ルピナス
ルピナス(登り藤)は、実家の母が好きな花のひとつ。
でも、東京では夏越しが難しく、うまく育たなくて残念と。
北海道の気候が一番適しているようで
旅行の際には、電車の窓からも
元気に群生する様子をよく見かけました。
仙台の夏は涼しく、よく育ちそうに思うのですが
近年のじめじめ猛暑で、
開花後の夏越しは難しい傾向にあります。
寒さには強く、冬越しは問題ないので、
かろうじて夏越ししたいくつかの株の周りに
毎秋、石灰を混ぜて天地返しをしてから、
新しい苗を加えています。
梅雨入り前の今夏も、見事に花(藤?)が登り始めました。
えむの周りの山々では薄紫の色づきがあちこちに。
野生?の藤も満開です。
挿し芽で増やしたモンタナ・エリザベス
クレマチス・モンタナ・・・
自然や環境などの条件に助けられ、
上手に長く咲かせている方もいらっしゃいますが
寿命が短いとおっしゃる方も多いです。
えむで最初に植えたモンタナもそうでした。
3年で超大株に育ち、ショップの入口を黄木香と共に
賑やかに飾ってくれたその年に (ホームページトップ写真をご覧ください)
あっという間に枯れてしまったときはびっくりしました。
それ以来、毎年挿し芽にチャレンジして
万一の備え(笑)をしてきました。
挿し芽に成功した株は、大木に絡んだ姿を夢見て
門の前や駐車場のヒマラヤ杉の根元に植えました。
今年は僅かながら可愛く花開き
来年の多花を想像してワクワクしています。
画像をクリックすると写真が少し大きくなります
花壇のアーチも挿し木で増やしたモンタナです。
こんなに大きくなってしまって・・・
すぐ隣りに植えてあるクレマチス・リトルマーメイドや
ツルバラ・ペレニアルブルーが負けています。
本来モンタナは、ほぼ無剪定種(弱剪定)ですが、
今年は花後に思い切って剪定し整理して、
新しいアーチに変える予定です。
宿根草も花開き伸長し、にぎやかになってきました。
黄木香ばら
えむに最初に植えたバラは、2006年5月
ショップのデッキ南側の角に植えた黄木香でした。
順調に生育し、翌年には正面のモンタナとともに
華やかに初夏のえむを飾ってくれました。
(ホームページトップ写真をご覧ください)
素人考えで、アーチにあしらってみたくて
花壇内に移植したのが2008年。
安いパイプのアーチでは支えきれないほどの大きさに。
安心して伸び伸び成長出来る場所へと、 考えた末、
機械倉庫の壁前に移植定植したのが2010年。
昨年は花壇内のオオデマリ(写真左)との華やかな共演でした。
昨年、あまりにも成長したオオデマリを、
花後すぐに強剪定したら
今年は一輪も花を咲かせることなく(T_T)
黄木香の独演になってしまいました。(現在八分咲き)
圧倒されるほど賑やかな花期を迎えています。
店内の様子 -2-
そろそろ衣替えです
昨秋から初夏の今まで、
花のないさびしいえむの花壇を助けてくれていた
寒さに強い丈夫なパンジー・ビオラ。
次のシーズン会える時まで、お別れです。
えむの花壇の一段目は、
皆さんが近くで目にされる場所ですが
樹齢250年もの大きな栗の木が茂るシーズンは、
日陰になって、栗花の渋で汚れ、
植物がうまく育ってくれません。
毎春、ムスカリとプリムラで彩っていたのですが
昨秋、日陰に強く、花期が終わっても葉が美しく
毎年えむの花壇で元気に育つ
アルケミラモーリス(レディースマントル)(羽衣草)を
株分けして移植しました。
アルケミラモーリスのお花はドライフラワーにしても
とても趣きがあり、えむでも人気があります。
パンジーの手前にアルケミラモーリス、
後ろにはミヤコワスレが、「そろそろ私の出番よ!」と。
春になって次から次へと花を咲かせるパンジービオラは
えむの香りのオイルの空き瓶に毎日飾って楽しみます。
ひと雨ごとにぐんぐん伸びる宿根草に
今年も再会の季節になりました♡
写真をクリックすると少し大きくなりますので試してみてください