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とにかく剪定

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昨日は、中低木の剪定を行ないました。

比較的人通りの多い園路沿いに、長いこと剪定してないんだろうなぁ、という感じの中低木が並んでいます。ずっと剪定しなきゃと思いながら、なかなか手がつけられなかったのですが、ここしばらくは集中して、それらの中低木を剪定しようということになりました。

この寒い時期、決して剪定に適していないのは百も承知ですが、今やらないと次はいつになるかわかりません。木に負担をかけないように、とにかく強剪定はしないと心に決めて作業を始めます。しかし、あまりにも伸び放題でアタマを落とさないことにはどうにもならないものや、ヒドイ強剪定をされて樹形もバランスもあったもんじゃない、一から形の作り直しをするしかないじゃん、というものが多くて、結局かなりの強剪定になってしまうことが多いです。ごめんね、風邪ひかないでね、なんて心配しながら、やらずにはいられない私です。本当に、弱らなければいいのだけれど。

ということで、昨日は2人で、モチ2本、モッコク3本、キンモクセイ2本を剪定しました。他に園内トイレの蛍光灯交換や、砂場の木枠に反って尖って危険な部分が見つかったので、その削り調整作業も行いました。

それにしても、毎朝布団から出るのに時間がかかります。ギリギリまで葛藤して、結局遅刻しそうになって走るハメに。な〜にやってんだか、だからサッサと起きればいいのに。早くあったかくならないかなぁ。
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安全研修

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今日は、午前中事務所で少しだけ事務処理をして、午後からは都心の公園へ移動、会社の安全研修を受けました。

安全研修では主に「KY(危険予知)ミーティング」「作業時の安全領域の確保」「パワーカートの安全運転」の重要性について再確認を行いました。パワーカートは運転実習もする予定でしたが、雨のため中止。替わりに、いろいろなヒヤリハット事例についてのグループディスカッションを行ないました。ヒヤリハットというのは、作業の中でヒヤリ、ハッとした体験のことを言います。

こうして普段会うことのない他の公園のメンバーに会うと、いつも思うのですが、本当に勉強になります。いろいろな年齢、いろいろなキャリア、いろいろな個性の人がいろいろな事を話します。それを聞いて、私はあれこれ育っているのでしょうね、たぶん。

というわけで、今日は冷たい雨なのでコタツが恋しく、今、家路を急いでいる最中です。

モズのはやにえ

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前回、カラタチのトゲに、イモムシやケムシやバッタが刺さっていたと書きました。そのことを昨日、同僚に話したら、それは「モズのはやにえ(百舌の早贄)」じゃないかと言われました。

「モズのはやにえ(百舌の早贄)」とは、モズが捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む行為のことです。もちろんカラタチに限らず、いろいろな木に突き刺します。木に限らず、有棘鉄線などにも突き刺します。

「イモムシやバッタが歩いてて、自分でカラタチのトゲに突き刺さるわけないだろ!」と一蹴されて、そうか、そうなのか...と。モズ、そう言えば前にも聞いたことあるな、と思ってインターネットで調べてみると、突き刺さった虫やカエルやネズミの写真が出てくるわ出てくるわ。なーるほど、そういうことかと納得しました。事務所でひとしきり、皆でその話題で盛り上がると、上司が「そういうことなら写真撮って、ホームページに『モズの早贄』って載せたいな」と言い出して。はいはい、了解、その剪定枝探してみますよ。

ということで、剪定枝捨て場に行って、先日見たカラタチの枝に刺さったバッタを探し出して、写真を撮影しました。うひょ〜、予想外の展開。


昨日の作業は、野球場整備と陸上競技場整備でした。

カラタチ剪定

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昨日は、「ちょうの里」のカラタチを剪定しました。

一人での作業だったので、最初のうちは何も考えず、先を急いで黙々と手を動かしていました。革手袋を二枚重ねにして、ヘルメットとゴーグルで頭と目を保護して、それでもやはり、普通の剪定よりは随分と時間がかかります。なにしろ、そのトゲトゲは、バラやピラカンサの比ではないですからね。

やがて私の頭に、お前は一体全体、何を守るためにここまでトゲトゲしているのかね、という疑問が浮かんできました。自分や子孫を守るためにいろいろ工夫するのは当然として、何もここまでトゲトゲしなくてもいいんじゃないの。動物や鳥や虫たちに、少しぐらい実を分けてあげてもいいんじゃないのかね。ここまで徹底して誰も寄せつけないって、よっぽどの事だよ。一度全部許して、全部分け与えてみたら楽になると思うよ。

作業中、トゲに刺さって死んでいるイモムシ、ケムシをいくつも見ました。バッタもトゲに身体を貫通させて、即死状態です。うわぁ、凄いなぁ...。

葉を落としたカラタチが林立している風景を見ると、私の頭には何故かいつも、「この世の果て」という言葉が浮かびます。なんとも殺伐とした、なんとも淋しい、なんとも救いようのない光景。こんなふうに感じるのは私だけでしょうか。

ちょうの里

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昨日は「ちょうの里」の整備をしました。

この一角には、蝶の幼虫の食草や、成虫が好んで蜜を吸う花を、集中して植えています。ミカン、カラタチ、サンショウ、エノキ、コクサキ、アベリア、ブッドレア、ウマノスズクサ、アシタバ、ミツバ… そして、ヤブガラシの花も蝶は大好きだということで、ここではヤブガラシも除去しません。

この一角は、春から秋にかけては剪定や除草をほとんどしません。ボーボーのまま放置します。園路からの入り口に「ちょうの里」という看板があって、草ボーボーのあたりに「ここはエコパッチで、あえて除草をしていません」という説明板が立てられています。それで来園者にはご理解いただけているようで、汚ないという苦情などは一切ありません。

しかし、そうは云っても、やはり園路沿いの植え込みがボーボーなのはあまりにも見苦しく、風景としても唐突でミスマッチな感じがありました。それで夏過ぎごろに一度だけ、園路沿いの植え込みのツルものを取り除く作業をしました。そして今回は、中の方、奥の方の植え込みや中低木から枯れたツルの残骸を取り除いたのですが、ツルの下から現れたサツキの元気のないこと。もともと陽当たりがそれほど良くないのに、さらにヤブガラシの台座のような役目を負わされて、ホントに可哀そうな感じでした。ここまでヤブガラシのし放題にさせていいのかな。もしサツキが枯れても、それが自然の成り行きならしょうがないの? いや、そうかなぁ、それはないでしょ。何しろ相手は図々しいヤブガラシだし。ついでにヘクソカズラも激繁茂して周りの木を締め上げまくっている。う〜ん。

それからボーボーのまま立ち枯れしている草を地上部だけサッと刈り込み、異常繁殖して我が世の春を謳歌しているヘビイチゴを抜き、とにかくあたり一面を一回スッキリさせました。年に一度の大掃除です。でも、降り積もった枯れ葉の裏側などで蝶の卵とか幼虫とかが越冬しているというので、とにかく地中も地上も荒らさないよう、結構気を遣いました。何しろここは蝶の里ですからね。蝶にとっての侵略者、破壊者にはなりたくありません。

あとはカラタチとミカンを軽剪定して、園路沿いのサルスベリを剪定すれば、「ちょうの里」の手入れは終わりです。その後はもう手を付けず、また来年の冬までじっと我慢の放置です。一時スッキリした「ちょうの里」を眺めて、満足と致しましょう。

筋肉痛

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今日は火曜日なので、午前中は野球場整備でした。午後からは雨が降り出したので、道具の手入れと事務仕事。

お正月休み一週間のあと、4日に仕事をしたら、5日は筋肉痛と疲れで絶不調。予定を取りやめて、一日中家でゴロゴロウトウトしてしまいました。やっぱり肉体労働、一週間休むと明けはキツイんだなぁと、あらためて実感。

冬の雨の日は、なんか暗くて寂しいですね。冬眠したくなります。でも、ロウバイやウメの花がほころんだ所もあり、春はもうそこまで来ているらしい。あと少しの辛抱です。

明けましておめでとうございます

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新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今日は仕事初め。まずは園内をアレコレ見てまわりました。一週間、特に問題はなかったということで、穏やかな年明けとなりました。スズメバチの巣が落ちて割れているのを発見、もちろん中は空っぽです。きれいな色合いでした。

午後はモッコクを2本剪定。指先をちょっち怪我。怪我初め。

気をつけなくちゃな。事故は忘れた頃にやってくる。今年も安全第一でやってまいります。

仕事納め

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昨日、12月27日は、私の今年の仕事納めでした。

まずは、年内にやり残した事がないかを点検し、年明けは何処の何の作業から始めようかと思案しながら、公園内を一周しました。ゆったりと歩き、時々俯瞰してみると、冬の穏やかな日差しに照らされて、公園内は金色に輝いているように感じられました。それは正直、意外な印象で、私は処々でしばらく佇んでは、その美しい光景に眺め入ってしまいました。これが、この風景が、この今の思いが、この祝福が、私の今年の仕事の総決算なんだなと、何故だか素直にそう思えて、ちょっぴり感動しました。

園内のあちこちに気になる所があって、あそこは剪定しなきゃ、ここは補植しなきゃ、あの辺りは一回徹底的に除草して掃除しなきゃ、あの木はもう少し背丈を縮めなきゃ、あの木とあの木の接触を切り離さなきゃ、ここはもう少し視界の抜けを良くしたいなぁ…そんな思いばかりが先行して、なかなか作業が追いつかず、焦りと苛立ちに襲われることも少なくない一年でした。けれども、とにかくコツコツと、少しの時間を見つけては木にハシゴを架け、トリマーを滑らせ、チェーンソーを唸らせ、刈払い機を動かして、枝を拾い、雑草を取り、ツルを除き、ハサミを握り続けてきました。そして、ふと気がつけば、それほど悪くない、いや、随分とキレイになって来たではないですか。

手を掛ければ掛けるほど、この公園への愛着は深くなっていきます。来年もやりたいことがたくさんあります。焦らず、苛立たず、やれる事から、確実に、コツコツと作業してまいりましょう。そんな幸せなことを思いながら、小さな木を1本だけ剪定し、1カ所の植え込みのツルを除去し、園内の落下枝を拾い集め、仕事納めとしました。

今年の作業日誌は、今日でおしまいです。皆さま、ブログをお読みいただき、ありがとうございました。新年は1月4日が仕事初めになります。また来年も、是非、ブログを読みに来てくださいね。よろしくお願い致します。

それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。ありがとうございました。

お正月準備

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昨日はまず、キンモクセイ剪定の続きをしました。一番形が崩れて、どうしたものかの1本。とにかくアタマを落として全体に背丈を縮め、忌み枝を抜いて、形を整えました。欠落している半分の方は、大量のヤゴや胴吹きから育てて伸ばすものを数本選んで残すこととし、他は全部除去しました。あとはこのヤゴや胴吹きが、太く大きく育つのをひたすら待つしかありますまい。残念ながら私がそこまで見届けられる可能性はそう高くはないけれども、とにかく健やかな成長を祈ります。3本目は、なんとか見られる形に仕上がって、キンモクセイの剪定は無事終了。

他の作業員は、一人はやはりメイン通り沿いのヤマモモを整枝剪定し、もう一人は同じくツツジの植え込みの飛び出た芽を摘んで整える作業をしていたのですが、全員終わったというので、最後は皆で園路沿いの落ち葉除去を行うことにしました。

植え込みの下や裏からも落ち葉を丁寧に掻き出して、極力土の面が見えるように清掃していきます。取っても取っても湧くように出てくる落ち葉。一見した感じからは予想もできない程の量が出てきます。メイン通り沿いにずーっと進んで、最後はサービスセンターの周辺もきれいに清掃。

振り返ると、いやぁ、すっきり整って、見ちがえたようです。静謐な感じ、これでお正月を迎えられるぞという感じですかね。ひと段落です。

キンモクセイ剪定

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今日は、キンモクセイの剪定を行ないました。

公園のメイン通り沿いに、形が大きく崩れたキンモクセイが3本あって、ずっと気になっていました。何年か前に強剪定をされたようで、無惨な姿になっています。

まずは、一番なんとかなりそうな1本から。なんとか形になりました。次に、一番むずかしそうな1本。うーん、もともと4本立ちだったところ3本を根元から切って、縦に半分が欠落したような形になっているんだな。最低限の形を作るだけで2〜3年かかりそうな感じ。格闘しているうちに夕暮れ。

ということで、残りは翌日に持ち越しです。

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