四年が

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震災から四年が経ちました。

突然の揺れに何が起こったかさえも解らなかった。
海が目の前のこともあり、状況が解り、手に負えない状況であることに気付きました。
ばらばらに居た家族が迎えに来てくれて、すぐに高台に避難しました。

悲惨な状況の中で、ライフラインの大切さ、当たり前は当たり前でないことを思い知らされた。
家での生活は一変。水のない生活。それでも多くの人々の温かい心に触れ、どんなにか癒されたことだったか。

一週間ぶりの暖かいうどんの美味しかったこと。
熱い物がお腹に染み渡りました。
隣町の銭湯で身も心も解放されたこと。



みんなが頑張ってました。
泣いてはいけない、頑張らないとと必死でした。

そんなある日、友人がコーヒーとお湯まで持って尋ねてきてくれました。
話し終えた時、彼女の言った一言。



「泣いていいのに、なんでそんなに頑張るの!無理したらだめだよ!」
自分でも気付かない私の笑顔が、本物でないことを友人は見抜いた言葉に、
思わず、「なんも悲しくないもん!みんなに助けられて有り難いと思ってるもん」といいながら勝手に流れた熱い物に気付いた時、訳が分からなく泣きじゃくっていました。今でも胸が苦しくなります。

被害は大変でしたが、家族の絆はより強く、改めて多くのことに感謝する心は、ある意味かけがえのない経験でもありました。

今、東北太平洋沖地震で多くの被害者の皆様には心からお見舞いを申しあげます。
そして、どうぞ無理をなさらずに居て頂きたいと思います。
明けない夜はないはず、春の来ない冬はないです。



お日様は隠れても、雨ばかりでもないです。
必ず、青い空を仰ぎ、太陽の光に眩しく目を細める日は来ます。
希望の心は、心の灯火です。
韓国の友人からは、日本人の節度ある行動に賞賛と応援の電話やメールが届きました。
能登半島地震から四年目の今日、被災者の方々の復興を願い、心からのお見舞いとエールをおくります。
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