山下保博のドリームハウス|土プロジェクトの効果!

テーマ:山下保博|ドリームハウス

近年のマンションの特徴

近年では、人工資材を使ったコンクリート製法の家屋が多くなっています。一戸建てからマンションまで、機能的でデザイン性に優れた住宅が人気です。日本の風土や気候を考えると、湿度や台風、地震などの自然災害に強い家づくりを要望する声が多いのも現実です。

現代建築の弊害

シックハウス症候群やアトピー症などは、人工資材の影響が考えられています。壁紙やフローリング資材などの人工資材や塗料・接着剤などは年月を経て、人の体に影響を及ぼすといわれています。壁紙の代わりに火山灰からできた粘土質の土で壁を塗り替えると、アトピー症や喘息の症状が軽くなったという報告もあります。

土プロジェクトの効果

建築家の山下保博氏は、自然の土にある深呼吸パワーに着目して、呼吸する土の家づくりプロジェクトを開始しました。土の家のネーミングをドリームハウスと名づけて、土の持つ癒しパワーを取り込んだ家を紹介しています。土は、植物や森林と深い関係があります。あらゆる植物をはぐくんでいる土は、長い年月を経た植物が堆積してできています。土自体も呼吸するので、たくさんの酸素を含んでいるのでいます。森林欲が体に良い効果を発揮するのは、植物だけでなく、足もとの土からも酸素を吸収することができるからです。山下保博氏は、呼吸をして酸素をたっぷり含んでいる土の家を実現させました。人工資材や木材よりもコストを抑えることができるので、コストパフォーマンスを考えた場合、かなりお得になります。

ドリームハウスとは

土の家は、単に家づくりのコンセプトを土にするだけではなく、狭いスペースの家に広々としたリビングや屋根裏部屋を作って間取りを広くしたり、コストパフォーマンスを考えて、住宅の形考えたり、部屋数を少なくするアイデアも取り入れています。現在、使用しない部屋は、後から増築できるので、初期の段階では省くこともできます。土で作るドリームハウスプロジェクトは、住んでいる人が、自然に呼吸できる家づくりを目標にしています。
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