浦戸諸島 野々島ラベンダー
8月4日(日)
浦戸諸島 野々島のラベンダー畑のお手伝いに行った。
マリンゲート塩釜に早めに着いたので、久しぶりに屋上展望台に行って見た。
浮き桟橋には、観光遊覧船。浦戸諸島への市営汽船はまだ着いていなかった。
観光遊覧船でなくても、松島湾のいくつかの有名な島を見ることが出来る。これも浦戸諸島へ行く楽しみの一つ。
鐘島。
「断層の弱いところを波が打って破壌した洞門が4つもあり、自然との長い戦いの跡を物語っています。この島に大波が打ち寄せると、まるで鐘を打ったように聞こえる事から鐘島と呼ばれています。」…(丸松松島汽船)
そして、ウミウがたくさん木にとまっている島を見て…
桂島では海水浴客や釣り客が大勢降りて行き、「マイビーチ鬼ヶ浜」の利用客が軽トラックで運ばれていくのを見送って…
そして野々島に着いて、ラベンダー畑まで歩く途中、途中の海水浴場の近くの道路は冠水していたけれど、長靴だったのでなんとか渡れて。
道路から見た陰田島。
(前来たときより道路の水深が深かったので、浜までは行けなかった)
墓地の近くに咲いていたヤマユリ
ビオトープの赤とんぼ。ショウジョウトンボというらしい。
この池は、津波で一度海水が流れ込んで、淡水の昆虫類は死滅したらしいが、干上がった後に雨水がたまり、再び生き物が復活したのだとか。
名前は分からないが中型の水生昆虫が泳いでいるのが見えた。
ラベンダー畑のベンチ
ウッドデッキ製作中
そしてランチにしようかという時に、島が揺れた!
撤収して避難場所へ行こうと準備している時に、ラジオで「津波なし」と知って、一安心…
作業を終えて、帰りに塩釜行きの市営汽船から見たシーカヤック
いつか漕いでみたいけれど…
材木島
(おしまい)
夜光虫&無人島ツアー(無人島)2009年8月
夜光虫を見た翌日は、無人島へ。榎本武揚の埋蔵金伝説のある船入島だったと知ったのは、行った日のずっと後のこと。
島の中ほどの桂島とは反対側にあった天然のプール。ちょっと浅くて泳ぐというのは無理だったけれど。
美味しいパスタのランチの後は、いよいよ崖からの10mダイブ。
……
楽しい時間はあっという間に過ぎて、無人島に思い出を残して、桂島へ戻る時間に。。。
シーカヤックを漕ぎだした。前方左が桂島、右が野々島。
遊覧船が通りすぎるのを待って漕ぎだして、
無事にシーカヤックハウスに戻ったのでありました。
おしまい
夜光虫&無人島ツアー(夜光虫)2009年8月
カヤックに乗る前に、まずは陸上でパドルの扱い方や、カヤックへの乗り方、降り方の講習会。
講習会のあとは早速カヤックに乗りこんで、シーカヤックハウスの前で練習。後に見えているのは陰田島。
一日目の練習は終わって静かな海。。。
夕食は、シーカヤックハウスの前で、バーベキュー。
(シーカヤックハウスも、シーカヤックも津波で全て流されてしまったらしく、今はそこにはなにも残っていない。。。。)
その日のことについて書いたものがあったので、長文だけれど、貼り付けておく。
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夕食後、使った食器類は小中学生のキャンプのように、各自洗ってザルの上に置くところまでのセルフサービスで、なんとなく合宿気分を味わった。
休憩後、ツアーの参加者5組9名とガイド2名、計6艇の二人乗りシーカヤックは、夜の石浜水道に漕ぎ出した。追突防止などのためシーカヤックの前席のクルーはライフジャケットの前にランプをつけ、後部座席の舵取りをするキャプテンは帽子かライフジャケットの背に点滅する赤ランプを着けていた。
漕ぎ出してすぐに、「あ、光った」という声が聞こえた。パドルで水をかくときに光ったらしい。注意して見るが、しばらくは分からなかった。海水を手でかき回してみると、小さくキラリと光るのが見えたが、こんなものなのかと、少しがっかり。
向かいの島に近づいたときに、岸よりのほうが多く見えるよとガイドのTさんが教えてくれた。岸に近寄ってパドルで水を弾いてみると、前よりも光の数が増えた。ほかのメンバーからも歓声があがった。
西空低くに打ち上げ花火が見えたり、松島海岸のホテルの明かりを示され、そこまで7kmあると教えられたりしながら、さらに漕ぎ進んで行った。三日月はすでに沈んでいたが、雲の隙間から北斗七星が見えたりしていた。雲が多くて仙台や松島の街の明かりの影響で空は少し明るかった。
漁港を右手に見てさらに進むと、岩肌に大きな穴があるのが見えた。そこをカヤックで通って島の北側に抜けるということで、そこの夜光虫が綺麗だとTさんが教えてくれた。
岩肌の大きな穴は、天然のアーチになっていた。1艇だけ通れる広さなので、順番にあまり時間をかけないで通らないといけなかった。
曇り空は遠くの町の明かりで少し明るく、アーチを通る時は空の明るさが遮られて海水が漆黒に変わった。パドルで水をかくと、光の粒が生まれた。手で海水をバシャバシャ弾くと、いままで見たより多くの光の粒が現れてすぐに消えた。
アーチを抜けると、周囲には人工の光はほとんど見えなかった。それでも、少しだけ明るい曇り空を背景に松島特有の松の木の小島の黒い影が四方に重なっていた。
島影が空のぼんやりした明るさをさえぎって島の近くの海面は真っ黒に見えた。その海面を手で弾くと、アーチのときと同じような沢山の光の粒が手にまとわりついた。
夜光虫を見るのに少し飽きたこともあったのか、たわいもないことを話しながら静かな真っ暗な海面を進んでいった。
島と岩の間の、Tさんが海峡と称しているところを通ると、前に通り抜けたアーチのところに戻った。半島のようなところを一周したことになるのだろう。その近くの洞窟に入るのだと言った。「狭い洞窟で、行き止まりになっており、1艇しか入れない。出るときはバックで出ること。閉所恐怖症の人は避けたほうがいい」と言われた。
最初に入って行った人たちの歓声が聞こえた。「何、これ~!すっごぉぉい!!」
ぼくたちの順番になったので、恐る恐る狭い洞窟に向かった。中に進むとパドルが岩壁にぶつかるし、気をつけないと頭も岩にあたりそうだったので、パドルは使わないで手で漕いだり、岩壁をつかんだりして進んだ。
前方を覗き見ると、行き止まりの岩壁と小さな砂浜が見えたので、前の席のツレにランプを消すように言った。真っ暗闇で何も見えなくなった。本当の暗闇を体験したのは久しぶりのような気がした。手で海水をバシャバシャ弾くと、手のまわりに無数の小さな光の粒が出来てキラキラ輝いた。これまで見たものとは比べ物にならない多さと明るさだった。水しぶきが落ちたところも筋状に光って、思わず「凄い!」と叫んだ。
今思えば、もう少しいろいろ試したかったのだが、次の艇に待たせるのは悪いと思って短時間で切り上げた。ツレも、狭いところに居たくなかったのか、異論を唱えなかった。
後でツレに洞窟の夜光虫の感想を聞くと、綺麗だったけれど、とにかく早く出たかったということだった。両手で海水を弾くと、手のまわりが光り輝くだけでなく、前方に飛ばした海水が海面に落ちたときに光の筋が走って、とても綺麗だったと言っていた。同じものを見ていたものと思っていたらしいが、ぼくはカヤックの左右の手のまわりの輝きを見ていただけだった。
洞窟を出た後は帰るだけ。途中で夜釣りの船から「気をつけて帰らいん」と声をかけられた。何に気をつけるの、と聞いた人がいて、「サメに食われないように」との返事があった。もっとも、このあたりではサメはあまり見かけないらしいので、からかわれただけのようだったが。
カヤックハウスに帰ってからは、Tさんのおすすめの、海中での夜光虫観察に何人かが挑戦。カヤックからは夜光虫をあまり見かけなかったところなので、見えるかどうか疑問だったが、最初にシュノーケルをつけて入った人が、「おっ、見える、見える」と言ったので、ボクも試してみることにした。
海の水は少し冷たかった。マスクをつけて海中を見るが、何も見えなかった。場所を移動して手で海水をかき混ぜてみると、目の前にいくつかの小さな光の粒が見えた。これなのかと思って、手の動きを少し早くすると、少し多くの光の粒が海中に見えて、すぐに消えた。カヤックから見たときとは違い、水の中に光の粒を3次元的にばら撒いた感じといえばいいのだろうか。数が少ないのが少し不満だったが、これが多ければ感動ものだろうと想像できた。
-----------------------------------------------(end)
陰田島の before after
2011年の地震で陰田島の上部が崩れたらしいが、どの程度だったか一目瞭然…
2010年5月
2013年7月
でも、同じ構図で撮りたかったなぁ。
ベランダのプランター
うっとおしくて……
ベランダのレタスとバジル、こんな感じになりました。
間引かないといけません。