、Q、シノベ、タカダ、ヒラノ。
仕事・プライベートを問わず日々のひとコマを書きためていきます。

(有)木下庭園管理のホームページ

ブログランキング

総合ランキング
174位 / 2464人中 up
ジャンルランキング
4位 / 11人中 keep
ビジネス

最近のトラックバック