このブログで説明内容は、日曜大工(DIY)で様々な構造物を作る参考になればと思い追加しています。一般的なブログの意味からは悦脱してるでしょうし、一般的な日曜大工で作る小さな家具やその他の物と違い、大きな工事が多いでしょう。

 「池の作り方」は、今年(H22)の2月ごろから製作開始し、5月には完成しました。
 「地下室の作り方」は約3年前(H18)の冬から製作開始し、H21年2月頃に完成しました。
 「DIYの小屋作り」は、H23年5月から工事をしはじめました。
 
 これからDIYで安く、庭に大きな構造物を作ってみようと思う皆様の参考になればと思い、公開していこうと思います。

 質問等は、コメントにアップしていただけたら、私の解釈の範疇ですが、回答したいと思います。
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池作り5日目

テーマ:池の作り方(ビオトープ・小川・流水池)

5日目(実際の作業日H22.3.4)

 立ち上がりの配筋と、コーナー(カーブ部分)の補強です。

 写真では見えにくいですが、赤丸印のある部分に斜め配筋しています。

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 形が変形していると、地震等の外力が加わった時に、変形部分捻じれが発生し、その部分に力が集まるために、クラック等が入りやすくなるために、力を分散させる斜め配筋をしています。(写真に写っていない部分にも施工しています。)

 写真の鉄筋に丸いレンコンの輪切りみたいなものが付いていますが、立ち上がり用のスペンサーで、底部には、底部用のスペンサーを配置しています。

 スペンサーは鉄筋をコンクリートの中央に固定するための補助具です。鉄筋は、アルカリ性のコンクリートの中にある限り酸化(錆)しませんが、二酸化炭素によって10年で1cmのスピードでコンクリートが中性(中和)されるそうです。鉄筋の周辺まで中性化すると、鉄筋が錆始めるため、鉄筋コンクリートの対応年数が切れたことになります。だから、中央に鉄筋を配置することが重要なのです。ちなみに、スペンサーは樹脂製だったり、モルタル製だったり錆が発生しないもので作ってあります。

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  完成後に教えてもらった事ですが、立ち上がりのスペンサーは、横の配置でなく、縦の配置だそうです。横だと生コンを投入する際に、スペンサーに砂利などの大きな骨材が引っかかり、ジャンカと呼ばれる充填不良箇所が発生しやすくなるそうで、生コン打設最中にに上から流し込むと引っかかりそうで、横から流し込んで注意していたため、重大なジャンカが発生しなかったため良かったです。

  鉄筋の配筋後、排水パイプ(オーバーフロー)配管を設置し、内部型枠を作りました。

 内部型枠は、仮設状態で、一切固定はしていません。当初は一度に打節する予定でしたが、Pコンセパレーターなどを使用しないで打節することにしたため、まず底部打節後、2時間位置いてから立ち上がり用の内部型枠を配置して底部がまだ半生状態で打節するように変更しました。(結局、Pコンセパレーターは使用しませんでしたが、2×4木材等で、Pコンセパレーター代わりに代用しました。)

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池作り4日目

テーマ:池の作り方(ビオトープ・小川・流水池)

4日目(実際の作業日H22.3.1)

池の底部のみの鉄筋くみが終了しました。残された鉄筋は立ち上がりの鉄筋になります。

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池作り3日目

テーマ:池の作り方(ビオトープ・小川・流水池)

3日目(実際の作業日H22.2.27)

 鉄筋をさらに固定し、池底部部分の鉄筋は、後数本残し、固定がほぼ終わりました。

 地下室ある部分周辺の立ち上がり鉄筋が長い理由は、地下室上にDIY小屋を建てる為の基礎の立ち上がりにするためです。

 地下室建設時に小屋用の基礎を作らなかった理由は、同時に基礎を建設すると、建築申請を不要にするための、10平米未満を超えるからです。ただ、10平米未満の増築なら、また建築申請不要で作ることが可能になるからです。

建築申請不要の条件は、建設地域が準防火地域や防火地域でなく、建設予定敷地内に建築申請済みの構造物が存在しており、建設予定工作物が建蔽率・容積率をオーバーすることない範囲内の増築や改築で、その構造物が10平米未満であるなら、建築申請が不要になるそうです。ただ、構造物の強度や敷地境界線からのセットバック距離などの法令が満たされていない場合は、申請不要でも違法建築物扱いになります。

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池作り1日目、2日目

テーマ:池の作り方(ビオトープ・小川・流水池)

1日目(実際の作業日H22.2.25)

 写真はありませんが、、地面に10cm削り、外周部に型枠を設置しました。

 その後に、春(気温が上昇)になると庭木の移植によって、枯れる可能性があるため、まさ土バーク堆肥などを混ぜた土を盛り土し、植栽スペースに野鳥が食べる用(オコボレは人間も分けてもらう)のサクランボ・すもも・白桃・ブルーベリー・グミを移植しました。

 地面10cm位下には、住宅建設時の地盤があり、建設業者が重機を使用する場所として、バラス(砂利)で固めた地盤が既にあったため、地固め作業を不要としました。

 池建設前に地下建設しましたが、その時に池予定部分に暗渠排水パイプを設置し、地下室底部部分には、流水池のポンプアップした水の配水用の水道パイプも設置済みです。

 

2日目(実際の作業日H22.2.26)

 下の写真は2日目の終了時点の写真ですが、奥から鉄筋を組み、固定しています。

 鉄筋は、異型鉄筋10Dを使用して、20cmメッシュ状に作っていきます。

写真は右側の黒い四角の穴は、約3年掛って手掘りし、鉄筋を配置してDIYした地下室の入口です。内部面積は4.4平米です。ikezukuri001

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