山々が色づき始めました
台風27号、28号の予報に翻弄されているうちに
あっという間に季節が進み、
山々も色づき始め、秋も深まり、
夕方の冷え込みが身にこたえる候になりました。
お知らせしたいことがいっぱいあるのに
PCに向かう時間が取れなくてもどかしい日々です。
・・テレビでの日本シリーズ応援観戦も欠かせないし(~_~;)・・
今秋のガーデン研修は群馬と栃木。
「えむのことは私にお任せください」と
気持ちよく出かけさせてくれた
スタッフH子ちゃんに感謝しながら、
10月半ば過ぎ、秋晴れの一日、
中身の濃い見学ができました。
今後のえむのガーデン作りの参考に、
しっかり生かしていきたいと思いました。
群馬県館林市のトレジャーガーデン
澄み渡る秋空と深まる秋色のボーダーガーデンは
洗練された美しさでした。
栃木の足利フラワーパークのメキシカンセージはお見事!
濃淡のグラデーションアメジストカラーの大海原は圧巻でした。
福島のお友達ご夫妻もお勧めの足利フラワーパークは
春には他に類を見ない素晴らしい藤のガーデンになります。
四季折々楽しめる花のテーマパークです。
トレジャーガーデンは、ガーデニナーにとって参考になる
魅力的で洗練されたおしゃれな花園。
あしかがフラワーパークは老若男女誰もが楽しめる
花のテーマパークでした。
それぞれ手入れが行き届き、
秋バラの葉もきれいで、元気に開花していて
えむではとうとう咲かせられなかった秋バラに
ここで出会えてうれしかったです。
一週間余り降り続いた雨ののち
えむの花壇はすっかり秋色に染まり
今年の最後の彩り、チェリーセージと
メキシカンセージが静かに花開いています。
徐々に冬越しの準備に入り、
宿根草の刈り込みを始めています。
刈り込んだ株元に燻炭を散布し腐葉土でカバーして
寒さよけ、霜よけをします。
毎年この時期、翌春を楽しみに考えながら
作業していた株分けや移植を、
今秋はとうとう出来ないまま
冬を迎えることになってしまいましたが
いつまでも若くて元気な身体でいられるはずもなく・・
こんな年もあるさ (笑)
ターシャ・テューダーさんが90歳を迎えた時に
バーモント州の自宅の育ててきた花々や
愛し続けてきた花壇や風景を、
これからは徐々に自然に戻していきたいと
お話していたことを思うと、
私なんてまだまだ足元にも及ばない年齢。
冬季間、体幹を鍛え、少しは筋肉をつけて
・・・・無理、無理なんて言わないで・・・・
来春の仕事に備えたいと思っています ^_^;
全国各地の研修で訪れたガーデンも
大いに参考にしながら
あきらめることなく花壇作りに取り組みたいと
思っています
スタッフH子ちゃんの強力なサポートで
例年になくえむオリジナルアレンジメントを
皆さんにご披露できている今季です。
紅葉狩りで賑わう大滝れすとはうすの
アプローチにも、新しいウェルカムリースを
飾ることができました。
H子ちゃん制作
写真をクリックすると少し大きくなります
クリスマスアレンジメントも次々に制作しています。
そして早々、皆様のお手元に届いています。
一生懸命制作しているのに追いつかなくて
H子ちゃんも嬉しい悲鳴をあげています(笑)
クリスマスキャンドル、レッド・グリーン・ブルー
クリスマスボードアレンジ
プラチナハートリース
写真をクリックすると少し大きくなります
海外ではアドベントを迎える11月末に
クリスマスアレンジメントの彩りに染まるのに
日本では11月に入るやいなや
早々街中のショップがクリスマス一色に。
・・・もちろんえむも・・・
クリスマスフラワーアレンジメントに加え
ニューフェイスのサンタさんやスノーマンが
た~くさんそろって、皆さまをお待ちしています。
10月の台風
2000年からのHappyMonday制度で、体育の日も
1964年東京オリンピック開催記念日の10月10日から、
10月の第二月曜日になって今年で14回目。
今年の10月14日は、
私にとってもHappyMondayでした。
三連休の最終日、開店と同時に賑やかな店内。
10日ぶりに夜中に更新したブログと
体育の日の大イベント主催者として
早朝に出発の家族の見送りでちょっと睡眠不足気味。
ボーっとしながらコーヒーを飲み飲み必死(笑)で接客。
心の願いが届き突然現れた助っ人H子ちゃんと
その後は穏やかな午後を過ごすことができました。
会いたいな~と思っていた知人の来店や、
忙しいお仕事の合間を縫って、
私の大好物を持ってやりくりして遠方を訪ねてくれた
福島のお友達夫妻の来訪♡
「秋バテ」なんて言ってしまったばっかりに
心配かけてしまいました。
心のこもったさりげないやさしさに、
たくさんの元気をいただきました
ご主人さまの笑顔にもいつも励まされています。
いつも本当にありがとう
バタバタしていておもてなしできなくてゴメンナサイ。
翌15日(火)の代休には
天気予報での16日の台風襲来の警告に備え
丸一日花壇で過ごしました。
5月にお知らせしたえむショップ裏口の姫リンゴ
今年もたわわに実って、色づき始めました。
ところが毎日少しづつ減っていきます。
色づいた実からなくなっていく・・・
これは鳥たちの仕業です。
いっぺんに無くなったら動物の仕業 ^_^;
もしかしたら台風の暴風で丸坊主になってしまうかも。
今のうちにと撮影しました。
直径1.5㎝のさくらんぼみたいに愛らしい姫りんご
フレッシュグリーンリースに使いたいと思って育て始めましたが
かわいくて勿体なくて収穫できなくて(~_~;)^_^;
すっかり観賞用になっています。
ちょっとわかりにくいですが、たわわに実っています♡
5月の姫リンゴ
こぼれ種で毎年開花のえむのコスモス畑は
春にチューリップが咲く箇所、三段目の後方です。
私はコスモスならピコティーが好きで
今年も7月末に、仕入れた種を蒔きました。
白を基調にピンクの縁取りが入るピコティー
ところが播種後の豪雨ですっかり芽が流され
わずか残ったのはえむの玄関近くだけ。
遅く蒔けば丈が低くなると期待しましたが
やっぱり支柱が必要でした。
玄関前のコスモス・ピコティー
コスモス・ピコティー 暴風雨を背に・・・
台風が10月半ば過ぎに襲来するようになったのは
地球温暖化の影響でしょうか。
植物の無事を祈りつつ、豪雨と暴風の音を聞きながら
過ごした一日。
ドスっとの音に、まさか
まさかあんなに重い寄せ植え鉢が倒れるなんて
私の大好きなWelcomeオーナメントがとうとう
花壇のことは気にしていましたが
アプローチのあんなに重い寄せ植えが倒れるとは
私には起こすのも一苦労。
階段上段の重いトピアリーも
まっさかさまに地面に転げ落ちてしまいました。
秋バラの開花が始まった「ラ・マリエ」の枝がユサユサ。
“火事場の馬鹿力”で必死に鉢を店内に入れました。
14日に、救世主H子ちゃんと
夕方、静かな店内で花かごアレンジを制作しました。
前回の花かごはおかげさまで好評で
それぞれお客様のお手元に届いています♡
好評の花かごアレンジ
※ 画像はクリックすると少し大きくなります
たまには夜中の更新ではなく・・・
と、思いつつ、今日も遅い時間になってしまいました。
体力温存・・・なかなかできません。
明日は荒れた花壇のお手入れもしなければ。
ブルー系のセージ 最盛期
空気がひんやり、秋を感じます・・・から、
次は、深まりゆく秋に・・・になるかと思いきや、
先週一週間の30度近い「戻り残暑」の日々には
参りました(~_~;)^_^;
30度越えの日々だった関西方面の方々は
どんなに大変な一週間だったことでしょう。
テレビでは、「秋バテ」という初耳の言葉が。
以下10項目に当てはまる方は・・・
全てにチェック
すっかりバテてしまいました。
花壇に出れない数日でした。
湿気のある暑さの中にもかかわらず、
笑顔でがんばってくれた心強い二人のスタッフ
H子ちゃん、Wさんの花殻カットなどのメンテナンスで
おかげさまでえむの秋の花壇では
ブルー系の各種サルビアが最盛期を迎えています。
サルビア
アズレア・レウカンサ・ガラニチカ
(ブルーセージ、メキシカンセージ、メドウセージ)
ボーダーで植えたブルーセージから望むえむの風景
サルビア・アズレア(ブルーセージ) アップ
・・・近くで見ると、高貴な蘭みたいな花形♡・・・
チェリーセージ・ホットリップス
やっと少しづつ開花です
ワンシーズンで木質化する成長ですが
えむの花壇では冬越しがままならず
初夏に、残った数株から挿し芽を繰り返し
何とか花壇のあちこちに定植し、
晩秋の花壇に赤系の彩りをのぞかせてくれます。
えむでは、天守閣自然公園「木の家」の
秋保の工房の作品を紹介している手しごと館に
アレンジをお預けしているのですが
制作ができるスタッフH子ちゃんのおかげで
今季はよりたくさんの作品を届けることができました。
天守閣自然公園の秋色アジサイはとても素敵で、
この時期、手しごと館では、ドライになったアジサイが
たくさん販売されています。
えむでは毎年、手しごと館のディスプレイ用に
大きな紫陽花リースを制作しお届けしています。
今年も更新されたリースが今日から飾られました。
手しごと館にもお出かけになり
どうぞご覧になってください
えむの樹齢250年の栗の木にかけて撮影
直径約90センチ、
一面あじさいで覆われた贅沢なリースです
H子ちゃん制作
秋バテしていても(~_~;)^_^;
店内での制作も、仕事仕事!とがんばりました。
H子ちゃんと一緒に
少しづつクリスマスの準備を。
縦型のミニスワッグを制作しました。
15㎝×40㎝の 縦型スワッグです
カラーリングしたシダーローズ(ヒマラヤ杉の実)をメインに
ミニトウヒ、エゾ松などの実と
プリザーブド加工のヒムロ杉の葉をあしらい
暖かい色合いのビロードのリボンを使いました
※ 写真はクリックすると少し大きくなります
今年はスタッフが加わり、心強い面持ちで
11月からのクリスマスディプレイに向けて
着々と準備作業を進行中です。
Welcome・おもてなし
9月の上京の際に横浜の友人からいただいた
温かく嬉しいおもてなしのひとときのことを
ブログでお話させていただいた翌朝に、
2020年の東京オリンピック開催が決定し
プレゼンでの印象深い「おもてなし」で
2013年流行語大賞予想が「今でしょ」から
「おもてなし」になろうかという昨今(笑)
改めて、
「おもてなし」について考えさせられた秋の候。
えむで扱うディスプレイ用品には、
「Welcome」グッズが多いのですが、
今回の仕入れでもまたまたたくさん ^_^;
入荷の新製品をスタッフのH子ちゃんと開封しながら
「私、Welcomeグッズが好きなの・・・」
すかさず
「Welcomeっていい言葉ですよねっ」と、H子ちゃん。
えむをきり盛りする私をいつも支えてくれる
大きいオーナーも
笑顔がキュートなスタッフのH子ちゃんも、
週二回草取りを手伝ってくださる頼もしいWさんも、
さりげない日常会話に前向きなプラス思考が溢れていて
救われ、励まされ、パワーを与えられ、
感謝しながら気持ちよく仕事に取り組める日々です。
Welcome・ようこそ・いらっしゃいませ・・・
お店に大切な「おもてなし」
えむの玄関アプローチ
夏の花から少しづつ秋の花に入れ替えはじめました
しばらくお休みしていたリース型土台に早々ビオラを植えました
来春まで持つように、今は蕾を摘んで株を育てています
リースにはハロウィンプリントリボンをつけてみました
私は最近すっかりえむの「Welcomeガーデン」担当
少しづつ秋の彩りになってきた花々の手入れに
明け暮れています。
ショップへの行き帰りに花壇に立ち寄ってくださる
お客さまとの植物談義は
ますます元気なセージに集中です。
今はすっかりあちこちが
秋空色のサルビア・アズレアに覆われています。
ブルーと反対色イエローの
鮮やかな柳葉ひまわり・ゴールデンピラミッドも
あっという間に最盛期です。
Chakoさんから頂いたアイボリーのリコリスは
とても品のある風情です。
コルチカムと同様、毎春葉が茂り
忘れた頃の秋に花だけニョキニョキ出てきます
今年はアイボリーが5本、赤は1本だけでした
赤色は「彼岸花」の印象が強いですね
近くで見ると芸術的な素晴らしい花形です
クジャクアスターは花期を終え、刈込みましたが
後方の友禅菊が元気に秋空を見上げています。
八重咲きの秋明菊が一足遅れて開花期を迎えています。
楽天優勝セールの影響??
例年になく静かな10月の初週でしたが、
おかげで仕事がはかどりました。
今日もまた新しいアレンジをご紹介できます。
えむオリジナルのアレンジ、
花選びと配色の組み合わせを重視して
レクチャーに従いテクニックを着々身に着けている
スタッフH子ちゃん制作です。
えむでは注文しない限りなかなか出逢えないバスケットアレンジ
落ち着いた秋色です
直径20㎝のミニリース
狭いスペースにも映えてこれからの季節に温かさも感じます
※ アレンジの写真をクリックすると少し大きくなります
空気のひんやり感と共にますます秋を実感。
芸術の秋を味わいに・・・なんておこがましですが
ささやかなおもてなしの気持ちがこもった
えむの風景やショップをどうぞお訪ねください。
おめでとう!そしてありがとう♡
東北楽天ゴールデンイーグルスパリーグ優勝の吉報から
あっという間にまもなく一週間、もう10月です。
震災後の東北に希望、勇気、励まし・・・
そして何よりの元気を与えてくれた地元球団に
心から 「おめでとう そしてありがとう」
穏やかな秋晴れの日和の候
優勝セールでにぎわう街中を想像しつつ
郊外のえむでは、進む季節に身を任せ
黙々、着々仕事に励み、日々を重ねていました。
今日定休日は、今晩から雨との予報に合わせ
アグロステンマ(むぎせんのう)とオルラヤの
種蒔きを済ませました。
こぼれ種でも増えるといいますが
えむでは毎春、花後に種を取り保存して
苦土石灰、乾燥牛糞堆肥、もみ殻燻炭を
土によく混ぜ込み耕して準備をし、
この時期に改めて種を蒔きます。
アグロステンマ(むぎせんのう)は
埼玉の川越で素敵な花壇を作っている尊敬する叔母
(先日紹介のみやこバラの叔母の姉さん)から
数年前に種を分けていただき、それ以来
毎春えむの花壇を可憐に彩ってくれます。
前方の白いオルラヤ
後方の薄紫のアグロステンマ(むぎなでしこ・むぎせんのう)
どちらも支柱が必要な草丈約100㎝。
やさしく風になびく風情が
ナチュラルガーデンの雰囲気に絶妙にマッチします
(2013年初夏の様子)
待ちに待った宿根サルビアの開花が始まりました。
宿根と言っても耐寒性はそれぞれで、
特に今冬の激寒マイナス5℃以下の日々に
耐えられなかった種類は、初夏からの挿し芽で増やし
秋の開花に備えました。
サルビアは学名、セージは英名
呼び方は異なりますが、同じ植物です。
花形も花色も様々、多種で
開花期は晩夏から晩秋までの寒さに向かう候。
どの種も香りがとても強く、花蜂も群がります。
晩夏から開花が始まる濃青色のメドウセージ。
ラベンダーセージは品のある風情。
秋の空に映えています。
サルビア・アズレア「ブルーセージ」は
まさしく秋空色。
えむでは毎年挿し芽で増やしています。
まもなくえむの秋の花壇の主役になります。
サルビア・アズレア
ブルーセージ
耐寒性が強く、とても丈夫で
株分けでも挿し芽でも安易に増やせます
チェリーセージやメキシカンセージの開花は
もう少し先になりそうです。
まだまだ紹介したい植物情報はたくさんあるのですが
また次回に。
日曜日、スタッフのH子ちゃんと制作した
新しい秋のアレンジを紹介します。
アーティフィシャルのスカビオサをメインに
ストロバスコーンやミニトーヒを使い
白樺枝にアレンジの横型スワッグ
ハンドメイドドライフラワーのチスパをメインに
簡単スワッグ土台に直接アレンジしたミニスワッグ
♡ 画像をクリックすると少し大きくなります
以前紹介した横型スワッグや
先週お知らせしたH子ちゃん制作の
えむオリジナルデザイン・秋のリースは
早速、次々お客様のお手元に♡
再びのアレンジ制作の励みになっています