小屋の木工事(14)
本日久々作業をしました。
作業内容は、屋根の下地最終処理です。本来はこの作業は実施予定はありませんでしたが、前回の屋根工事(防水シート張り工事)以降初めて本格的な降雨があったからです。その降雨で、防水透湿シートの防水性能が思ったほどよくなかったからです。
理由は、カッター(ホッチキスの針みたいなもの)で防水紙を固定していますが、そのカッターの針を打ちつけた所に小さな穴が開くのは分っていましたので、カッターを打ちつけた所には防水テープで防水処置を施していましたし、継ぎ目も防水テープで塞いでいました。しかし、先日の降雨では、合計200mm弱の雨が降った際、防水紙の下に結構漏水して表面張力で貼りついている所があったからです。
防水紙の能力テストもできたため、この上に天然の杉皮による屋根材では漏水の危険が高いため、更なる処置が必要となったのです。
今回の防水処置は、プラスチック製トタンを更に屋根に施工する事です。本来、プラスチック製トタンだけでも小屋の屋根として仕上げれる物ですので、防水処置としては完璧になってるはずです。
プラスチック製トタンは紫外線の影響で経年変化でボロボロになってしまいますが、この上に杉皮が貼られるため、トタンも経年変化しにくく、防水も完璧、トタンなので波打っているため、空気断熱と、ソーラーサーキットの効果も得られると思います。
プラスチックトタンを固定している専用の釘は、数本で少ない数で固定しています。理由は言わずと知れた、杉皮を固定する際にも釘を使用しますので、最終的に屋根材が一体化するのです。
現状の写真については、日没により撮影できませんでした。また、購入金額についても次回写真をアップする際に記載します。