イヌツゲ補植

テーマ:ブログ
昨日は、四季の広場で、イヌツゲの補植を行いました。

実は、今回はやり直しです。秋に一度補植したのですが、30本中28本が枯れてしまうという大失態となり、今回はもう絶対に失敗は許されないという、背水の陣となりました。

前回は、私が休みの日に植栽が始まって、2日目は私も出社したので残りを手伝いました。その時、なんか土も水も圧倒的に不足してるな〜、という思いが頭をよぎったのを覚えています。ですが、もうここまで終わっているし、今さら口を差し挟める雰囲気じゃないし、まー、たぶん大丈夫だろうと、与えられた条件の中でベストを尽くしました。ところが、10日後、それらは次々と茶色くなって、枯れてしまったのです。

あ〜、やっぱりな〜、それほど甘くなかったか〜。これがその時の私の第一印象でした。しかし、当日の作業を仕切った同僚は、なぜ枯れてしまったのか、今ひとつ腑に落ちない様子でした。実際、これまで、この植え方でずっと活着してきたわけで、それがなんで今回に限って枯れてしまったのか。そして、なんで2本だけは無事活着したのか。

というわけで、今回の作業では、まずは枯れたイヌツゲを抜き取るところに、最大の興味が集まりました。発根の具合はどうだったのか、根鉢と土はきっちり密着していたのか、土質はあらためてどうだったのか。結果は、予想していた程ひどい状態ではなかったなー、というものでした。確かに、活着するかしないかは、紙一重のところだったのかもしれません。

となると、あとは、この部分がやや法面の上部にあたるので、水が涸れ気味な場所なのかもしれないという問題が浮上します。もしそうだとしたら、これは相当厄介な問題となります。もともとのイヌツゲも枯れてなくなったから、補植しようとしているわけですし…。

とにもかくにも、もう失敗は許されない状況。というわけで、今回は、私の仕切りで植栽をさせてもらうことにしました。黒土にバーク腐葉土を混ぜ込んで、植え穴の中は全てそれで客土することとし、さらにたっぷりの水も用意しました。そして、1本1本すべて私が、丁寧な水極めで植え込んでいきました。正直、これ以上のやり方は知らない、最上級の扱い、これでダメならもうどうしていいのか分からない、といった感じです。

ああ、神さま、どうぞ、無事活着しますように。しばらくは、出勤のたび、まずはここの様子を見に行くことになりそうです。
庭ブロ+(プラス)はこちら