雨音
降る音や 耳もすうなる 梅の雨
芭蕉が今の季節に読んだ俳句です。
屋根や地面へ叩きつける雨音にうんざりする気持ちを表現したらしいのです。
癒しの森展示場にあるゲストハウスやショップには、
この俳句の情景に近いものがあります。
土砂降りの日には屋根を叩きつける雨がものすごい音を出す時があります。
全身で雨音を受ける?体感する、という
ある意味とてもナチュラルな展示場なのです。
最近の雨はスコールによる豪雨で、一時降ったかと思うとぱっと雨が止む。
そんな天候パターンが多いような気がします。
現在工事中の富山市・Tさま邸
この材料はグラス・ハイブリックという舗装機能と緑化を組み合せた舗装材です。
昨年この舗装材を使った当社施工のお庭を偶然見られ、今回の採用となりました。
ブロックの穴に玉竜を植えます。
ホタル
北陸もようやく梅雨入りです。
昨晩、事務所の横を流れる小さな用水に4、5匹のホタルを見ました。
この日は風のない穏やかな夜。
ためしにホタルの光に手をさし出すと手の甲に停まり、
またどこかへ飛んでいきます。
今晩は少し風が強く、気温もやや低めなのでホタルはいない様子。
ホタルの寿命は7~10日だそうです。とてもはかないですね。
でも用水を飛び交う姿はとても力強くみえました。
只今ホームページのコンテンツで
ひとつのお庭を着工から順を追って完成までの様子をご紹介していきます。
ぜひご覧下さいませ。
ロングライフ
初夏の心地よいお天気に癒されます。
沖縄は梅雨明けしたそうですが富山はまだのようです。
先週いけばなの稽古があり、
終了後お世話になっている先生に遅い晩御飯をご馳走になりました。
それは月末の稽古後の恒例となっており、先生から毎回面白い話題をお聞きしています。
(かしこまった雰囲気は全くありません。)
先生の教場で習う若い生徒さんが、
おばあちゃんの代から使っているという、いけばな用のはさみを
今も現役で使い、大切にしているという話。
何十年以上も使われ続けているそうですから驚きです。
自分の身のまわりにそんな貴重な品があったかな?と思い返しますが…
愛着のある品を手放した後、誰かがまた大切に使ってくれる。
末永く使われるであろう。と判断できるモノ選びの基準が
あってもよいのかもしれません。
骨董品のようなコレクションではなく、実際に使ってなんぼのもの。といった品。
家もお庭もそんな考えを基につくられていくといいですね。
カーデザイン
今日、車の外気温をメーターで見ると30℃という数字がでてました。
夏はもうじきです。
車でお客さま宅へ向うと、いつも思うのですが公道を走る他の車に目がいきます。
旧車も走っていれば、新車も走っている。
手入れの行き届いたレトロな車を見つけると、
オーナーさんの車への愛着心に感心させられます。
今朝、見慣れない車だなあと、よくみると新型のヴィッツです。
ヴィッツという車はトヨタを代表するコンパクトカーで
20カ国以上で販売されたという世界戦略車です。
どのような車にせよ、毎回上手にニューモデルをデザインしています。
その車の特長をうまく継承しながら、また新たにデザインする。
後ろから見ると確かにヴィッツらしい。
このヴィッツという大衆車も今後どう変わっていくんだろう?
そんなモノの見方をするのも楽しいものです。