危険木診断と音響波内部診断の研修
テーマ:コラム
2014/01/22 18:53
グリーンドクターの研修の一環として、目視・打音による危険木診断と、音響波装置を使った木の内部診断の研修を受けてきました
近年、公共インフラの維持管理が問題視されていますが、公園や道路にある緑地帯の管理も、まちづくり・風景つくりの上で重要な課題の一つです
特に公園や街路樹の管理をする上では、風景に馴染んだ美的感覚も重要ですが、車道への倒木や人的被害の危険を早期に除去することも大切です。
樹木一つ一つの周辺環境、外観、打音などにより人間の感覚で危険の有無を診断すると同時に、より科学的根拠を持たせるため、音響波装置を使った樹木内部の状態を診断することで早期の対応が可能になります
人間の感覚で樹木の健康状態を判断するのは症状によっては100%の正解を出すのは難しいところがありますが、経験を重ねることで感覚が研ぎ澄まされていきますし、最近では現場で樹木の内部が簡単に調査できる装置も開発されており、これらも樹木診断の一助となっています。
このような調査の上で、グリーンドクターや樹木医が相対的に樹木の健康状態を判断し、保護するのか、伐採するのか、他の手段を考えるのかを選択していくことが、人間と自然の共生を促す上で大切なことではないかなと考えます。
安易に、邪魔だから・危険だから伐採する、逆にこれくらいなら大丈夫といって放置するのではなくて、一つ一つの命に向き合い、正しい判断ができるように私自身も日々精進していきます。
近年、公共インフラの維持管理が問題視されていますが、公園や道路にある緑地帯の管理も、まちづくり・風景つくりの上で重要な課題の一つです
特に公園や街路樹の管理をする上では、風景に馴染んだ美的感覚も重要ですが、車道への倒木や人的被害の危険を早期に除去することも大切です。
樹木一つ一つの周辺環境、外観、打音などにより人間の感覚で危険の有無を診断すると同時に、より科学的根拠を持たせるため、音響波装置を使った樹木内部の状態を診断することで早期の対応が可能になります
人間の感覚で樹木の健康状態を判断するのは症状によっては100%の正解を出すのは難しいところがありますが、経験を重ねることで感覚が研ぎ澄まされていきますし、最近では現場で樹木の内部が簡単に調査できる装置も開発されており、これらも樹木診断の一助となっています。
このような調査の上で、グリーンドクターや樹木医が相対的に樹木の健康状態を判断し、保護するのか、伐採するのか、他の手段を考えるのかを選択していくことが、人間と自然の共生を促す上で大切なことではないかなと考えます。
安易に、邪魔だから・危険だから伐採する、逆にこれくらいなら大丈夫といって放置するのではなくて、一つ一つの命に向き合い、正しい判断ができるように私自身も日々精進していきます。