小屋の木工事(10)
本日は、前回までの工事で貼り終わった壁4面の構造用合板に防水紙貼りから開始しました。防水紙は屋根で使用した物の残りで施工していましたが、足りなくなったため、1ロール買い足し、防水紙を固定するカッターの弾も一緒に購入しました。
防水紙が貼り終わった状態が下の写真です。
防水紙は窓の配置場所も現在は防水紙で塞いでいます。窓枠と窓を製作し、配置する際に再度防水紙を切って配置します。
その次に、三角の壁の下地作成です。
上の写真は、右側に間柱を立てています。今までは左側の状態で、小屋束(中心の柱)だけの状態でした。(右・左は、小屋から見てです。写真では向かって見るため、左右逆になっています。)
間柱は、たる木と固定するため、下の様にカットして結合させています。
間柱を固定させたら、構造用合板を固定するための横方向の間柱(貫)を配置しました。
この後も工事を継続して、貫を上部にも配置していましたが、暗くなったため、撮影できませんでした。
壁4面とも筋交いと、構造用合板による耐力壁になる面で固定されたため、力一杯に揺さぶっても全く揺れなくなりました。つくづく壁が建物にとって重要なのがよくわかりました。
本日購入した商品は、
透湿防水シート・・・・5490円×1ロール(50m)
カッターの弾(ステープル)・・・・・298円×1箱
今回購入分は5,788円で、今回までの合計203,710円となりました。
とうとう、予定額の2/3使用した事のなりました。
小屋の木工事(9)
本日は、残りの壁2面を作成しました。
写真は暗くなったため撮影していません。
次回の工事は、壁の下半分に防水シートを貼り、三角形の部分の壁を作成します。
写真は次回アップさせます。
今回購入した商品は、
構造用合板・・・・1,180円×10枚
今回までの合計197922円となりました
小屋の木工事(8)
本日は、小屋の外壁下地作成です。
まずは、前日筋交4本に、筋交い用金物を取り付けて、筋交いの補強をします。
補強が終わったら、合板貼りをします。
合板は、これ自体でも筋交いの役割を担うため、コースレットの間隔は15センチ以内になるように固定します。たぶん、10センチ間隔に位になってます。ねじの長さ(9センチ)を目安に固定しましたから。
また、窓や扉を設置するところも、先にジグソー等を使い切り抜きました。
壁は、合板の大きさより高いため、まだ上の方は隙間が空いています。また、小屋裏の三角になる壁に至っては、間柱も入っていません。
今回は、貼り付けた壁も途中ですが、そこまでしか固定できませんでした。
次回残り二面の壁を作り、防水シートを下から貼っていきたいです。そうすれば、雨の進入を多少は防げるようになるからです。
本日購入した商品は、
構造用合板(特類)・・・・1180円×5枚
ジグソー用ブレード(直線用)・・・・・・・236円×1点
ジグソー用ブレード(曲線用)・・・・・・・260円×1点
コースレッド・・・・・・・・・・・・398円×3箱
2倍筋交い用金物・・・・・・・228円×16個
Zマークカスガイ・・・・・・・・・56円×4本(小屋束補強用)
今回購入分は11,462円で、今回までの合計186,122円となりました。
小屋の木工事(7)
防水シートは、下から先に張り、上へと張っていきます。そうすることで、雨が降っても、シートの下に潜り込まないからです。
一番下を張って、
最後に、一番上の頂上に張って終わりです。
本日の作業は、全て命綱頼りの作業でした。
小屋の木工事(6)
本日は前回の作業の続きで、屋根の合板貼り作業です。(写真は同じ作業でしたのでありません)
前回は、北側(正面)の屋根を貼りましたが、今回は南側の裏面作業です。
作業内容は前回と同じですので割愛しますが、前回と違って片面が合板で塞がれているため、作業の大半が命綱を頼りに、傾斜角40度越えの屋根の外側での作業になりました。
そんな状態で作業したため、作業ペースが上がらなかったので、最後の中央の最上部の小さな1枚だけ塞げませんでした。
次回の作業は、屋根のタイベックシートによる防水処置(防水紙貼り)をします。この作業は全て命綱で作業しないといけません。
小屋の木工事(5)
本日の作業は、筋交い4本製作と、片面の屋根に構造用合板を配置しました。
屋根の形状が、嫁さんの希望で曲線を描くようになっていますので、合板を計算してカットした状態で運ぶ事ができませんので、まず、配置する場所に未カット状態の合板を仮止めし、カット位置の印を付けてから再度下ろし、印に従って曲線にカットしてから再度運び入れて本止めと、上り下りを繰り返すため仕事が捗りませんでした。しかも、気温が35度の直射日光の中で更にペースダウンです。
写真の中央の白く映ってる構造用合板の左右に3枚、計6枚の合板を張って、最後に中央を配置しました。
今回は、裏側の屋根下地合板がまだないため、ネジ止めが合板貼ってない所から顔を出してネジ止め出来ましたが、中央の白く映ってる合板だけは手が届かない場所があったため、ザイルを棟木に結び、命綱を付けてレスキュー隊がよくしている「懸垂降下」状態で屋根の外側からネジ止めしました。反対側は殆どその作業になります。
次回は小屋の反対側の屋根の合板貼り・筋交いの残りの設置、筋交い用金物固定を行います。
屋根合板貼りは、今回完成している屋根側(写真の撮影場所)の乗用車にザイルを結び、反対側に垂らしたザイルに懸垂降下しての作業になります。
本日購入した商品は、
構造用合板(特類)・・・・1180円×10枚
2×4×10フィート・・・・・・・498円×5本(筋交い用)
今回購入分は14,290円で、今回までの合計174,660円となりました。
小屋の木工事(4)
本日の作業は、最後のに残されていた面(山側)の壁用の下地作成をしました。
作業は、前回・前々回等と同じでしたので、割愛します。
壁の下地を4面全て作っただけで小屋の揺れは少なくなりましたが、筋交いと、筋交い代わりになる耐力壁が無いため、まだ少しは揺れます。構造用合板を壁に張ったら、揺れなくなるはずです。
揺れが少なくなったため、屋根の両サイド(一番端)のたる木を配置作業が可能になり、たる木全ての配置が完了しました。
その後、小屋裏部分をロフト(工具収納スペース)として使用するため、「小屋梁」兼「小屋根太」の配置をしました。この梁にもひねり金物で固定させました。
ちなみに、ロフトとして作った場合、小屋延べ面積にカウントされませんが、高さが1.4m未満でないとロフトでなく部屋とカウントされ、結果延べ面積が増えてしまいます。今回製作している小屋は一階部分が9平米弱、ロフトが5平米弱ですので、もし1.4m以上になってしまうと、10平米未満の建築申請不要な条件に違反してしまいますので、一番高い所(下地状態)で1.35mの高さになっています。これに合板・床材が入るため、1.3m位になります。
左の写真が本日の状態です。
次回の作業で小屋裏部分の壁枠作成と、屋根の合板を貼る予定です。
屋根の合板貼りは、嫁さん希望で曲線になっているため、片面貼ったら、手引鋸等で屋根頂上をカットしないといけませんので、悩みの種です。しかも、屋根角度が40度位はあるでしょうから、作業も困難になる事が予想されます。
本日購入した商品は、
1×4×12フィート・・・・・630円×6個(屋根作成後使用します。)
2×4×6フィート・・・・・・280円×8本
2×4×10フィート・・・・498円×7本
2×4×14フィート・・・798円×7本(在庫不足で長い商品を購入)
今回購入分は15,092円で、今回までの合計160,370円となりました。
小屋の木工事(3)
本日は、昨日の雨対策のブルーシートを撤収し、そののちに、工事に入りました。
工事は、前回から引き続き壁の下地作りです。工事自体は前回と変わりありませんので、割愛します。
工事途中に撮影した写真です。
壁は奥の山側を残し3面下地が完成しました。
今回購入した商品は、
2×4×10フィート・・・・・698円×5個
2×4×8フィート・・・・・598円×14個
2×4×6フィート・・・・・298円×5本
防腐38×140×3650・・・・1380円×2本
ひねり金物・・・・・・・・・・・21円×50本
ステンレス木ネジ(120ミリ)・・・1290円×1箱
電動ドライバー用十字ピット・・・・・850円×5本入り1個
今回購入分は19,302円で、今回までの合計145,278円となりました。
小屋の木工事(2)
本日は、昨日の続きで屋根下地作成から入りました。
昨日は、たる木を棟木と、軒げたに乗せて、ステンレス製のコースレッドで固定していただけでしたので、補強のため、ひねり金物で棟木とたる木を固定しました。必要数数がたらなくなったため次回に、ひねり金物で固定をします。
上記の屋根の下地作業をしていたさい、まだ壁が無いため揺れが強く、合板貼り付け作業に支障が出そうでしたので、屋根の両サイドの「たる木」を残し、壁の下地を先行して作成するようにしました。
まず、小屋束のある側の壁から作成しました。
土台の上に1m弱間隔で大引きを配置していましたが、その大引きがウットデッキ根太になるのですが、間隔が飛びすぎであるため、防腐2×4木材を間に入れて、根太を作ります。この根太は9cmしか小屋の土台(ビス止め)に乗っていませんが、その上に小屋の壁で押さえられ、ひねり金物で固定するため十分なのです。
次に、土台の上に大引きが乗っていますが、壁を固定する際に空間が発生するため、同じく防腐2×4木材でころび止めを作成し、こりび止めと大引きの間の隙間にスタイロホームを埋め込んで断熱処理しました。
この後壁の下地作成ですが、通常木造軸組み工法では柱と柱の間には間柱を入れ、柱だけで建物の荷重を支え、水平方向の荷重は筋交いで支えるのですが、今回私が作る小屋は、木造軸組みと2×4工法(枠組み工法)の合わせ技で作るのです。
まず、隅の柱から数十センチ空くように、2×4工法で枠を作ります。高さはピッタリのサイズにします。
その際、小屋束を固定しているのボルトが出ているため、2×4木材を差し込む際に引っかからないように、切り込みも入れていました。
写真中央に黒い四角い穴みたいなのが切り込みです。)
2×4木材で作った枠が完成したら、壁の配置部分に斜めに挿入し、カケヤ(木材大ハンマー)で叩いて配置場所に正確に配置します。
(枠の両サイドの隙間20cm分が筋交い配置用に空いています。空いた理由は、ボルトや金物が沢山交差するため枠が作れない空間です。)
屋根の下地の重量が小屋梁に小屋束を通して掛っているため、枠を入れるのが結構大変でした。
小屋束の下に2×4工法の枠で間柱がくるように配置しています。
今回、木造軸組みと2×4工法を掛け合わせた理由は、
2×4工法は、土台に根太や大引きを配置し、その上に構造用合板をはり、その上に2×4で作った木枠をコースレッド(木ネジ)で接合しますが、軸組みみたいにホールダウン金物等で直接基礎と連結できないから主要構造は軸組みで施工したのです。しかし、壁は、木造軸組みで2×4工法と同程度の耐震性を確保しようとしたら、筋交いを斜めでなく、「×」の様に交差させないと確保できません。そうすると、断熱材が充填できなくなります。だから、中央は2×4工法の枠で支え、捻じれを修正し、金物が交差している隅柱付近はシングルの筋交いを両サイドに配置し、2×4工法の枠が変形しないようにすることで、枠と筋交いの2パターン確保しようとしています。また、全て軸組みで作る場合より、枠工法の方が素人施工には簡単ですので、最低限軸組み工法を選択し、それ以外は枠を選択することで、仕口の施工数を減らした訳です。
本日は1個分の枠しか作れんませんでした。
本日購入した商品は、
2×4×8フィート・・・・・598円×5個
2×4×6フィート・・・・・298円×2本
今回購入分は3,586円で、今回までの合計125,976円となりました。
小屋の木工事(1)
今日は、昨日上棟した柱や梁を固定させる作業をしました。
ホールダウン金物を全て固定して、柱を垂直に調整しました。
これで、柱は土台に過重をかけて、土台は基礎パッキンを介して基礎に過重をかけて、一体化しました。
次に大引きを固定します。大引きは、柱とボルト固定する事で、柱などを介して基礎から一体化します。
最後に、柱に乗っている梁をボルトで固定したら、梁も柱などを介して基礎と一体化します。
この3つの作業で、全てがボルト固定されたため、台風や直下型の地震て、小屋自体を引っ張る(浮き上がろうとする力)過重がかかっても、基礎と繋がっていますので引き抜かれなくなっています。
上の写真は、ホールダウン金物で柱を下に引っ張っています。
また、ホールダウン金物の下に、柱の左から右に貫通しているボルトが、大引きを固定しています。
上の写真は、梁の写真です。羽子板付き金物と、カスガイなどで柱と梁を固定しています。
午後は、屋根の下地作りに入りました。
まず、屋根の一番高い地点にある梁(棟木)の作成です。
嫁さんの希望の、屋根が曲がった古小屋風にするため、2×12材を滑らかな曲線にカットして、
棟木を支える束(小屋束)を作ります。棟木2×材で作ってるから、2×4木材3本を束にして、真ん中の1本だけ少し短くして、接着剤(根太用ポンド)とコースレッド(木ネジ)を使用して仮止めし、午前中に完全に固定した梁(小屋梁)に置き、羽子板付き金物でボルト固定します。
小屋束の真ん中だけ短いため、作った棟木を間に挟み、ボルト固定したら、屋根の下地作りに入れます。
上の写真は、屋根の中央の棟木を乗せたところ。
上の写真は、屋根の棟木を乗せるために作った小屋束です。
上の写真は、屋根下地(たる木)を組み始めたところ。
本日は、上の写真の状態より少し進んだところで作業中止になりました。
本日購入した商品は、
Zマーク角座・・・・・12円×4個
六角ボルト・・・・・・・30円×4本
羽子板付きボルト・・・87円×4本
2×12×12フィート・・・3480円×1本(棟木用)
ステンレス木ネジ(120ミリ)たる木固定用・・・1290円×1箱(100本入り)
今回購入分は5,286円で、今回までの合計122,390円となりました。