おかげさまで18年目をむかえることができました。
これからも隠れ家的雰囲気の癒しの森展示場にて
スタッフ一同、心よりお待ちしております!
………………………… お 知 ら せ ……………………………
お庭のことやエクステリアのこと。
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お気軽にご相談くださいませ。
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中国
先週、お世話になる問屋さんが主催する視察旅行に行って参りました。
視察先は上海と厦門(アモイ)。中国最大の商工業都市として現在も発展し続けています。
今回視察したのは石材が採掘される山と加工工場。
厦門市内から見た居住区の高層マンション。
同じく厦門の石材加工工場。
コバ積み風の「張り材」を手作業で生産しています。
日本だけではなく、欧州にも輸出しているという。
工場内にある完成品サンプル。
外構では門袖や塀に使われているパターンが多いですね。
スティック状に加工された天然石を壁面に張り、
素材感と立体的な陰影を見せることができます。
ワンモジュール分をパズルのようにつなぎ合わせ「面」を作ります。
同じく厦門市内にある「ピンコロ」加工工場。
サンダル履きの足先で石を固定し、タガネを器用に使い、ピンコロ石を整えている様子。
4日間という限られた短い視察でしたが、
ビジネスの場として何かと注目される今の中国を見ることができた貴重な体験と
他国へ行くと日本の良さにも改めて気づく点が沢山感じられた視察旅行でもありました。
また今回、お世話になった問屋さんの方々やお知り合いになれた販工店の皆様と
どこかでまたお会いできたらと思います。
出発当日、名古屋から上海へと向かう
定刻よりかなり遅れて到着した機内のシートが中国を物語ってます。
雨音
降る音や 耳もすうなる 梅の雨
芭蕉が今の季節に読んだ俳句です。
屋根や地面へ叩きつける雨音にうんざりする気持ちを表現したらしいのです。
癒しの森展示場にあるゲストハウスやショップには、
この俳句の情景に近いものがあります。
土砂降りの日には屋根を叩きつける雨がものすごい音を出す時があります。
全身で雨音を受ける?体感する、という
ある意味とてもナチュラルな展示場なのです。
最近の雨はスコールによる豪雨で、一時降ったかと思うとぱっと雨が止む。
そんな天候パターンが多いような気がします。
現在工事中の富山市・Tさま邸
この材料はグラス・ハイブリックという舗装機能と緑化を組み合せた舗装材です。
昨年この舗装材を使った当社施工のお庭を偶然見られ、今回の採用となりました。
ブロックの穴に玉竜を植えます。
ホタル
北陸もようやく梅雨入りです。
昨晩、事務所の横を流れる小さな用水に4、5匹のホタルを見ました。
この日は風のない穏やかな夜。
ためしにホタルの光に手をさし出すと手の甲に停まり、
またどこかへ飛んでいきます。
今晩は少し風が強く、気温もやや低めなのでホタルはいない様子。
ホタルの寿命は7~10日だそうです。とてもはかないですね。
でも用水を飛び交う姿はとても力強くみえました。
只今ホームページのコンテンツで
ひとつのお庭を着工から順を追って完成までの様子をご紹介していきます。
ぜひご覧下さいませ。
ロングライフ
初夏の心地よいお天気に癒されます。
沖縄は梅雨明けしたそうですが富山はまだのようです。
先週いけばなの稽古があり、
終了後お世話になっている先生に遅い晩御飯をご馳走になりました。
それは月末の稽古後の恒例となっており、先生から毎回面白い話題をお聞きしています。
(かしこまった雰囲気は全くありません。)
先生の教場で習う若い生徒さんが、
おばあちゃんの代から使っているという、いけばな用のはさみを
今も現役で使い、大切にしているという話。
何十年以上も使われ続けているそうですから驚きです。
自分の身のまわりにそんな貴重な品があったかな?と思い返しますが…
愛着のある品を手放した後、誰かがまた大切に使ってくれる。
末永く使われるであろう。と判断できるモノ選びの基準が
あってもよいのかもしれません。
骨董品のようなコレクションではなく、実際に使ってなんぼのもの。といった品。
家もお庭もそんな考えを基につくられていくといいですね。
カーデザイン
今日、車の外気温をメーターで見ると30℃という数字がでてました。
夏はもうじきです。
車でお客さま宅へ向うと、いつも思うのですが公道を走る他の車に目がいきます。
旧車も走っていれば、新車も走っている。
手入れの行き届いたレトロな車を見つけると、
オーナーさんの車への愛着心に感心させられます。
今朝、見慣れない車だなあと、よくみると新型のヴィッツです。
ヴィッツという車はトヨタを代表するコンパクトカーで
20カ国以上で販売されたという世界戦略車です。
どのような車にせよ、毎回上手にニューモデルをデザインしています。
その車の特長をうまく継承しながら、また新たにデザインする。
後ろから見ると確かにヴィッツらしい。
このヴィッツという大衆車も今後どう変わっていくんだろう?
そんなモノの見方をするのも楽しいものです。
ハンドメイド
半袖でいるのが心地よい季節ですね。
先日、入善町のお客さま宅へ現地測量へお伺いしました。
この日はあいにくの雨。
測量を終え、会社へもどる途中一軒の珍しいお店に立ち寄りました。
このお店は偶然通りがかって見つけたのではなく、
入善町のお客さまがイメージされているというアプローチのデザイン。
測量のついでにと思い、店舗名をお客さまよりお聞きしていたので
実物を見ようと立寄ります。
店舗の入り口からゆるやかな勾配でつづくレンガアプローチ。
側面は高さのある枕木でおさえてあります。
よく見ると大小様々な形・色のレンガを敷きつめてあるのがわかります。
砕いたものでしょうか。
店舗ドアの手前に塗り壁の門袖があるのですが、かなり汚れた様子。
しかしその汚れも植栽のグリーンにより上手く緩和されているようにも見えます。
あとは建物のハンドメイド的な造りにも馴染ませているところでしょうか。
とても素敵な洋菓子店です。
建物やその周りの庭・エクステリアの様子を観察すれば、
その家に住む人なりが分かるような気がします。
せっかくの我が家ですから、こだわりをもってお庭も考えたいですね。
ドットアートカバーという新商品
若葉の季節です。
ずいぶん前の出来事になるのですが、GW中に愛知は豊田市で
ガーデンフェスタというイベントの展示会に参加して参りました。
ここではオンリーワンクラブの商品展示として地元のエクステリア問屋さんである
岡田商事さんがメインとなり、会場を訪れるお客さまに商品をアピールしてゆきます。
普段販工店のプランナーさんとしかあまり接せることのない問屋さんですが
今回のイベントで会場を訪れるエンドユーザーさんに直接商品を説明するという
営業スタイルで商品の拡販に力を入れていました。
問屋さんとは… 資材をつくるメーカーさんと、お庭を提案する販売工事店さんとの
架け橋になる役割があり、商品知識もずば抜けています。
プランナーにとってはとても頼りになる存在なのです。
それは縁の下の力持ちと言ったところでしょうか。
会場となったトヨタスタジアムのエントランス。
今回、私共もオンリーワン・マテリアルカタログにメーカーとして
新しいオリジナル商品を掲載させて頂いており、
以前のブログ内でも紹介しました「ドットアートカバー」という
住宅の周りにある雨水マスに被せるデザインカバーを
今回のイベント内でPRしてきました。
これが新商品のドットアートカバーです。
手前の白い円形のものが「雨水マス」。
屋根や地面に流れる雨を側溝へと流す大切な役割があります。
その雨水マスにドットアートカバーを被せたのが奥のものです。
オンリーワンクラブのキャラバンカー。
カタログに載る、最新の表札やポストを見ることができます。
お客さまの反応は思った以上に良く、好評で
販促次第ではかなり受け入れられるなあと実感できました。
子供たちには玩具のイメージが強いのかもしれません。
色のついたカラフルなドットというピンを穴にさし込み、好きな模様を描いてました。
岡田商事の営業さんも説明に熱が入ります。
どうもありがとうございました。
その商品のミニパンフレットが近日中に仕上がってきます。
今までのガーデングッズには無い商品なので、
かなりインパクトがあり、ワクワクする紙面に完成しました。
オンリーワンで資材発注されるプランナーさんの手元にも、近いうちに届くと思います。
ぜひお近くの問屋さんへ問い合わせてみて下さい!
若葉
樹木の枝に茂る若葉がとても可愛らしく感じる季節です。
最近完工したお客様のアプローチに2mのエゴノキを植えました。
その若葉の芽吹く姿に強い生命力を感じます。
4月は新たな出発の月でもあります。
生活環境ががらりと変わり、不安と期待感が日々生活の中で生まれ、
同じ生活が続くのであればこの機会に気持ちをリセット。
春、新居にて新しい生活を始められるご家族にとってのこの1年は
きっと想い出深いものになることでしょう。
1年後、若葉を見ればその頃を思い出します。
ギャップ
◆寒い冬が終わり春の到来。
立山連峰は遠目に見てもまだ雪が十分ある様子です。
山々に積もった雪どけ水が時間をかけ河川を下り、富山湾に流れ込む。
そして海の恵みとなります。
自然の雄大なサイクルが動き始める季節だなと実感できます。
今年の寒さはけっこう長びきましたから、春の陽気が本当に有難く思えます。
打合せや現場での住宅地で目にするのはサクラの淡いピンク。
梅の赤や白。
またコブシやモクレンの大きな花弁の白色も迫力あります。
◆サクラの魅力を改めて考えてみると
幹には黒々とした質感の風格がありますし、
花はそれとはまったく違う上品な風格があります。
その幹と花のギャップと、わずかな時間で散ってしまう姿に惹かれるんだと思います。
今年はまだサクラの下を歩いていません。
お庭やエクステリアの魅力もそうだと思います。
ガラスブロックのカラフルで柔らかい表情やピンコロ石の黒くて固い重量感。
柔らかさと固さのギャップです。
あとはお家の外壁面の質感や色とのバランスであったりします。
そんな素材のギャップが際立つアプローチがもうじき完成します。
イタリアンガラスブロック
ガラスブロックによるグラデーションの表現は
お施主様のグットアイデアです。
ピンコロ黒
進化する素材
◆4月だというのにどこか冬がぬけきらない外の気配。
赤や白の花を咲かせた梅の木を見つけて春であることを実感しています。
季節を何で感じるかは人それぞれですが
展示場にある樹木の枝から芽吹く姿を見つけるとそう感じますし、
朝顔を洗う時の水の冷たさもそうです。
目で見たり肌で感じたり、香りなんかもそうです。
五感というやつです。
お庭で使われる資材にも、人が五感で感じることに考慮した製品があります。
今までは見た目の美しさや面白さをポイントとしたブロックやレンガが
多かった気がしますが、それに触り心地が加わる。
つい触れたくなるような質感を持った、ひとつの舗装材が
最近とても気になりました。
「ユニソン」といメーカーさんより、今年新発売した舗装材「ベガス」。
下はカットサンプルですが、
3種類のカラーバリーションが用意されています。
実際のサイズは400mm×400mm。
テラスや階段の舗装として活用できそうです。
カタログを見て頂ければその特長がわかります。
素足で居たくなる…
そんな外の空間にもってこいかもしれません。
スウェードをなでているような、柔らかな感触にちかいかもしれませんね。
◆話は変わり、最近CATVで「おくりびと」という日本映画を観ました。
2008年に上映した映画でしたが、
たいへん感動し、笑い、涙して最後まで観ました。
今までに観た日本映画の中で一番かもしれません。本当にお薦めです。
また映画ロケ地が被災地のひとつ、山形県ということで
映る街や川の景色に複雑な思いもしました。
心が大きく揺さぶられる、本当にすばらしい作品です。