バラの体のメンテナンス②
こんばんは
宮崎です!(^^)!
暑い時は、涼しいもの見るのに限りますよねぇ
さて、前回のつづき
まずはクイズの答え
なぜクイズにしたかと言うと
葉をよ~く見てほしかったんです
みなさ~んバラの葉は大丈夫ですかぁ
葉で根(体)の様子がどんな状態かわかるので非常に大事なんです。
例えば・・・問題①
一見綺麗に咲いてますが・・・
「葉の色なんかライム葉でオシャレやんピンクと良く合う」
なんて・・・言ってたあなた(^o^)/
今は咲いて綺麗ですけど
そのあと不安になるくらい
成長が一気に止まってしまいますから
気をつけてくださいねぇ
まあこの状態は
葉の葉緑素を作る力が極端に減ってきている状態
(葉緑素欠乏状態)
肥料不足
カルシウム不足
根づまりの疑いがあります
じゃあどうすればいいの?
はいそれは次回言いますからね(^-^)
本当の葉の色は
こんな深緑色ですからね
(一部のオールドローズは除く)
次の問題②は
これ簡単!黒星病
これから秋になると一気に噴出しやすいから予防消毒を
消毒に関しては、昨年のブログを見ていただければ
ってまたわかったら言いますね(^o^)/
これは・・・極端な水切れが起こって根に何回もダメージを
受けてる状態。
今多いです。この葉
よく黒星病や褐班病などの病気と間違えて
消毒しても治らないって言われます
そりゃ治りませんよね
間違わないようにね(^^)!
こんな葉のあるお客様に聞いてみました。
「水やりちゃんとされてますか?」っと
そしたら
「水は毎日ちゃんとやってます(-_-;)」って断言
意外とそんな方多いです
そして水やりの仕方の説明をすると
「そんな水やりくらいアホでもわかるわ(-_-;)」って言われました。
まあそこまで言われる方は少ないですが、
どうも「水やりくらい・・・」
「水やりなんか・・・」って言葉と
プライドのお持ちの方はとても多いんです。。
だから僕もアドバイスしにくいので、あんまり言えないんです・・・
残念なことですけど・・・
草花の水やりと
庭木の水やりって基本的に違います。
これを混同している方が非常に多いんです。
これを機会に一緒に勉強していきましょうね(^^♪
植物のお世話で一番大事なのは「水やり」
「水やり」って意外と簡単なようで難しいんですよ(^-^)
庭師の方は、水やりにとても気を使います。
水やりの失敗の連続が原因で寿命を縮めているとしたら
悲しいですよね。
でもね・・・
成長が思うようにいかない。または枯らす方の大半は、水やりの仕方に問題があると言って過言ないです
先程のお水をやってるつもりの方
バラには上層しか届いてない状態だとしたら
さっきの問題②のような葉がチラホラついてきます。
これがつづくと
下の根は
こんな状態
わかります
下の根が水が届かなくて枯れています。
そして上は
細い根でいっぱいの状態
まさに根詰まりのような感じになっていくんです。
普通は、全体が根でいっぱいになってから
上層にいっぱい根が生えて
詰まり状態になるんですが、
この場合は、上だけ根詰まり下は枯死状態。
そして成長が止まるようになってくるんです。
その上、上しか根がないから水切れも激しくなって
肥料も上の根でガードされて下まで届かなくなってるので
どんどん酷い状態に
こんな時によく
問題①のようなライム葉にもなりやすいですからご注意を
なぜ水やりしているのに下にいかないの?
って思うでしょ(^^♪
特に夏に多いのが
一度土が乾燥するとお水は
根鉢(根玉)のまわりを通って流れるようになっちゃうことが多いんです。
この根の固まり(根鉢)の周りを通ってしまう
そういう時
水やりも同じやり方では
いくら時間かけようが一緒です。
先日、そんなお客様の家で実験しました
カラカラに乾いた花壇にシャワーで同じ場所を約10分
たいてい大丈夫と思うでしょ(^o^)/
水でびっしょりの土を少し掘ってみました。
ほら2~3センチ下に水いってないんですよ
ほんとに!
カラカラの土って、こんな感じなんです。
表面の湿度が周りに伝わる程度で下までなかなか行かないんです。
そんな時は、問題③のこれ
株の周りに何か所か決めて
ジェット水流でズブズブお水をやるんです。
きっと下から気泡がいっぱいでてきます。
これでやっと下までお水が浸透して、酸素も行きわたり
根がクールダウンし
株全体に行き渡りました。
これは庭木や背の高い草花に対しての水やりの工夫のひとつ
水の入口を広げてあげ、酸素の通る穴を作る効果もあるんです。
夏はこのくらいしないとダメなんですよ!(^^)!
根が傷む?
大丈夫です。下に水が行かない方が株にダメージ大きいですから・・・
知ってますか?
一度の極端な水切れは
白い根を全て死なせることになるんです。
もちろん再生も早いから、見た目はあまり変わらない。
でも葉には出てきます!その繰り返しが怖いですねぇ!
庭木は表面全体に現れ始めたときは、既に手遅れの場合が多いですから
気をつけてください(>_<)
草花はすぐに表情に出ますが
庭木は我慢強いので、なかなか出さない。
でも葉にはちょこちょこサインだしてるんです。
それを見逃さないことがポイントです。
庭木の水やりは
下まで浸透させて
初めて意味があります。
中途半端な水やりは
生育不良の原因に繋がるので
しないほうがましです
なので
夏は月2~3回くらいは強い水流が必要ですね
さて、そんな水やりも
土のメンテでだいぶ楽になってくるはずなんですが(^-^)
また次回に
宮崎でした
夏真っ盛り♪
こんにちは
堀です
ミンミン ジージー蝉が合唱していますね
聞いているだけで暑いですが
土の中で何年も何年も外に出るのを楽しみに
していたと思うので
頑張ってもらいましょう
子供達も蝉大好きだし
今日は暑い季節にピッタリの水草のご紹介です
シペラス・トクサ・スイレン等。。。
涼しげな植物もたくさん置いております
中でもスイレンが綺麗なお花が咲いています
これカエルが好きそうな葉っぱですねゲロゲロ
涼しげな水草類の植物いかがでしょうか
先日行ったお祭りで金魚すくいの風景
みんな、楽しそうだな
暑い夏楽しんで乗り切りましょうね
ではでは今日はこの辺で失礼します