福幸を願って。
こんにちはなっちゃんママです
今日は、日も差してぽかぽか陽気の郡山です。
3.11から1年がたち、今の福島をちゃんとお伝えせねばと思ってます。
この1年、ブログでも震災関連のことばかりだったなと。ちゃんと仕事もしてるんですけどね^^
1年がたち、気持ちの整理はまだできません。ぐだぐだのままです。
ただ1つちゃんと言えることは、『福島で暮らす』ということ。
今年の3月11日は、本当は会社で一人普通に仕事をしようと思っていました。
だけど、朝になりやっぱり一人でいたくなかったので、家族みんなで長男の小学校最後のサッカーの試合の応援にいってきました。
郡山から車で40分、田村市の運動公園までいってきました。原発から40キロの場所ですが、放射線量が郡山よりも低く、0.1マイクロシーベルトぐらいの地域です。ちなみに郡山は、0.6~0.7マイクロシーベルトです。我が家の室内は、0.3マイクロシーベルトあります。
あいにく雪で、グランドコンディションが最悪の中、全身泥だらけになってサッカーをしてました。
震災後、雨、雪が降れば中止だったので、久しぶりに放射線量を気にすることなく、泥んこサッカーを楽しんできましたよ。
朝、試合開始前に会場全員で黙祷し、試合が開始されました。
会場にいたどの子供たちも1年間、制限のある中でサッカーを頑張ってきました。
泥だらけになりながらも、頑張っている姿はとても素敵でした。
長男のチームは、優勝を目指していましたが、5位という結果で終わりました。
だけど、悔し涙はなくみんないい顔してました。
今年の3月11日はどのテレビ局も震災の特番ばかりでした。
子供たちは、もう見たくないといいます。
長男はサッカーを楽しみ、二男となっちゃんは雪遊びを満喫してきました。
3月11日を楽しく過ごしたかった。
夜は、優秀選手賞をもらった長男のお祝いをしました。
楽しい1日でした^^
これからも、思い出したくないけど忘れてはいけないこと。
この1年、放射能のことを考えない日は1日もありませんでした。
『福島で暮らす』と決めたからには、現実と向き合っていかなければなりません。
今年、福島大学、福島県立医大ともに福島県出身者が例年より多かったそうです。
高校を卒業して、福島に残る子も多かったそうです。
『FUKUSIMA』から『ふくしま』へ戻ること。
その日が早く来ることを願って。