「池の作り方」は、今年(H22)の2月ごろから製作開始し、5月には完成しました。
「地下室の作り方」は約3年前(H18)の冬から製作開始し、H21年2月頃に完成しました。
「DIYの小屋作り」は、H23年5月から工事をしはじめました。
これからDIYで安く、庭に大きな構造物を作ってみようと思う皆様の参考になればと思い、公開していこうと思います。
質問等は、コメントにアップしていただけたら、私の解釈の範疇ですが、回答したいと思います。
地下室作り方 その3
地下室の作り、ココから本番、配筋開始(作業日時:H21.12.15~17)
地下室底部(耐圧盤)の鉄筋組み(配筋)作業に取り掛かりました。
鉄筋は10Dと13Dの異型鉄筋を交互に15cmメッシュ状に組み上げ、それを数センチ間隔を空けてさらに2重に作ります。
一戸建て住宅の基礎の場合は地面の上に置いてある感じなので、シングルの鉄筋で作りますが、地下室の場合は、地下室の周囲の地盤が中心に向かっての圧力が強く、シングルの鉄筋だと支えられないのです。
ダブルで支える理由は、鉄筋は引っ張りには強いですが、曲げには簡単に曲がります。一方コンクリートは圧縮には強いですが、引っ張りには弱いのです。その弱点をお互いにカバーして鉄筋コンクリートはできています。
それが、シングル鉄筋だと、鉄筋コンクリートの中央に鉄筋が配置されており、例えば、圧力により鉄筋より外側のコンクリートは伸びて、内側が縮むと、内側のコンクリートを中心に鉄筋が少し曲がり、外側にヒビが発生します。 それをダブルですると、内側と外側の鉄筋の伸び率が違うため、鉄筋が曲がらなくなるのです。
それらの底部の配筋が終了した状態が下の写真です。
鉄筋の浮かし、隙間を確保するため モルタル製のスペンサーを挟みました。しかも、生コンをミキサー車から直接地下底部に投下するため、その衝撃で鉄筋が移動してずれないように、ステンレス製の針金を使って、スペンサーと上下の鉄筋とも結束しました。
コメント
トラックバック
http://blog.niwablo.jp/ryuusuiike001/trackback/60334