ラジオ体操

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先の日曜日は、野球場貸切で学童の野球大会が予定され、早朝から沢山の人が集まってくるというので、早出しました。朝5時に起きて、6時に家を出て、6時45分ごろ公園に着きました。アレレ、早いな、1時間かかってない。まずは3ヵ所の野球場入口の鍵を開けて、それから事務所裏口の鍵を開けて、アレコレ準備して、8時5分前に窓口を開けて、準備完了です。

朝の公園。6時からと7時からの2回、ラジオ体操の音楽が流れるようにセットされています。きっと、近隣住民の皆さんの要望があって、こういうことになっているのでしょうね。この日もラジオ体操をするたくさんの人たちを見ました。ほとんどは年配の方、お年寄りですね。でも…

この仕事を始めてから、準備運動としてみんなでラジオ体操をすることが時々あります。5、6人のこともあれば、100人以上のこともあります。そして、いつも驚きます。だって、ラジオ体操の音楽が鳴り出すと、みんな一斉に、まったく同じ動きで体操を始めるのですよ。生まれも、育ちも、年齢もまったく違う男女が、事前の練習も打ち合わせもなしに、まったく同じ動きを。今のところ、ラジオ体操を知らないとか、ラジオ体操が出来ないという人を、私はまだ見たことがありません。また、この県とこの県でここの動きが違うとか、この地方とこの地方でここの角度が微妙に違うとか、そういう話も一度も聞いたことがありません。

恐るべし、日本! 恐るべし、日本の教育!! 日本全国津々浦々、何十年もの間、私が受けたと同じようなラジオ体操教育を、みんなみんな受けてきたわけですよね。これって、正直、可笑しくて、私はいつも周りの様子を観察するのにキョロキョロしてしまって、体操どころではありません。で、もっと可笑しいのは、誰もこのことを不思議とか、可笑しいとか、凄いとか、思っていないようだということです…。恐るべし、日本!
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