ブルーベリー摘み取り・販売 開始です
2013年7月7日(日) 七夕
今季 初のブルーベリー 、約20キロの収穫
摘みたて新鮮をパックに詰めて100個余。
日曜日で賑わう秋保大滝の
「イタリアンキッチンえむ」店頭にも早速並べ
皆様に喜んでいただけました。
摘み取りも販売も
多分どこよりもお手頃価格ですので
ぜひ一度はえむのブルーベリーを
ご堪能ください。
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今回はオーナーの友人の会社のスタッフ
総勢30人で約一時間半の摘み取り作業。
どんなにありがたかったことか。
この時期のえむの月曜定休日、
朝から保冷剤を首に巻いて
一日がかりでコツコツ一人で収穫作業。
小鳥のさえずりをBGMに・・・
でも、結構忍耐のいる仕事なんです。
週日はスタッフと、店番と収穫と交代しながら。
「ブルーベリーは手がかからないでしょう?」
う~ん
毎年、極寒時の2月末から3月末までに
全部の枝にハサミを入れてしっかり剪定をします。
バラの剪定と同じように・・・。
シーズン中は、数回にわたって
ブルーベリー畑内の除草を。
ブルーベリーはツツジ科で酸性土壌を好むので
酸性土壌の牧草地にはぴったり。
18年前、えむをオープンする時に
信州のブルーベリー開拓者として有名な
伊藤農園まではるばるトラックで出かけ、
栽培法を伝授していただき400本購入しました。
たくさんのピートモスを混ぜて耕し植えつけました。
すっかり成木になり、毎年たわわに実ります。
毎年収穫作業に追われるこの時期は、
「 もうやめたい! 切り倒したい!」 と、
オーナーと二人で空を見上げて叫んでいます(大笑)
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今でしょ‼ (^^)v ~_~;
7月に突入(笑)です。
えむの近況ブログなのに、もう三週間もアップできず
どうしたの?何かあったの?お店は営業しているの?
・・・ですよね (~_~;)(~_~;)
親しい方々からは、体調は大丈夫?と。
すっかりご無沙汰してしまいました。
すみませんでした。
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えむのバラは約70本、クレマチスは約50本・・・
今年のバラの一番花、きれいに咲いたのに
お知らせ、全くできませんでした。
今は テキセンシス系、ビチセラ系のクレマチスが
アーチに絡まり次々に開花して、
バラの一番花が終わりおとなしい色合いのえむの花壇を
清楚な雰囲気で支えてくれています。
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ガーデナーたちにとってのこの季節、
バラが咲き始まると同時に、私たちだって!とばかりに
庭を彩る宿根草の花々の開花も始まり
「一日が24時間あっても足りないわ!」
と叫びたくなる日々が襲ってくるのです。
間違いなく今年の流行語大賞
いつやるの?『今でしょ!』の日々
「適当にしたら」 「手抜きも必要よ」 とか、
そういうことではないんです。
丈夫で健康体の私が何人もいて(笑)
一日中花壇のあちこちに立っていて
あれこれ気になる箇所のお手入れができたらいいのに・・・
なんて、思ってしまう毎日です。
えむには一生懸命働いてくれるスタッフがいますが
誰かにやってほしいのではなくて
本当は「自分でやりたい!」ということ、
ガーデナーの皆さんならおわかりですよね。
えむの定番花、「糸葉ハルシャギク」が梅雨空に映え
同じ黄色の「ダイヤーズカモミール」「キンケイギク」は
見ごろを迎え、
つぼみが膨らんだ「姫ひまわり」も
まもなく花壇の背景を彩ります。
ダイヤーズカモミール キンケイギク
ブルーベリーの収穫は来週くらいから開始です。
またお知らせします。
アップできないままのバラやクレマチス
たくさんのえむの花々のことは、シーズンオフに
ゆっくりお伝えしていきたいと思います。
さて、これからアジサイアナベルの支柱立てや
ミヤコワスレの刈込み等々に取り掛かります。
うどんこ病だらけのクレマチスへの薬剤散布は
いつになったらできるやら (~_~;) ・・・
nippeさんからのオルラヤ
いつの時代もどこにいても
世界中のガーデナーは皆同じ・・・と思ったのは、
数年前に、この本を読んだとき。
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私が生まれた頃、50数年前のチェコの作家の本なのに、
植物に魅せられたガーデナーの
花壇仕事にのめりこむ日々の姿に
ただただ共感してしまいました。
体調を崩すほどのめりこんでしまう花々と過ごす日々。
私だけが変人ではない、みんなそう(同じ)なんだ!と、
確信を持ちつつ笑いながら読んだ一冊です。
昨秋nippeさんにいただいた
たくさんのオルラヤの種が芽を出し成長し
見事にえむの初夏の花壇を飾ってくれました。
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えむを訪ねてくださるnippeさんとの
束の間の植物談議。とてもうれしい時間です。
花に魅せられてとりこになって
過ごす日々の幸せをわかち合えること。
ガーデナーになれたこと、とても幸せです ♡
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早咲きクレマチス満開
早咲き大輪系のクレマチスが満開です。
サイロに登る薄紫色の八重咲き
「ベル・オブ・ウォーキング」
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繊細な枝を冬季にしっかり残せると
春にはたくさんの花に出会えます。
えむでの3年目。 ダリアのような華やかさです。
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私のベスト3「ビル・ド・リヨン」
グラデーションの色合いが魅力的です。
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「ピンクファンタジー」と「レッドスター」の共演
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パティオクレマチス「セザンヌ」
濃紫色のチドリソウとの混植です。
隣りではプルンパゴ(ルリマツリ)が咲き始めています。
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ちょっと和風で品のあるたたずまい「さのの紫」
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ポールに絡まる「ニコライ・ルブツォフ」
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先日の「立山」のアップ
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まだまだたくさん・・・
明日またご紹介できたら・・・
いつも早春にいらしてくださるお客様が
「こんなにきれいな季節の来店は初めて・・・」と、
しばらく花壇を散策して帰られました。
みなさんも、花壇内の敷石の通路を歩き、
ぜひ、近くで花々に触れて、香りを感じ
ゆるやかに流れるひとときをお過ごしください。
初夏の花々
あまりに美しい初夏の景色に・・・
「見に来てください!」の一言なんです(笑)
写真撮影もブログもおぼつかない我が身が
歯がゆい思いです。
ガーデナーが一番忙しいこの時期
カメラを手に花壇に出ても
目の前の雑草たちに手が伸びて
あっという間に日が暮れて
写真を撮るタイミングを逃す毎日 (~_~;)^_^;
さてさて、開花が始まった50種類のクレマチス
株が花で覆われた姿を
徐々にお知らせしたいと思っています。
えむの目の前の山、「楯山」と言うのですが、
その名にちなんで手に入れたクレマチス「立山」
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足元にはこぼれ種で増えた「シレネ・レッドキャンピオン」
白・ピンク・濃ピンク色に咲き乱れています。
「ベロニカ・ミセスフォルト」は、薄紫と爽やかな空色
丈が低く、この時期の花壇前列をカバーしてくれます。
再びの開花を願い、まもなく切り戻しをします。
ベロニカの和名は「瑠璃虎の尾」(ルリトラノオ)
英名は「スピードウェル」
ハーブの仲間の「スピードウェル」は
涼しげなシルバーブルーの小さな花穂をたくさん立ち上げ
静かに一面に花壇に這い広がっています。
えむの花壇の雑草除けとしても、大活躍です。
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えむには数種類のベロニカがあります。
ミセスフォルトよりも少し丈が高い
「ベロニカ・クレイターレイクブルー」の
鮮やかなブルーが花壇中央で映えています。
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濃青の「アルカネット(アンチューサ)」が満開です。
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ブルーの花はたくさんあって、
木立性クレマチス「ヘンダーソニー」の
清楚な立ち姿には、趣きを感じます。
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