小屋の木工事(1)
今日は、昨日上棟した柱や梁を固定させる作業をしました。
ホールダウン金物を全て固定して、柱を垂直に調整しました。
これで、柱は土台に過重をかけて、土台は基礎パッキンを介して基礎に過重をかけて、一体化しました。
次に大引きを固定します。大引きは、柱とボルト固定する事で、柱などを介して基礎から一体化します。
最後に、柱に乗っている梁をボルトで固定したら、梁も柱などを介して基礎と一体化します。
この3つの作業で、全てがボルト固定されたため、台風や直下型の地震て、小屋自体を引っ張る(浮き上がろうとする力)過重がかかっても、基礎と繋がっていますので引き抜かれなくなっています。
上の写真は、ホールダウン金物で柱を下に引っ張っています。
また、ホールダウン金物の下に、柱の左から右に貫通しているボルトが、大引きを固定しています。
上の写真は、梁の写真です。羽子板付き金物と、カスガイなどで柱と梁を固定しています。
午後は、屋根の下地作りに入りました。
まず、屋根の一番高い地点にある梁(棟木)の作成です。
嫁さんの希望の、屋根が曲がった古小屋風にするため、2×12材を滑らかな曲線にカットして、
棟木を支える束(小屋束)を作ります。棟木2×材で作ってるから、2×4木材3本を束にして、真ん中の1本だけ少し短くして、接着剤(根太用ポンド)とコースレッド(木ネジ)を使用して仮止めし、午前中に完全に固定した梁(小屋梁)に置き、羽子板付き金物でボルト固定します。
小屋束の真ん中だけ短いため、作った棟木を間に挟み、ボルト固定したら、屋根の下地作りに入れます。
上の写真は、屋根の中央の棟木を乗せたところ。
上の写真は、屋根の棟木を乗せるために作った小屋束です。
上の写真は、屋根下地(たる木)を組み始めたところ。
本日は、上の写真の状態より少し進んだところで作業中止になりました。
本日購入した商品は、
Zマーク角座・・・・・12円×4個
六角ボルト・・・・・・・30円×4本
羽子板付きボルト・・・87円×4本
2×12×12フィート・・・3480円×1本(棟木用)
ステンレス木ネジ(120ミリ)たる木固定用・・・1290円×1箱(100本入り)
今回購入分は5,286円で、今回までの合計122,390円となりました。